京都大学の元教授、林愛明（りん・あいみん）氏は、熊本地震に関する論文で改竄などの不正が発覚。
これを受けて2020年に辞職されています。
今回は、林愛明元教授の不正内容や経歴などをまとめました。
京都大学の林愛明元教授が論文を改ざんする不正で辞職
https://news.yahoo.co.jp/今回不正が発覚したのは、2017年から2018年に英科学誌などに発表した、熊本地震で現れた断層や亀裂を解析した論文4本。
この不正は、2019年4月に通報を受けて、調査を行ったもの。
地図上で亀裂の位置を示した点の集まりを大量にコピー・アンド・ペーストしたり、棒グラフの形を書き換えたりするなどの捏造や改ざんが、4本で計37カ所あった。
阿蘇カルデラの中に活断層があるという自らの主張を後押しするため、断層や亀裂が現れた場所の数を水増ししたり、カルデラの範囲を実際よりも大きくしたりしていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d73d36e917b0c2edd61b7ff64cb7fd337c3333d
また、以前2016年に発表した別の熊本地震関連の論文にも研究不正があり、
2019年に停職1年の懲戒処分を受けた後、2020年に京都大学を退職していました。
退職後はどうなった？
京都大学は、これらの不正に関し、林元教授に論文の撤回を勧告していますが、これまでに反応はないとのことです。
そのため、もしかすると、すでに中国へ帰国している可能性もありますね。
ネットの声
林愛明
(りん·あいめい)って
中国人出身の元京大教授が不正論文出しまくってたらしい？
京大の恥！でしかない😅— Mrs.crazyr1ch (@Mrscrazyr1ch) September 29, 2021
林愛明教授の論文懲戒処分も含めて、なんかへんだな京都大学。
— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) September 19, 2019
大学教授とは名ばかりで、低レベルな連中もだいぶ増えてるんだろうな。
大事。
学問の自由の名の元に研究室内部が治外法権のようなことを改めないとこの国の
学問レベルが下がるだけ。
京都大学の林愛明元教授の経歴wikiプロフィール
https://sciencecafe.eshizuoka.jp/e1387723.html- 名前：林愛明（りん・あいみん）
- 生年月日： 1958年12月（2021年9月時点62歳）
- 出身地：中国福建省福清市
- 国籍：日本
- 学歴：南京大学、東京大学大学院
- 研究分野：地震地質学、構造地質学、活構造：活断層、変動地形、地表地震断層：大地震の断層破壊メカニズム、 地震断層の物性：脆性〜塑性変形の震源断層岩
中国福建省出身の中国人！
林愛明（りん・あいみん）という名前の通り、彼は中国出身。
中国の文化大革命末期の上山下郷運動により、農村に下放され３年半に渡って、農作業と農村生活を経験したそうです。
1978年に中国全国大学統一入学試験を受けて、南京大学地質学系に入学。
1982年に卒後後、中国国家地震局福建省地震局に勤めます。
日本に留学し日本の教授へ
その後、1986年1月に日本に留学し、東京大学大学院にて修士・博士課程を修了、理学修士・博士学位を取得。
- 神戸大学
- 静岡大学創造科学技術大学院
- プリンストン大学
- 京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻
で教授として活躍していました。
結婚した嫁や子供はいる？
2021年9月現在62歳ですし、奥さんやお子さん、もしかするとお孫さんまでいる可能性もあります。
しかし、今のところ彼がSNSをやっていないようですし、不明です。
こちらは判明次第、追記したいと思います。
林愛明の評判は？
SNSではお知り合いの方がおられるようでしたが、「割りに親しい人」とのことでした。
数年前に静大から移った先生で、活断層の専門家。同時期に学科長をしてましたので、割に親しい人でした…
— モト@FullyVaccinated (@29silicon) July 24, 2019
ただ、「不正するのは納得」といった声もありました。
京大でそんな不正する人おらんやろと思ったか、やらかしたのが林愛明と聞いて納得。
まあ、あの人に騙されて採用した京大のミスではある。— Andy (@atsuo_ozaki) May 3, 2019
人当たりはいいがやることはやる
みたいな感じの方なのでしょうか。。
まとめ
今回は、論文の改竄というあってはならない不正を行なった林元教授についてまとめました。
京都大学の教授をされていたという立派な方が、まさか論文の改竄をするとは…。
驚きを隠せませんね。
現在は京都大学を退職されているということですが、中国に帰られているのでしょうか。
