2021年10月21日、山形県鶴岡市が職員に対し、忘年会、新年会について、積極的に参加をするよう文書を出したことが判明しました。
コロナ禍で冷え込んだ飲食業界の消費を喚起しようという狙いとのことですが、感染拡大への懸念から批判が殺到しているようです。
今回は、この文書を出した経緯や出したとされる総務部長についてまとめました。
山形県鶴岡市が職員に忘年会・新年会を推奨
山形県鶴岡市は、2021年10月15日、市職員に対する「飲酒を伴う会食・会合」の自粛を取りやめ。
一転して参加を呼びかける文書を総務部長名から発表されました。
「長引く飲食の自粛が地域経済に及ぼす影響を鑑み、市内飲食店への支援及び消費喚起による経済の回復のため」として、
感染対策を実施した上で、「飲酒を伴う会食・会合」の実施や参加を呼びかけている。マスク着用やコロナ対策店の利用、2時間以内の会合といった感染対策を求める一方で、人数制限への設定はなく、忘年会・新年会は「積極的に行うこと」とした。
文書では「感染リスクを常に意識するとともに、市民サービスを支える公務員の自覚のもと、市職員としてふさわしい行動に努めてください」と結んだ。
Yahoo!ニュースより引用
ネットの声
軽めのパワハラ感もある。
いずれにせよ、危機管理する側から呼びかけることに違和感が拭えない。
飲みたい人と飲みたいタイミング合わせて各自で行けば良いのでは?忘年会、新年会の強制がウザいです。
鶴岡市で感染者が増えたらどうするんだろう?
また出歩くなって緊急事態宣言するの?
経済を回すことは大事だが人数制限なしの宴会とかではなく、まずは友人家族の飲食でよろしいのでは。
時代錯誤のお上意識は改めるべきだ。
しかも行政が
忘年会も新年会もこぞってする必要ないと思う。
普通に気の合う人と勝手にするものでしょう
山形県鶴岡市「会食心得」を発表した総務部長は高橋健彦?
今回、「会食心得」の文書を発表したのは、総務部長。
(もちろん、さらに上の方々からのお達しを総務部長名義で出したことは想像に難くありません。)
山形県鶴岡市の総務部長2021年3月の内示では、佐藤光治さんが総務部長になったとの記事がありました。
主な人事では、退任する三科武病院事業管理者の後任に、久留米大附属病院(福岡県)の八木実氏を選任。
総務部長には佐藤光治荘内病院事務部長、上下水道部長には高坂信司建設部調整監、櫛引庁舎支所長に早坂進危機管理監が起用された。http://www.shonai-nippo.co.jp/cgi/ad/day.cgi?p=2021:03:25
流石に、市役所の部長ということで、経歴やプロフィールなどの詳細はありませんでした。
ネットで公開されている情報をまとめると以下の通り。
- 平成25年:温海庁舎 産業課 主幹
- 平成29年:鶴岡市企画部地域振興課長
- 平成30年:企画部 企画部次長(兼)政策企画課長
- 令和2年:庄内病院 事務部長
- 令和3年:総務部 部長
これ以上のことは今のところ不明となっています。
まとめ
コロナ対策から一転、会食の推進を進める文書が出たことについては、批判的に声が多く上がっていました。
もちろん感染に注意しながらではありますし、経済を回すためというのはわかりますが、みなさんが仰るように、そこで感染拡大した場合。。
この文書が出たことへの批判はさらに広がることでしょう。