前検察総長であり、先日の世論調査で次期大統領候補筆頭と報道される等、その動向が注目されている尹錫悦(ユンソクヨル)氏。
ついに2022年3月10日、韓国大統領選で当選し大統領に。
今回はそんな尹錫悦氏のプロフィールや美人経営者と言われている嫁さんの情報、子供がいるのかどうか、ご家族についてみていきたいと思います!
尹錫悦(ユンソクヨル)と嫁・金建希(キムゴンヒ)の馴れ初めや子供は?
2012年に結婚したお2人。
12歳差の年の差カップルでした。
お二人の間に子供はいないとのこと。
高齢で子供ができた事例もありはするものの、若い人に比べて可能性が低くなるのも事実。
晩婚であったこともあり、年齢的に子供を授かるのは難しかったのかもしれません。
出会いのきっかけは諸説あるそう。
- キムさんが2010年のソウル大学経営専門大学院経営学科を専攻していた頃に、知人の紹介で出会う
- ユン氏の友人が開いた食事会に、キムさんも参加
- 知人のお坊さんからの紹介
それでは、奥さんのキムさんについて詳しくみていきましょう。
尹錫悦(ユンソギョル)の嫁・キムゴンヒは美人経営者!
意志を貫く力強さと実行力の高さから国民の支持を集めるユン・ソクヨル氏。
その伴侶であるキム・ゴンヒさんも美人経営者として注目を集めています。
右側に映っているのがキム・ゴンヒさん。
- 名前:金建希(キム・ゴンヒ)
- 国籍:韓国
- 生年月日:1972年9月2日
- 年齢:49歳(2022年2月現在)
- 学歴:京畿大学の絵画科
淑明女子大学教育大学院の美術教育修士を取得
ソウル大経営大学院の西洋画専攻
国民大学テクノデザイン専門大学院のデザイン学博士 - 職業:『コバナコンテンツ』の代表取締役、画家
2008年に、「キム・ミョンシン」から「キム・ゴンヒ」に改名しています。
噂にたがわぬ美貌の持ち主と言って良いでしょう。
キムさんは、1996年に京畿大学の絵画科を卒業。
日本でも個展を開くなど、画家としても活躍されています。
1999年に淑明女子大学教育大学院の美術教育修士を取得。
2007年に水原女子大学の広告映像科の教授として1年在職。
2008年に国民大学テクノデザイン専門大学院のデザイン学博士を修了しています。
同年、文化・芸術コンテンツを制作・投資する会社『コバナコンテンツ』を設立。
- カルティエコレクション展
- ゴッホの展覧会
- ゴーギャンの展覧会
など、やり手の女社長としても知られています。
2012年には、ソウル大学経営専門大学院経営学科の経営専門修士を取得。
2013年には、韓国ポリテック大学で非常勤講師と兼任教員を務め、会社の経営、そして講師を兼任しました。
画家としての実力は素晴らしいもので、日本でも個展を開くほど。
嫁の資産額がすごい!
このように、キムさんは展示企画会社を運営するエリート。
60億ウォンを超えるとされるユン氏が持つ財産の内、49億ウォン、実に9割近くを稼いでいるという情報もありました。
1億ウォンが約1,000万円なので、49億ウォンというと
4億9,000万円の資産がある計算になりますね。
この話が事実であると仮定するなら、ユン氏が強気に出られる背景には奥さんの資金力も少なからず影響しているのかもしれませんね。
実家が金持ち?
ちなみに、キムさんの母親は、私文書偽造および偽造文書の行使、不動産実名法違反の疑いで起訴されていたことが判明しています。
チェ氏は2013年4~10月にかけて、京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)の土地を購入する際、共犯者(59)と共謀し、銀行に347億ウォン(約34億円)を預けたかのように残高証明書を偽造した疑いで起訴された。
また、土地を買い入れる際、共犯者の娘婿などの名義で契約して登記した疑いも持たれている。https://sportsseoulweb.jp/society_topic/id=41143
この件で検察は12月2日、チェ氏に懲役1年、共犯者に懲役6カ月を求刑。
さらに、チェ氏はこの事件のほかにも、療養病院の不法開設と療養給与の不正受給の疑いでも起訴されています。
実家がお金持ちかは不明ですが、キムさんの母親はいずれも金にまつわる事件を起こしていることがわかります。
尹錫悦(ユンソクヨル)の嫁・キムゴンヒに学歴・経歴詐称疑惑!
そんなすごい経歴を持つキムさんですが、大統領選に2つの学歴詐称疑惑も発覚。
- 当時存在しない場所で働いていた?
- 偽の受賞経歴
- 偽の肩書き
- 株価操作疑惑
当時存在しない場所で働いていた?
2007年、水原女子大学の広告映像科教授として在職していましたが、その際に提出した教授用紙願書に虚偽の経歴と偽の受賞記録を記載していました。
経歴の項目には、2002年3月から3年間、韓国ゲーム産業協会・企画チーム・企画理事を務めていたと書かれていたそうです。
しかし、同協会は2004年6月に設立されています。
つまり、設立前に勤務していたということ。
さらに、記載された「企画理事」という肩書きは、当時も今も存在しない肩書きだったのです!
当時の在職証明書を発行したとされる部署長は、「(キム氏を)私は見たことがない。社外理事か何かは知らないが、内部では見たことがない」と話しているそう。
『YTN』側はこれについて、「(当時の資料がなく)キム氏の在職証明書が、協会設立以前の日付で発行された経緯は確認できない。ただし、確実なのは“企画チーム”と“企画理事”というポストは存在しないということだ」と説明した。
https://sportsseoulweb.jp/society_topic/id=40455
ちなみに、キムさんはこの経歴で採用され、2007年から1年近く在職していました。
偽の受賞経歴
さらに、キムさんの願書には、2004年8月にソウル国際漫画アニメーションフェスティバルで大賞を受賞したと記載。
しかし、主催側の結果、彼女の名前で応募された出品作品自体がありませんでした。
ソウル国際漫画アニメーションの関係者は、「今年のような場合も、監督が複数人で出品する場合は、監督の名前が次から次へと入ってくる。10何人も。しかし、今回の件については名前を見つけることができない」と述べた。
https://sportsseoulweb.jp/society_topic/id=40455
他にも、2004年に韓国アニメーション大賞特別賞を受賞したとのこと。
これは個人ではなく、出品業者が受賞対象なのだが、出品業者が製作を終えたあと、会社の取締役として在職したため、キムさんの役割は実質なかったとされています。
さらに、2006年度の受賞についても、キム氏がまるで1人で受賞したかのように書けれていたそう。
偽の肩書き
他にも、国民大学に提出した2014年1学期の教員任用の志願書に、ソウル大学経営学科で修士を取得し、韓国ポリテック大学で副教授を務めたと記載。
確かに、キムさんは2012年にソウル大学経営専門大学院経営学科の経営専門修士を取得しています。
しかし、韓国ポリテック大学では副教授ではなく非常勤講師として在職していました。
非常勤講師であるにも関わらず、「副教授」という虚偽の肩書きを掲載したことになります。
株価操作疑惑
経歴や学歴だけでなはく、株価操作疑惑も。
実はキムさんは、過去にドイツモーターズ取締役を務めていたことが判明しています。
当初、キムさんはドイツ・モーターズの株価取引口座は一つだけだと主張していましたが、実際に株価操作に動員されたキムさんの口座は計6口座。
検察がドイツ・モーターズの株価操作が行われたと特定した2009年12月から2012年12月までの計3年間、キムさんは該当の株取引を続けていました。
すでにキムさんの口座で怪しい取引をした状況が確認されているそうです。
「検察の控訴状を分析した報道によると、金夫人は株価操作に動員された口座主91人のうち、最も多くの口座を利用した人物の1人だった。買収金額では4位、売却金額では3位に入るほど中核的な役割を果たしたことも既に明らかになっている」と述べた。
続いて「株価操作に加担した程度を考えれば、今明らかになっただけでも『株価操作の中心』といっても過言ではない。
株価操作は個人投資家の膏血(こうけつ)を吸い取り、株式市場の公正性と信頼性を害する重大な不法行為だ」と述べた。Yahoo!ニュースより引用
これらの数々の疑惑の中で、キムさんは、
経歴詐称について、
「信じられないかも知れないが、覚えていない。正確な経緯を確認している」
「際立たせようとした意欲だ。それも罪なら罪」
など、曖昧な返答をしているようです。
尹錫悦(ユンソクヨル)の経歴プロフィール
最後に尹錫悦さんのプロフィールも。
- 尹錫悦(ユン・ソクヨル)
- 生年月日:1960年12月18日(2021年4月現在60歳)
- 出身:ソウル特別市
- 学歴:ソウル大学大学院法学部
- 職業:元弁護士
- 家族:妻 キム・ゴンヒ(46歳)
尹錫悦氏は1991年に司法試験に合格。
その後の経歴は以下の通り。
- 1994年:テグ地方検察庁の検事に就任。
- 2013年:大統領選挙に韓国情報機関が介入した疑惑を捜査(パク・ウネ政権時)。
- 同年:ネット上に野党陣営を中傷する書き込みがあるのを見つけ、上層部の反対を押し切り職員を逮捕。
その責任を負う形で地方に左遷、平検事に降格処分を受ける。 - 2016年:チェ・スンシル被告捜査の特別検察官チーム長に抜擢。
- 2017年:ソウル中央地検長に就任。
- 2019年:検事総長に就任。
2013年には韓国情報機関の選挙介入疑惑を調査し、当時不正に関わっていたとされる職員を逮捕。
一度はその責任を取る形で地方に左遷、降格となってしまうものの、
2016年のチェ・スンシル被告捜査の折、第一線に復帰。
パク・ウネ、チェ・スンシル両名を起訴に持ち込んだ功績を認められ、
2017年にはソウル中央地検長に就任しました。
2019年には検事総長にまで上り詰めていますね。
検事総長の指名理由について大統領府報道官は次のように述べています。
「卓越した指導力と改革意志で国政介入や積弊清算捜査を成功に導いた」
引用:産経新聞
当たり前ですが、大統領を起訴するというのは誰にでもできることではありません。
指導力の高さはもちろんのこととして、誰を相手にしても引かない意志力。
それがユン・ソクヨルという人の魅力と言えるのではないでしょうか?
また、多くのエリートを輩出しているソウル大学出身でありながら、左遷や降格を経験する等。
苦労人であることも国民の人気が高い理由なのかもしれませんね。
まとめ
以上、ユン・ソクヨル氏についてでした。
波乱万丈と言っても過言ではない人生を送ってきたユン氏。
大統領となりましたが、奥さんの疑惑は晴れておらず、、まだまだ波乱の人生は続きそうですね。