スマホのアプリ「CapCut」とは、3D加工が出来る動画編集アプリ。
とても面白いとバズっているのですが、気になるのがその”利用規約”。
恐ろしいことに著作権は皆無なようで、なかなか危険では?との声もあるんですね。
今回は、話題の「CapCut」の利用規約や安全性について見ていきたいと思います。
3D画像加工が出来る動画編集アプリ「CapCut」
「CapCut」は、中国のアプリで、TikTokの運営会社ByteDance(バイトダンス)が運営しています。
このアプリは、アメリカのApple Storeでランキング1位にも輝きました。
「CapCut」は、動画編集アプリで、有料級の機能を無料で使えるのがポイント。
- 広告表示もなく、全ての機能が無料利用可
- オーディオ、ステッカー、エフェクト。フィルターなど有料級に種類が豊富
- ロゴも無料で消せる
- 3D加工も可能
- アニメ加工も可能
しかし…
これだけ多くの機能があるのに、全て無料だなんて…
そう、裏はあるのです。
本当に無料ほど怖いものはありません。
次に、CapCutの利用規約について見ていきたいと思います。
CapCut利用規約がエグい?著作権はなくなるって本当?
では、問題のCapCutの利用規約について見ていきたいと思います。
長すぎるので要約しますと…
- アップロードされたイラストや写真はフリー素材
→グッズ化されても何も言えない
→CapCut側も好きに利用するし利益もあげる - このアプリだけではなく今後でてくるサービスにも適用される
- 個人情報漏洩の可能性も
- 音楽素材は商用利用したら訴えられる可能性
うーん、、これはなんともな利用規約ですね。。
CapCutで加工された動画カッコいいけど利用規約に「作品を無断使用されても全部許せよ」って書いてあるらしい。
— ミスター☆シンク@ディバゲ(ディバ零管理人) (@kO26qM96NwAHhem) October 3, 2021
#CapCut これの利用規約が話題だが
これの1番最悪なケースは
「一般の方が自分の趣味のために好きなイラストレーターさんのイラストで試しに使ってみる」だと思うんですよね。— @✄ ∥ -at mark-✄👟 (@_knsbSTHH) October 3, 2021
フォロワーさんの注意喚起ツイートを見て思い出したんですけど、capcutの利用規約は以前にも話題になってましたね…
商用利用禁止なので、企業公式さんなどは特に安易に流行りに乗らないよう気を付けねばです。
— ありしろ雑貨店Yahoo!店🕊 10/5まで🎁キャンペーン開催中 (@Arishiro_goods) October 3, 2021
話題のCapCut利用規約読んだのだけど、これ二次創作とか自分が著作権を持ってないイラストを使用しちゃダメですよ。
— へびすけ (@hebiske) October 3, 2021
この流行速度を見てると、CapCut で編集したショートクリップを収益化onにしてYouTubeに載せて怒られる人が出てきたりしそう。
(非営利のみ、みたいな使途に対してかなり厳しめの利用規約があります)— izm (@izm) October 3, 2021
Twitterにも同じような規約が存在
しかし、Twitterなどの利用規約を見てみても、同じような文言が。
要するに、Twitterに投稿した内容は、Twitter側が何にでも使えるよ〜ということなんですね。
そのため、このようなアプリを使うには
「きちんと利用規約を理解した上で使いましょう」
ということなのでしょうね。
「中国アプリ」自体にも危険が?
前述の通り、CapCutの運営会社のバイトダンスは、TikTokを運営しています。
過去には、他アプリで入力された文字の内容をリアルタイムで読み込んでいることが発覚し、問題になったことも。
これを受けて、2020年8月にはアメリカ内でTikTokの利用が禁止されました。
他にも、個人的な会話を傍受したりインターネット閲覧履歴を監視していいる例もあるため、
情報漏洩の危険性は一定存在するということを理解しておかなければなりませんね。
まとめ
今回は、CapCutの利用規約を見ていきました。
自身のイラストや画像を無断使用しても文句は言えない、ということで
イラストレーターの方などは要注意かもしれません。
アプリ自体は、とても魅力な機能万歳ではあると思いますので、
「そういったことは気にしない」
という方が使うといいのかもしれませんね。