山口県阿武町の誤送金事件で、田口翔容疑者は全額を「ネットカジノに使った」と供述しています。
そんな中、3つの決済代行業者のうちの1社が3,500万円もの金額を阿武町に返金したと報道されました。
今回は、返金した決済代行業者について、そして、なぜ今になって返金されたのか調査しました。
田口翔|ネットカジノ決済代行業者から阿武町に3500万が返金される
山口県阿武町の誤送金事件。
田口翔容疑者は、阿武町から振り込まれた国の臨時特別給付金4630万円について、誤って入金されたと知りながら、
オンライン決済サービスで自分の口座から決済代行業者の口座にこのうちの400万円を振り替えたとして、電子計算機使用詐欺の疑いが持たれています。
田口容疑者は、「金はオンラインカジノで使った」と供述。
その際、3つの決済代行業者に繰り返し出金していたことがわかっています。
逮捕後の5月20日、このうち1つの業者から、3,500万円余りが町の口座に返還されたことが判明。
田口容疑者はこの業者に27回にわたって出金していたそうですが、返還されたのはその全額にあたるということです。
国際送金など、電子決済サービスを行う会社。
通常、ネットカジノ賭博が違法である日本では、銀行、カードから直接入金することができないので、これらカジノ決済会社を挟む必要がある。
ネットの声
今回の報道を受けて、多くの疑問が生まれているみたいですね。
予定通り5100万円を請求するのか、それとも返還金額との差額を基準に請求するのか気になる
返還は決済代行業者の善意でしかないから、男が4630万円を浪費したことに間違いはないし
— 山田イルミナティ (@k13009090105) May 23, 2022
決済代行業者から戻ってくるって事は
「使ってた」ってのは嘘?
そんな直ぐばれる嘘
弁護士も伴ってやる?
謎やけど
良かったわ。— 💙🍊くろ猫どらっちฅ(^^ฅ)💉💉🌍💛 (@transit_london) May 23, 2022
阿武町の件、決済代行業者から返還ってことは、カジノの運営業者から『容疑者のアカウントに残ってた3,500万円相当のカジノ通貨』を現金にして町に『返還』したってこと?それとも、代行業者が肩代わりして町に返しただけ?
— flatsoil (@flatsoil) May 23, 2022
4,630万円着服君、決済代行業者から阿武町に3,500万円近くの返金があったってことは、とりあえず全額スッたってのは嘘だったってことね。
— こちら静岡/セレーソ・バリエンテ (@kochirashizuoka) May 23, 2022
ネットカジノ決済代行業者はどこ?3500万をなぜ返金したのか
今回の件について、町は
「コメントは差し控えたい」
詳細を伏せている状態です。
そのため特定することは難しい状況。
しかし、ネットでは予想をしている方もいらっしゃいました。
田口容疑者の出納記録を見ると、決済代行業者は以下の3社でした。
- A社(カジノ): 3500万(27回)
- L社(カジノ): 300万(1回)
- M社(カジノ): 400万(1回)
3,500万円の返金があるため、「A社」が返金してきたことは間違い無いでしょう。
オンラインカジノに詳しい人の中では、
- L社はレオベガス
- M社はミスティーノ
- A社はアロハシャーク?
という意見が。
これが本当であれば、今回返金してきた会社は「アロハシャーク」ということになりますが、、
マイナーすぎるという意見もあり、実際はどこなのか特定までには至りませんでした。
なぜ決済代行業者が返金してきたのか?
決済代行業者にとっては、このお金は田口容疑者が入金してきたお金であって、返金する義務もないように見えます。
そのため、
- マネロンだった可能性
- (ネットトカジノは違法のため)決済代行業者にガサ入れされるのを防ぐため
- 決済代行業者から金銭移動が完了していなかった
などなど、いろいろな憶測が出ている状況なんですね。
マネロンだった可能性
ネットカジノ決済代行業者を挟んだマネロン疑惑やな。
— ちんやん@してやんよ (@makochin_23) May 23, 2022
今朝のニュースによると決済代行業者から町へ直接3500万返還されたそうで
使い切ったのは嘘で、マネロンしようと隠していた説がw— あぎ㌧【令和最新版】 (@ttn_agiton) May 23, 2022
この意見が一番多いでしょうか。
田口容疑者は、カジノに使ったわけではなく、実際はお金を隠していたのでは?ということですね。
さらに、決済代行業者もグル説があるんです。
そもそも、決済業者はドル建てが基本なのだそう。
しかし、いきなり日本の銀行から大きな金額を送金することは不可能なのだとか。
為替相場を考えて、それぞれ1万ドルずつ入金していると思われますが、カジノ決済会社もロンダリングを防止するため、いきなり日本の銀行から、それほどの大金を送金することは不可能です。
田口容疑者が誤振込があった以前からカジノ決済会社に口座を開設していて、期間的にも金額的にもそれなりの取引実績があるという話ならわかるのですが…Yahoo!ニュースより引用
つまり、田口容疑者は、以前から数百万円レベルでネットカジノに入金していたのではない限り、そもそも銀行からこれほどの大金を送金すること自体が不可能なんだそうです。
それが可能になっているということは、、
決済代行業者もグルだった可能性もある、ということなんですよね。
その他、ドル建て以外にも、仮想通貨を経由しての入金であれば、大金を送金することも可能だそう。
ただ、これも、相対取引(個人間で仮想通貨を取引すること)で仮想通貨を持ってる場合出ないと難しいとのこと。
いずれにしても、お金の知識が相当ないと実行することは難しいようです。
決済代行業者がガサ入れを恐れた
決済代行業者の一つから3500万返金という事だけど、ガサ入れとか勘弁してくださいって事だよね。
裏を返せば得体の知れないお金がわんさかあるって事か。
上流階級や議員さんのお金もあったりします?— まお (@lCVcuwxhDP1X09L) May 23, 2022
決済代行業者のガサ入れ回避で大部分の金額が戻ってきた展開は予想の斜め上だなぁ。それだけ返しても十分な利益あったりするんだよね。まぁ100やおだと思ってた方がいいわな。
— 万城目Q (@manjomeq) May 23, 2022
そもそも、日本ではネットカジノは違法。
そのため、警察からのガサ入れを恐れて返金したのでは?という説ですね。
決済代行業者が違法なことをしていたかは不明ですが、今回入金された資金は明確に犯罪収益。
それが全国ニュースで広く知れ渡っている状況で、
ウチはマネーロンダリングには荷担しません
と言っておかないと、今後の事業継続が危ういと判断した可能性がありますね。
決済代行業者から金銭移動が完了していなかった
その他、決済代行業者と海外口座(オンラインカジノ口座)間での金銭移動が完了していなかったという説も。
まだ移動していなかったから返金したよ、ということですね。
しかし、、
それだけの理由の場合であれば、やはり返金する義務もない気がしますので、上記2つの説の方が信憑性が高い気もしますね。
まとめ
今回は、田口翔容疑者の利用していた決済代行業者についてまとめました。
なぜ、いきなり3,500万円という大金を返金してきたのか。
その理由次第で、今後の展開も変わってきそうなものです。
もし、田口容疑者によるマネロンだった場合は、、
彼にとってみれば、捕まって名前も公表された挙句、手元に何もお金が残らないという残念な結果になってしまいますね。
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