病気を克服してのオリンピック出場を決めた池江璃花子選手。
周囲に勇気と感動を与えてくれた彼女ですが、「出来レースで内定したのではないか?」との噂があり、波紋を呼んでいますね。
もしも事実だとすれば大きな問題になりかねない話ですが、実際のところはどうなのでしょうか?
今回は、池江選手のオリンピック内定に関する疑惑について様々な角度から検証していきたいと思います!
【電通案件】池江璃花子が電通と繋がっていると話題!
まずは池江選手の噂についてから。
ツイッターのつぶやきを見てみると、池江選手が電通と繋がっているという噂がたくさん出てきます。
池江選手のマネージメント会社は電通グループ。池江選手のお兄さんは電通社員。オリンピック反対なんて言えるはずがないです。
— ゆうじ (@WbGpnGExvEKb4M3) May 26, 2021
池江選手と言い大坂選手と言い
裏でスポーツを悪用しているのではないのかと疑ってしまう
池江選手は完全に電通のヤラセだったから
スポーツに関して俺はもうスポンサーや政治家の食い物になってるとしかイメージが無い— donnma(どんま) (@donnma777) June 1, 2021
池江は擁護必要ない。
成人だ。スポンサーは電通系。お金をもらって、自分のSNSを自分の名前で使わせている。病み上がりなど自分で考えれば良い話。 https://t.co/LgmdwsCLz6— にくだいすき (@gyuhoru) May 28, 2021
池江選手も電通を通して結局グルですな。
自覚か無自覚かわからんですが、オリンピック利権という不正に広告塔として加担している。
お兄さん電通だしね。
いずれhanadaやwillにスポーツ文化人として登場するんじゃないかな?— 板橋さとし㈱リム・ランナーズ (@satosiTS) May 29, 2021
大会運営における利権の問題は避けて通れない部分であり、きれいごとだけでは済まないのも事実。
池江選手に限らず、会社に所属しているアスリートは企業の広告塔としての一面を持っているものですよね。
オリンピック大手スポンサーである電通と繋がりが指摘される池江選手。
利権問題に一枚噛んでいるという見方をされてしまっていのが現状のようです。
池江璃花子が電通と繋がっていると言われる理由は?
池江選手が電通と繋がっていると言われる理由は以下の5点。
- 池江璃花子選手のマネージメント会社が電通グループ
- オリンピック内定は出来レースでの優勝?
- 兄が電通社員
- ツイッターでの発言
- 早すぎる復帰に金のニオイ
順に見ていきましょう!
①池江璃花子のマネジメント会社が電通グループ
実は、池江選手のマネジメント会社は電通グループの「株式会社ジエブ」。
この会社は、主にスポーツイベントに企画や運営をする会社です。
そして、電通は東京オリンピックの大手スポンサーの一社。
電通の息がかかっている会社に彼女が所属しているというだけあって、東京オリンピック反対派からは厳しい目で見られているようです。
利権のために池江選手が利用されているのではないか?という声や、中には「グルなのでは?」という声もあり、厳しい見解を示していた人もい流ようです。
②オリンピック内定は出来レースでの優勝?
更に、「オリンピック選考レースは出来レースだったのでは?」という噂まで出ているようです。
池江選手応援だ!五輪開催だ!って流れを見るとなんだ、出来レースなのか。利権を得る側の人間がやってるしな。まさかコロッと騙される人がいるとしたら自分にはまさに愚集としか思えないが。
— ラプラス999 (@laplaces9) May 8, 2021
ですが、池江選手が出した選考レースの記録は57秒77。
この日のレースで日本水泳連盟の定める「リレーのバタフライ派遣標準記録(57秒92)を突破して優勝」という五輪選考基準をクリアした。
出典:日本経済新聞
女子400mメドレーリレーの派遣標準記録をクリアしての結果だけに出来レースの可能性は限りなく低いと言って良いでしょう。
では、何故このような噂が出てきてしまったのか?
要因の一つとして考えられるのが、電通へのイメージ。
ネット掲示板の一つである5ちゃんねるには以下のような投稿がありました。
彼女を利用して五輪強行だったのかね
代表選手選考レースも怪しい
そのくらい電通という二文字がインチキくさい
電通ならそれ位やるだろ
この他にも電通ならあり得るという声は多くみられ、池江選手に対する批判というよりは「電通への批判=池江選手への個人攻撃」という流れになっている感じですね。
選考レースに参加していた他の選手も夢の舞台である五輪を目指して頑張っていたわけでわざと負けるというのはあり得ない話。
池江選手が多くの人に敬遠されている電通の関係者であったこと。
それが噂の根底にあるのかもしれません。
③兄が電通社員
3点目は池江選手のお兄さんが電通に所属していること。
池江選手の兄の名前は池江毅隼さんという方。
上記の画像はビジネス特化型SNSリンクドインに掲載されていたもの。
この他、早稲田大学時代の画像もありました。
まさにスポーツマンという感じですね!
実は、池江さんのお兄さんもこの春、電通に入社しているんです。お兄さん自身、早稲田の水泳部出身の強豪選手で、新聞局に配属された。“俺が妹に水泳を教えたんだ”が自慢だとか。家族まで世話になっているので、組織委員会を仕切る電通から“お願いします”と頼まれれば、彼女が断りづらいのは想像に難くない
出典:デイリー新潮
2020年の4月から電通に入社しているという毅隼さん。
家族が電通に所属していることで電通の頼みを断りづらい状況にあるという池江選手。
こうした情報が流れたことも電通との関りが深いと言われる要因なのでしょう。
④ツイッターでの発言
白血病からの復帰を果たし、オリンピック出場を決めた池江選手。
ただ、現在はコロナ禍の真っ只中であり、開催を疑問視する声も少なくありません。
そんな中、池江選手がツイッターでつぶやいた文章が忖度発言として大きな話題を呼びました。
そのつぶやきがこちら
今このコロナ禍でオリンピックの中止を求める声が多いことは仕方なく、当然の事だと思っています。私も、他の選手もきっとオリンピックがあってもなくても、決まったことは受け入れ、やるならもちろん全力で、ないなら次に向けて、頑張るだけだと思っています。1年延期されたオリンピックは↓
— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021
期待に応えたい一心で日々の練習をしています。オリンピックについて、良いメッセージもあれば、正直、今日は非常に心を痛めたメッセージもありました。この暗い世の中をいち早く変えたい、そんな気持ちは皆さんと同じように強く持っています。ですが、それを選手個人に当てるのはとても苦しいです。↓
— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021
オリンピック出場を辞退してほしいという声が寄せられたことで自らの心境を綴ったツイートを投稿した彼女。
多くの人の共感を呼んだ一方で「大企業=電通」のやらせではないか?との見方も。
池江璃花子は、電通傘下のマネジメント会社に所属してるんだね。五輪出場辞退を求める意見に対して、あんな上手な口上を本人が考えたのは凄いな、と思っていたのだが、そうではないようだ。https://t.co/zji3gy99M6
— 渡辺輝人 🇺🇦連帯 (@nabeteru1Q78) May 8, 2021
東京オリンピックのスポンサーとして何としても開催の方向にもっていきたい電通が
- 池江選手につぶやかせた
- 社員に書かせた
という疑惑が浮上してしまったのです。
「反対と言えない」という趣旨の内容でしたので、開催の方向に進めていきたい電通を擁護しているという感じに捉えられてしまったわけですね。
文章がしっかりしていたことも一個人ではなく、企業が絡んでいると疑われる要因になってしまったようですね。
⑤早すぎる復帰に金のニオイ
最後は、復帰の時期が早すぎたこと。
デイリー新潮の記事によれば、
「いまは寛解期。完治していない以上、実戦復帰は早いかなとは思います」(医療ガバナンス研究所 上昌広理事長コメント)
出典:デイリー新潮
とコメントした上で
「水中は感染症に罹るリスクが高い。白血病治療でも、骨髄移植を受けた患者がプールに入る時期は、可能な限り遅らせた方が良いというのが常識です。骨髄内にある造血幹細胞移植を受けた池江選手にもそれなりのリスクはあるでしょう」(医療ガバナンス研究所 上昌広理事長コメント)
出典:デイリー新潮
と、専門家の視点から見ても復帰する段階にないと見解を出しています。
ただ、この早期復帰には金が関わっているという見方もあり、
香港政府の林鄭月娥行政長官は11日、定例記者会見で、東京五輪の香港でのテレビ放映権を電通から買い取る契約を結んだことを明らかにした。
出典:共同通信社
共同通信社の記事で電通が東京オリンピックの放映権を持っていたことが判明!
続けて
林鄭氏は「東京五輪がコロナ流行の関係で取り消しになった場合は全額払い戻しを受ける」としている。
出典:共同通信社
東京五輪が開催されない場合、全額払い戻しとなるとも報道されました。
つまり、オリンピックが無事に開催されれば契約通りに多額の資金が支払われ、中止となると大きな損失を被る形に。
そうなるとオリンピックを開催したい方針の電通が所属している池江選手を使い、世論操作を試みているという見方もできますね。
利権問題も重要かもしれませんが、まずは選手の安全を優先することが何よりも大事。
一時は生命の危険にさらされていた池江選手だけに周囲の都合で使いつぶすような事態にならないことを願いたいところです。
池江璃花子に励ましの声も!
コロナの影響や電通のことで厳しい意見も出ている池江選手。
ただ、彼女を応援する声も多く寄せられており、一部を紹介させていただくと
闘病中も今も池江さんのご活躍が自分のことのように嬉しく思わない日はありませんでした。
どうかお身体に気をつけて池江さんの目標を一緒に応援しております。
オリンピック内定おめでとうございます!
一ファンとして応援している声もあれば、闘病中の方に勇気を与えている様子も窺えます。
勇気と感動を観ている人に与えるというアスリートの役割の一つを見事に果たしている。
そういった捉え方もできますね!
加えて、病気で長期離脱していた中、日本水泳連盟が定める派遣標準記録をクリアするまでに仕上げてきたこと。
リスクを抱えながらも努力を続けるのは決して楽なことではありません!
様々な憶測が飛び交う池江選手ですが、並大抵の覚悟では成せない意志の強さがありました。
まとめ
以上、池江選手についてでした。
「電通と繋がっている」
それだけで批判の的になるのは流石に気の毒と言わざるを得ませんね。
結果がすべてを物語るアスリートの世界。
周囲の声を跳ね返すほどの活躍を是非、オリンピックの舞台で見せていただきたいと思います!
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