コロナウイルスの流行により一度は延期となった2020東京オリンピック。
2016年のリオデジャネイロオリンピックでオリンピック卓球史上最年少のメダリストに輝いた伊藤美誠選手は、今度の東京五輪でも代表に内定しています。
母国での躍動に期待がかかる伊藤美誠さん、今回は彼女の学歴についてご紹介します!
伊藤美誠の学歴まとめ
伊藤美誠さんの通われていた学校は、以下のようになっています!
- 小学校:磐田市立磐田北小学校
- 中学校:昇陽中学校
- 高校:昇陽高校
なお、既に高校を卒業されている伊藤美誠さんですが、大学には進学されていません。
では、学生時代のエピソードを振り返ってみましょう!
伊藤美誠は静岡県磐田北小学校卒業!
伊藤美誠さんが通われていたのは磐田北小学校!
静岡県磐田市生まれの伊藤美誠さん、小学校時代は最寄りの磐田市の市立小学校に通われていたんですね。
小学生時代からその才能を示す!
なんと2歳から卓球を始めたという伊藤美誠さん。
伊藤美誠さんのお母さんも元卓球選手で、お母さんからスパルタ教育を受けていたそうです。
そのおかげか、小学生時代から様々な大会で結果を残してきました。
2008年、全日本卓球選手権バンビの部(小学2年生以下の部門)で優勝、2010年には同大会のカブの部(小学4年生以下の部門)で優勝!
更に2011年の1月には全年齢参加可能の全日本卓球選手権にて初勝利、10歳2か月での勝利は歴代最年少記録なんです!
その後も……
- ジュニアシングルス最年少優勝記録更新
- 2012年のITTFワールドツアースペインオープンにて史上最年少のツアー本戦進出
- 世界ジュニア卓球選手権に日本史上最年少の小6で出場
- 2013年のITTFワールドツアーカタールオープンで史上最年少の表彰台
などなど、数々の最年少記録を更新しました!
変わったところでは、新井卓生さんと一分間のラリー回数180回というギネス記録も更新していますよ!
1秒あたり3回のラリー、、目が回るような速さですよね……
紛うことなき天才卓球少女だった伊藤美誠さんですが、こんな人が市立の小学校に通っていると、クラスメイトになった子供たちもびっくりですよね!
体育の授業で卓球なんてした日には、勝てる道理もありません。
伊藤美誠は卓球強豪校の大阪の昇陽中学校・高校卒業!
伊藤美誠さんが通われた中学校は昇陽中学校!
大阪府大阪市此花区にある私立学校です。
元々静岡県磐田市出身で、地元の小学校に通っていた彼女ですが、中学進学とともに大阪に引っ越します。
これは、関西卓球アカデミーを拠点としたためで、より競技に専念しやすいようにと選択されたようです。
この学校は2009年から中高一貫教育を行っており、伊藤美誠さんも中学卒業後、敷地内に併設されている昇陽高等学校に進学されています。
本校は卓球の名門校で、他には世界卓球選手権でも団体で銀メダルを獲得した経験のある森さくらさんを輩出しています。
ちなみに、お笑い芸人の海原やすよ・ともこさんも本校の卒業生ですよ!
学校全体が応援!
中学時代から活躍されていたという彼女。
思うように通学ができない彼女を、学校側はレポート提出などでサポートしていたそうです。
海外遠征や日本代表合宿も多く、授業を受けられる機会は少ないですが、試合と練習の合間に学校の課題に取り組んでいます。
また、クラスメイトや学校全体で彼女を応援してくれていて、苦しい時もそれが励みになったのだとか。
クラスメイトが勉強を教えてくれたり、授業ノートを見せてくれたりもするそうです。
中学への進学をを機に大阪へ来て6年。クラスメイトはもちろんですが、学校全体で応援してくれて、苦しい時も励みになっていました
https://www.daily.co.jp/general/2019/02/28/0012104365.shtml
また、遠征先での勉強もかなり苦慮していたようですが、母親がスマートフォンで撮影して送ってくれる教科書のページの写真を見て勉強していました。
学校と卓球の両立は大変だとは思いますが、周囲に恵まれていたことで、とてもいい環境で学校生活を送れていたようです。
昇陽校在籍時にオリンピックでメダリストに!
中学、高校生時代の伊藤美誠選手は、いよいよ一流の卓球選手としてその名を世界に知らしめていきます。
2015年の世界選手権では日本選手歴代最年少でのベスト8入りを果たし、同年のワールドツアーシングルスでは初優勝!こちらも史上最年少記録で、ギネスに登録されています!
世界ランキングでは若干14歳で最高9位に輝きます!
この時点で既に日本人選手で3番手になっているんですね。
リオデジャネイロ五輪には、福原愛選手、石川佳純選手という、名だたる日本のスター選手と共に女子団体に出場、銅メダル獲得に貢献しました。
「みうみま」コンビでダブルスでも大活躍!
伊藤美誠さんは、同年代の卓球選手、平野美宇選手との「みうみまコンビ」でも活躍してきました!
はじめてペアを組んだのは二人が五歳の時だったという、もはや幼馴染の域の二人。
みうみまのダブルスペアが誕生したのは5歳のとき。
厳しい競技の世界に身を置くライバルでありながら、共に成長してきたと自負する伊藤と平野。
引用:TheBORDERLESS
2014年のITTFワールドツアードイツオープンに出場、女子ダブルスで初優勝した際には、やはり13歳160日で優勝した伊藤美誠さんが大会史上最年少優勝を記録。
二人の年齢の合計でも史上最年少記録とりなり、ギネス記録として登録されています!
伊藤美誠さんだけでほんと、最年少記録を幾つ持っているんだという勢いですよね!
2015年に世界選手権に出場した際には、日本勢として12年ぶりの決勝進出を果たしました。
戦友でありながら、ライバルでもある二人。
2018年には全日本選手権の女子シングルス決勝で激突、この時は伊藤美誠さんに軍配が上がっています。
東京オリンピックでは女子団体のチームメイトとして、共にメダルを目指しますよ!
伊藤美誠は大学進学せず卓球に専念?
伊藤美誠さんは2019年に昇陽高校を卒業されました。
しかし、大学へは進学しなかったんですね。
中学、高校時代は海外遠征も続いた伊藤美誠さん。
学校に通えない時期も長かったそうで、これからますますそういったことも増えるだろうと予想されます。
更に高校卒業時点でオリンピックが数年後に控えているというタイミング。
オリンピックでの金メダルは伊藤美誠さんにとっての小学生からの夢でした。
卓球に集中するためにも、伊藤美誠さんは進学という道を選ばなかったんですね。
伊藤美誠さんはスターツコーポレーションに所属中
伊藤美誠さんは2013年9月からスターツコーポレーション株式会社とスポンサー契約を結んでいます。
2013年ですから、伊藤美誠さんは当時は大体12歳。
13歳にしてプロスポーツ選手だったわけです!凄いですよね!
現在も伊藤美誠さんは同企業と契約中。
そういった背景もあって、進学を選ばなかったのかもしれません。
まとめ
今回は伊藤美誠さんの学歴についてご紹介しました。
幼い頃からの夢であったオリンピックでの金メダル獲得に向け、卓球に集中し熱烈修練中の伊藤美誠選手。
母国でその夢が叶う瞬間を、是非とも見たいですね。
今年のオリンピックは伊藤美誠選手に要注目です!