「M-1グランプリ」2021年大会のファイナリストに選ばれた”若手”コンビ・錦鯉。
2020年の決勝進出を機に、現在は大きく躍進を果たしていますよね!
50歳前後という年齢で1番体をはる芸風。
今回は、御年50歳となる「錦鯉」のボケ担当、長谷川雅紀さんについて紹介します。
今では容貌からしてすっかり面白おじさんの長谷川さんですが、昔はイケメンだったようなんです…!
【画像】錦鯉・長谷川雅紀の若い頃やホスト時代がイケメン!
長谷川さんは、錦鯉のボケ担当で、体を張る芸風が特徴。
土の中に埋まったりしていて、よくやるなあ…なんて見ていましたが。。
若い頃はイケメンと話題なんです!
長谷川さんは北海道北広島西高等学校を卒業後、北海道造形デザイン専門学校に入学されます。
しかし専門学校を半年で中退!
お笑い芸人となられたのは、丁度札幌吉本が出来た23歳の頃。
専門学校中退から芸人転身までの数年間はフリーターをされていたそうです。
具体的にどのような仕事をされていたのか調べてみるとそれは意外なものでした。
ホストをやっていた
錦鯉・長谷川さんはなんとホストをやっていたそうなんです。
今の姿からはちょっと想像つかないですよね。
では当時の画像をご覧ください。
こちらが20代の長谷川さんの写真。
髪はフッサフサ!歯も真っ白で綺麗に揃っているようですし……
お顔もなんだか、イケメンな気がしますね!
他の写真を見ても、やはり今の長谷川さんとは似ても似つかない様子。
ただ、ホスト時代のエピソードからは今の長谷川さんを思わせるはなしも。
なんでも、まだ芸人をやる前で、全然世間が分からないためにお酒飲んで、女の子と喋ってお金もらえるなんて、楽なバイトだと思って始めたんだとか。
「後輩のキヨシっていうのがかっこいいなと思い、店長がじゃあ『マツモトキヨシでいいじゃん』と勝手に決められてしまい「名刺配るたびにスベっていた」とか。
ホストといえば、少しギラギラした、夜遊びにも慣れたお兄さんたちが働いているイメージ。
しかし、長谷川さんは当時女性経験もゼロで、女のお客さんとうまくお話できなかったそうなんです。
若い頃も今と同じような素朴な優しい印象の人物だったのでしょうか?
さらに当時の源氏名が「マツモトキヨシ」!
店長に決められたというエピソードといい、やっぱり面白キャラだったのかもしれないですね!
お笑い芸人の道に
その後長谷川さんはお笑い芸人となります。
札幌吉本一期生であった長谷川さんは、お笑いコンビ「マッサジル」を結成し、活動されました。
相方は、高校からの友人の久保田昌樹さん。
実はこのコンビ、割と活動期間が長いんです。
1994年に結成し2000年に解散、その後2002年に再結成して2011年まで活動されています。
再結成後は上京しており、所属事務所も上京当初はフリー、その後2004年に立ち上がったソニーの「SMA NEET Project」へと変わっています。
マッサジルで活動していない間は、錦鯉結成まで長谷川さんはピンで活動されていました。
マッサジルの画像の下の画像は恐らく一度目の解散後の2001年頃にピンで活動されていたときのものでしょう。
当時でおよそ30歳という年齢ですが、爽やかさは感じさせつつも大きな目などからは今の長谷川さんの面影もありますよね!
「マッサジル」の相方・久保田昌樹は病気で亡くなる…
マッサジル時代の相方・久保田昌樹さんは、2018年8月9日に46歳の若さで亡くなられています。
死因は公表されていませんが、病気で入院されていたようです。
錦鯉・長谷川雅紀の奥歯がなくなった理由は?
そして、時を経て現在の長谷川さん。
頭を覆う髪は綺麗になくなっており、おまけに奥歯が8本無いという状態。
食べ物の咀嚼もままならず、丸吞みしているなんて話も。
何がどうしてこうなってしまったんでしょう……
理由をつけるとするならば、「虫歯」と「貧乏」。
お金がなく虫歯を放置していたら、歯医者に部分入れ歯にするしかないと言われ、歯を抜いたら面倒くさくなって
引用:ABEMA TIMES
適切な処置をしなかったために弱っていった歯が、正に舞台中に抜けてしまったこともあったそうですよ!
後から聞くと笑い話ですが、お客さんからするとトラウマものでは……
芸歴25年、貧乏芸人長谷川さんの苦悩
札幌吉本時代の長谷川さんはバイトもしておらず、極貧生活を送られていたそう。
親にも友達にも既にお金を借りており、そんな状態で携帯電話のお金を払わないといけなくなった長谷川さんは弟のデスクトップパソコンを勝手に売っちゃったんですって!
当時、長谷川さんの弟は「なんでそんなこと勝手にするの?」「泥棒!」と激怒。
長谷川は土下座して謝ったが、「出てけ!」と蹴飛ばされ、実家を追い出されたとか。。
「忘れもしない、その日雨降ってましたからね!」
と番組で語る長谷川さんに、出演者からは「なんで被害者のテンション?」とツッコミが飛びました(笑)
結局、親からお金を借りて質屋からPCを取り返し、無事に実家に戻れることになったそうです。
弟に家を追い出されるって……兄の面子もあったもんじゃないですね……
一方で、東京に出てきてからの長谷川さんは超バイト民。
2011年時点で週5日の深夜バイトを10年続けていたそうです。
昨年M-1決勝に初出場した時点でも勿論アルバイトはしており、当時の漫才のつかみでは「バイトはじめて30年だよ!」と話されたり。
アルバイトとして水道料金の徴収をしている長谷川と、市場で野菜の仕分け作業をしている渡辺は、いまだに“脱バイト”していないことを告白。「まだ、バイトの籍は置いています。(芸能界は)何が起こるか、分からないので」と長谷川は本気で語った。
引用:日刊スポーツ
芸能界に長年身を置き、なかなか芽を出すことが出来なかった長谷川さんは、ブレイクを果たした後もバイトの籍をすぐに抜くことができず……
こういったところからも「苦労されてきたんだな」というのが伝わってきますよね。
容姿の変化や歯の劣化も、長年にわたる苦労による精神的な影響と、貧乏により体のケアができないことからくる健康面での影響からきたものなのかもしれません。
まとめ
今回は錦鯉、長谷川さんについての紹介でした。
2020年のM-1グランプリで絶大なインパクトを残し、以降一年、錦鯉は大きく躍進しました!
正しく売れっ子なわけですが……そうなると芸風にも影響が出てくるもの。
例えば、これまで武器にしてきた貧乏ネタも使いにくくなったことでしょう。
それでも錦鯉は、上がったハードルをものともせず今年もM-1グランプリ決勝の舞台に帰ってきました!
二度目のM-1グランプリ決勝の舞台で錦鯉の二人がどのようなネタをされるのか、要注目ですよね。
では最後まで読んでいただきありがとうございました。