2022年6月8日、坂口杏里さんが結婚を発表されました。
かつておバカタレントとして活躍するも、1二度の逮捕(いずれも不起訴処分)など色々世間を騒がせた坂口さん。
2022年現在、芸能界復帰を模索しているという彼女ですが、そんな最中Instagramで結婚を報告されましたよ。
【顔画像】坂口杏里がおなべの進一と結婚!
坂口杏里さんの結婚相手は、進一さん。
同い年とのことで、二人の年齢は2022年現在31歳になります。
坂口さんは相手が「おなべの一般人」であることを明かしています。
「彼は一般人の、おなべです!」と公表。「そこに私は偏見もなく とにかく愛してくれる 大切な方です! 偏見も何もありません」と強調
引用:中日スポーツ
「おなべ」というのは、男性的な出で立ち、男性的な振る舞いをされる女性同性愛者のことを指します。
進一さんの場合は戸籍変更済みであり、現在は男性。
二人が上げたツーショット写真を見ると、確かにお似合いの男女ですよね!
坂口杏里と旦那・進一の馴れ初めは?
坂口杏里さんと進一さんの馴れ初めはどういったものだったのでしょうか。
実はしんいちさんは「BARはいから」を経営されているそうで……
このお店に坂口さんがお客さんとして来たのが出会いだったそうです。
その後、坂口さんが店の手伝いもするようになって……
動画の中で杏里さんは「元々お店のお客さんだったの、2回だけ。で、気が合って『働きたい、ここで』って」と店を手伝うようになった経緯をシンプルに伝えている。
引用:YahooJAPANニュース
共に過ごすうちに恋仲になっていったのでしょうか。
坂口さんは結婚報告の際に進一さんのことを「愛してくれる、大切な方」としています。
何かとお騒がせタレントだった坂口さんですが、進一さんは彼女のタレントの過去を「あまり気にしていなかった」とコメント。
しかし世間はそうもいかないというのを実感したのか、「全ての意味で守りたい」と決意を露わにしています。
色んな意味で彼女に対して影響があるということを実感した上で 改めて全ての意味で守りたいと思いました
引用:YahooJAPANニュース
二人が幸せな結婚生活を送れるといいですね。
坂口杏里の旦那・進一の生い立ちや女性から男性になった経緯は?
日本人の父とアメリカ、フィリピンのミックスである母との間に生まれた進一さん。
更に母方の祖父はフィリピンとスペインのミックスということで、とにかく多くの国の血が流れている方なんですね。
近年はキックボクサーとしても活躍されている進一さん。
小学生の頃は野球、中高生の頃はソフトボールと、子どもの頃からスポーツに慣れ親しんだ方だったんですね。
自身の性同一性障害に気付いたのは小学五年生の時に、3年B組金八先生を見たことから。
作中に性違和感の話が出てきたんですって。
ただ、保育園児の頃から違和感は抱いていたようで。
ほかの男の子たちと立ちションをしようとしたら先生に怒られたのが、強烈な記憶として残ってます。
「なんで、だめなんだろ」という疑問もあったところから違和感を感じて。
引用:文春オンライン
戸籍を変更したのは25歳の時とのことですよ。
自身を男として見てほしいという思いから、子宮も摘出しており、戸籍の変更から三年後に乳房も取られています。
男性ホルモンを打つ手術は19歳からおこなっていたのだとか。
手術を急いだ経緯には、結婚が絡んでいた
進一さんは過去にトランスジェンダー格闘家として文春の取材を受けています。
その際、「普通の夫婦として新婚さんいらっしゃいに出演していた」という過去を明らかにしていらっしゃいます。
進一さんは、坂口さんと結婚される前にも別の女性と結婚されていたんですね。
25歳前後の進一さんは、付き合っていた女性との結婚を意識されていて、そのために早く法的に男と認められたかったのだとか。
当時、付き合ってた女性との結婚を意識してたんで。僕、25歳で結婚して。その女性が名古屋にいて、一緒に住んでいて。だから、名古屋で子宮の手術をしたんです。
引用:文春オンライン
進一さんの性別事情を知らされていた番組側に、進一さん達は隠すことをお願いされました。
理由は、相手の女性の家族が親族に「知らせたくない」というスタンスだったから。
しかし進一さんは、自分の事情を隠さなければならないことに違和感を覚え、結局およそ2年で進一さんは離婚されてしまったそうです。
坂口杏里の旦那・進一の経歴プロフィール
進一さんの経歴プロフィールは以下のようになっています。
- 名前 福島 進一
- 生年月日 1990年8月14日
- 出身地 東京都
- 身長 165㎝
- 職業 BAR店長
お兄さんとお姉さんがいらっしゃる進一さん。
しかし二人は純日本人、兄姉とは母親が違ったんですね。
一人異国の血を持つ進一さんは、幼少期の頃はその出自がコンプレックスだったそうです。
目立つ外見から、保育園では「ABC」というあだ名で呼ばれたことも。
それでも小学校、中学校の頃は割と自由に生きられたそうで、
スポーツで活躍していたことから学友からの人気もあったようです。
中学の男友達には性別の事情もカミングアウトしており、周りからの理解も得られていたのだとか。
高校はソフトボールで強豪だった女子校に進学。
しかし、そこで好きだった一つ上の先輩と関係をもったことがきっかけで、イジメに遭ってしまい……
家族が学校にカチコミに行く、なんてこともあったそうです。
「強い男性」であることにもこだわりがあった進一さん、家族のこういった気質にも影響されているのかもしれませんね。
男社会に溶け込むために現場仕事へ
19歳のころ、「おなべバー」で働きだしたことをきっかけに手術を意識し始めた進一さん。
約半年バーで働いた後、男社会に溶け込み男と見られるために現場仕事を始めます。
お姉さんの助言を経て、荷揚げや鳶職をするようになられたんですね。
姉貴にも「ああいうとこは、ほんとに縦社会だし、水商売より “男”のこと学べると思うよ。力で決まるから、そこで戦って頭張ったほうがかっこいいよ」って。
引用:文春オンライン
現場では叱られ、時に殴られることもあったという進一さん、当然しんどかったそうですが、
男として見られているからこその扱いだと感じ、「絶対認めさせてやろう」と踏ん張れたそうです。
最終的には頭になって、他の男性を扱えるようになったことで自信も得たのだとか。
当時は女性であった進一さんですが、現場でそのことがバレることはなかったそうですよ。
離婚後は歌舞伎町へ
進一さんは、自分の性別事情を隠したい人ではありませんでした。
しかし結婚していた頃は隠さなければいけないことも多く、離婚後には「何も知らずに男として扱われることが不利だ」と思うようになったそうです。
離婚したからには「やりたいように生きればいい」と振り切った進一さん、彼がやりたいことは水商売でした。
大好きだったお姉さんが歌舞伎町の売れっ子キャバ嬢だったんですって。
それもあって水商売に進みたい願望があったけど、交際してた彼女や元奧さんという存在もあって、なかなか手が出せなかった。
引用:文春オンライン
28歳で歌舞伎町デビューした進一さん。
性別、出自、自分の様々な事情を全てオープンに、自分にとって一番楽な形で始めた仕事は、とんとん拍子で成功していきました。
2021年3月からは、格闘技にも挑戦。
ホストの格闘技イベント「宴」で活躍されていますよ。
まとめ
今回は坂口杏里さんと、結婚相手の進一さんについての紹介でした。
女性枠として格闘技をするのには抵抗があった進一さん。
宴の対戦相手に「女の子なら余裕」といった趣旨の発言をされた際には怒りのあまり燃え上ってしまい、
最終的に3対0の判定勝ちと、相手を圧倒してしまったんですって!
本当にカッコいい方ですよね!