開心那(ひらき・ここな)選手は若干、12歳の若さで東京オリンピック出場を決めているスケートボード女子パーク日本代表の一人。
今大会では日本人最年少選手としても注目を集めていますね。
そんな開選手、今周囲の関心を集めているのが学歴についての話。
いつ頃から頭角を現してきたのか、気になる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、開選手の学歴を中心にご紹介させていただきたいと思います!
開心那の学歴まとめ!
開選手の学歴は以下の通り。
- 小学校:苫小牧市立拓進小学校
- 中学校:苫小牧市青翔中学校
開心那選手の生まれは北海道俱知安町(くっちゃんちょう)ですが、6歳の頃に苫小牧市に家族全員で引っ越されています。
そのため、小学校・中学校は、苫小牧市内の学校。
以下の項目では開選手の小学校についてご紹介させていただきますね!
開心那は苫小牧市立拓進小学校|5歳からスケボー開始!
開選手の出身小学校は、苫小牧市立拓進小学校。
拓進小学校は、平成25年4月1日開校と比較的新しい学校。
同校の学校便りをみると、
とあります。
そのため、彼女の出身小学校は拓進小学校で間違いないでしょう。
9歳の時から頭角を現す
両親と一緒に練習場を訪れたことをきっかけに5歳からスケートボードを始めた開選手。
こちらは7歳の時の写真ですが、すでに乗りこなしていて、凄すぎますよね…!
小学校在籍時から様々な大会で活躍していました。
頭角を現し始めたのは9歳の頃に出場した18年5月開催の第2回日本選手権パーク女子で4位に入ったこと。
さらに、海外デビュー戦となる3ヶ月後のシンガポールで開催されたVANSアジアでいきなり優勝!
世界選手権でも7位の好成績を収めました。
さらに快進撃は続き、2019年、当時未完成だった大技「ノーズグラインドtoリップスライドアウト」を成功させ、日本選手権を制覇!
大舞台でも物怖じしない勝負度胸を見せてくれました。
東京五輪の予選大会となる同年6月に行われた「デューツアー(米国)」でもこの大技を決めて堂々の3位。
この試合の実況も
「10歳!10歳が今まで女子では世界で誰もやっていないトリックを見せた!」と驚愕
出典:Yahoo!Japanニュース
度肝を抜かれる高レベルの技を披露。
この時点で世界でも十分に通用するところを証明し、一気にメダル候補へ浮上!
天才少女と言われる彼女がどこまで行けるのか、注目が集まります。
開心那は苫小牧市立青翔中学校|
開選手の出身中学校は、苫小牧市立青翔中学校。
画像は開選手のインスタに挙げられていたもの。(現在は削除)
2021年現在、青翔中学校の一年生です。
上記の画像にも写っていますが、セーラー服姿が可愛いですね。
ちなみに同校の学校だよりにも、
「夏期大会で史上最年少のオリンピアン誕生」という旨の内容が書かれており、学校を挙げて応援している様子も伝わってきます。
また、青翔中学校では一年に一回「いじめ根絶集会」を開き、生徒全員がいじめについて考える機会を作ることでいじめの抑制にも力を入れているのだとか。
ちなみに、いじめで荒れているとの噂も出ていましたが、他の学校と比べて酷いというほどではなく、口コミでも不満の声はほとんどありませんでした。
よって、噂ほど荒れているわけではないようです。
中学1年生でオリンピック代表に!
中学に入学した2021年は東京オリンピックの開催年。
開選手はスケートボード女子パークの代表に選出されました!
しかも、夏季五輪最年少ということです!
ちなみに冬季は1936年冬季五輪にフィギュアスケートで出場した稲田悦子さんが最年少で、当時12歳で小学6年生だったそうですよ。
オリンピック出場に関して彼女は、自国で開催されるオリンピックで初の代表に慣れて嬉しいと率直に語っていました。
さらに、プレッシャーは感じないという頼もしいコメントまで。
緊張や不安を感じるかと問われると「感じていないです。何も」「大会の一本目は緊張するけど、一本目が終わったら全然緊張しないですね」と大人顔負けの頼もしい強心臓ぶり。
出典:FNNプライムオンライン
さすがすぎます…!
最年少とはいえ、攻めの姿勢も崩さない彼女は、立派な日本代表ですよね!
中学に入学したばかりに加えてコロナの影響もあり、中学生時代のエピソードもほとんどない状態ですが、母校に明るい話題をもたらせるように頑張ってほしいと思います。
指導者がいない?
開選手は、特定のコーチがいないんだとか。
現在は放課後に1日3~5時間、同市や札幌市で練習を積む。指導者はいない。先輩ボーダーを手本に新技を覚え技術を磨いている。
出典:日刊スポーツ
一般的に大きな大会へ出場するような選手には専門のコーチがいるものですが、開選手は指導者なしの独力でここまで来ました。
ちなみに、スケーターの方は結構指導者がいなかったりするようです!
東京五輪で金メダルを獲った堀米雄斗選手も、SNSでトリックを見て実践していたということですから驚きです!
開選手は、北海道北区にある「HOT BOWL skate park」で練習を積み、先輩プロスケーターを手本にしながら己の技に組み込んできました。
母の美奈子さんも練習姿を撮影する等、協力してくれているようですが、チェックしてテクニックを磨くのは開選手自身。
自ら考え、正答を導き出すという難しい問題を天性のセンスと好きなことに一生懸命になれる性格で乗り越えてきたようです。
一人でこの完成度というのは年齢を踏まえても本当に驚きですよね!
ちなみに、開選手の課題とされているのが「エアー」。
エアーというのは空中技の通称です。
グラインド(トリックをカーブやパイプなどに引っ掛けて滑るテクニック)はすでに一流の域のため、そのテクニックと、高さのあるエアーを組み合わせることが大事なのだとか。
東京五輪では、そのあたりも注目ですね!
まとめ
今回は、開選手の学歴を中心にご紹介させていただきました。
小学校在籍時からすでに世界を経験しており、才能はもちろん、国際経験も豊富な開選手。
13歳の西矢椛選手がスケートボードストリートで金メダルを獲得したばかりですし、開選手の活躍にも期待ですね!