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原画でたどるお話

クリストファー・ロビンが、おやすみまえのおはなしを聞こうと、しずかに暖炉の前に座っているとき、父親のA.A.ミルンは、目の前の幼い男の子を見ると同時に、自分の幸せな子ども時代もふりかえっていました。これらのシンプルなお話は、遊び心たっぷりの空想から出たものですが、日常に深く根ざしたものでもありました。テーマは子ども時代、ちょっとした事件や思いちがい、仲良しとけんか、冒険と問題解決、読み書き計算を学ぶことなどでした。

はちが

「つまり、こういうことなんです。」と、プーはいった。
「風船でハチミツをとるにはね、ハチミツをとりにきたってことを、
ミツバチに知られないようにするのが、だいじなことなんです。」

――『クマのプーさん』第1章
「わたしたちが、クマのプーやミツバチとお友だちになり、さて、お話ははじまります」より

「プーがお客にいって、動きのとれなくなる話」

クリストファー・ロビンが、プーの前足をつかまえ、
ウサギがクリストファー・ロビンにつかまり、それから、
ウサギの親せき友人一同が、総出で、ウサギにつかまり、
みんなが、いっしょにひっぱりました。

――『クマのプーさん』第2章
「プーがお客にいって、動きのとれなくなるお話」より

「トラーは木にのぼらないということがわかるお話」

「ああう!」と、トラーは、
わきをとんですぎる木を見ながら、どなりました。
「気をつけろ!」と
クリストファー・ロビンがみんなにさけびました。

――『プー横丁にたった家』第4章
「トラーは木にのぼらないということがわかるお話」より

1.「ハチのやつ、なにか、うたぐってるようですよ」、『クマのプーさん』第1章、E.H.シェパード、鉛筆画、1926年、V&A所蔵 © The Shepard Trust
2.「プーを穴からひっぱり出す」、『クマのプーさん』第2章、E.H.シェパード、鉛筆画、1926年、V&A所蔵 © The Shepard Trust. Image courtesy of the Victoria and Albert Museum, London
3. 「おいでよ、トラー、やさしいよ」、『プー横丁にたった家』第4章、E.H.シェパード、鉛筆画、1928 年、V&A 所蔵 © The Shepard Trust. Image courtesy of the Victoria and Albert Museum, London

キャラクター紹介
プーと個性豊かな仲間たち

『クマのプーさん』シリーズの大きさ魅力は、ミルンが創作した主人公たちの性格描写です。どの動物も、内面は見かけよりも複雑です―― たとえば、コブタはとても利口で、字もかけますし、ノウゼンバレンという花のことも知っています。でも、親友のプーの気持ちをおもんばかって、そんなことをひけらかしたりしません。プーは食べ物のことばかりを考えている “Silly old Bear(ばっかなクマのやつ)” に見えるかもしれませんが、実は洞察力に長け、思いやりがあり、友だちの欠点に寛容で、問題が起こったときには合理的で慎重に行動します。

プー

プー
Winnie-the-Pooh

ハチミツが大好きで、礼儀正しい、仲間思いの気の優しいクマ。ご馳走に目がないために、幾度となくピンチにおちいる。「いやんなっちゃう!」が口癖。

コブタ

コブタ
Piglet

プーの親友で一番の理解者。控えめで気は小さいけれども、時々ありったけの勇気を出して仲間を助ける。ドングリが好物。

クリストファー・ロビン

クリストファー・ロビン
Christopher Robin

みんなに公平に接することができて、いつもやるべきことがわかっている森一番のしっかり者。好きなことは「なにもしないでいること」。プーを心から敬愛している。

トラー

トラー
Tigger

なぜか強気な言葉と行動で森に騒動を起こす「はねっかえり」。第 12 話で登場する新参者だが、徐々にみんなに受け入れられていく。絶対に道には迷わない。

イーヨー

イーヨー
Eeyore

人一倍心配性で悲観的な性格。たいてい損な役回りになってしまう。じめじめした「しめっ地」で一人過ごす毎日だったが、仲間たちとの交流を経て、ほんの少し前向きになっていく。

ウサギ

ウサギ
Rabbit

いつも予定があってせわしない行動派。みんなを取りまとめるのが大好きな仕切り屋でもある。たくさんの親せき友人がいる。

フクロ

フクロ
Owl

森一番の物知りで読み書きができるため、 頼りにされている。難しいことばが大好きで、いつも話が長いのが困りもの。「いげん」を大切にしている。

カンガ & ルー

カンガ & ルー
Kanga&Roo

愛情深く、面倒見の良いお母さんのカンガと、好奇心いっぱいのルー坊やの親子。カンガはいつもルーから目を離さないだけではなく、トラーの面倒も見てあげている。

© The Shepard Trust. Images courtesy of the Victoria and Albert Museum, London.

会期
2019年2月9日(土) 〜 2019年4月14日(日)
休館日
2月19日(火)、3月12日(火)
開館時間
10時 〜 18時 毎週金・土曜日は21時まで(入館は各閉館の30分前まで)
会場
Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷・東急本展横)
〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂 2-24-1 Bunkamura B1F
http://www.bunkamura.co.jp
  • JR/渋谷駅(ハチ公口)より徒歩7分
  • 東京メトロ・銀座線、京王・井の頭線/渋谷駅より徒歩7分
  • 東急・東横線、東急・田園都市線、
    東京メトロ・半蔵門線、東京メトロ・副都心線/渋谷駅(3a出口)より徒歩5分
  • 当館には専用駐車場はございません。東急本店駐車場をご利用ください。(有料)
  • 主催
    Bunkamura、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、朝日新聞社、フジテレビジョン
    協力
    ウォルト・ディズニー・ジャパン、東京子ども図書館、日本航空、岩波書店
    お問い合わせ
    03-5777-8600 (ハローダイヤル)
    会期
    2019年4月27日(土) 〜 2019年6月30日(日)
    休館日
    5月13日、20日、27日の各月曜日
    開館時間
    火〜金:10時〜20時、月土日祝:10時〜18時(入館は各閉館の30分前まで)
    会場
    あべのハルカス美術館
    〒545-6016 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階
    https://www.aham.jp/
  • 近鉄「大阪阿部野橋駅」、JR・地下鉄「天王寺駅」、阪堺上町線「天王寺駅前駅」下車すぐ。
    ※駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。
  • あべのハルカス美術館へは、シャトルエレベーター【乗り口:地下1階または2階】をご利用ください。
  • 主催
    あべのハルカス美術館、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、朝日新聞社、関西テレビ放送
    協力
    ウォルト・ディズニー・ジャパン、東京子ども図書館、日本航空、岩波書店
    お問い合わせ
    06-4399-9050 ( あべのハルカス美術館 )
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