韓国で創設された「統一教会」の教祖・文鮮明さん。
2012年に逝去後は、家族間で後継者争いが勃発しているようです。
そこで今回は、文鮮明さんの家系図や家族について調べていきたいと思います。
文鮮明の家系図まとめ！
引用：ucjpはじめに、文鮮明さんの家系図を見ていきます。
文鮮明さんは、生涯で17人の子供を設けており、そのうち5人は亡くなっています。
- 1944年～1957年 ：崔先吉（子供1人）
- 未婚： 金明煕（子供1人→死亡）
- 1960年～現在：韓鶴子（子供14人→4人死亡）
文鮮明と崔先吉の子供
引用：familyforum文鮮明さんと崔先吉さんは、1944年に結婚、1957年に離婚しました。
2人の間には、1946年に誕生した長男・文聖進さんがいます。
文鮮明と金明煕の子供
引用：familyforum文鮮明さんと金明煕さんは結婚していません。
未婚のまま、1954年に長男・文喜進さんが誕生しました。
後に、文喜進さんは鉄道事故で亡くなっています。
文鮮明と韓鶴子の子供
引用：shizuoka.u-ch文鮮明さんと韓鶴子さんは、1960年に結婚しました。
2人の間には、以下の14人の子供がいます。
1960年 長女・文誉進
1962年 長男・文孝進（2008年に死亡）
1963年 次女・文恵進（生後1週間で死亡）
1965年 三女・文仁進
1966年 次男・文興進（1984年に事故死）
1967年 四女・文恩進
1969年 三男・文顕進
1970年 四男・文國進
1975年 五男・文權進
1977年 五女・文善進
1978年 六男・文榮進（1999年に投身自殺）
1979年 七男・文亨進
1981年 六女・文妍進
1982年 七女・文情進
韓鶴子さんは、17歳で文鮮明さんと結婚し、22年の間に14人の子供を出産しています。
このうち、統一教会の関連する職に就く方もいれば、脱会している方もいると言われているそうです。
文鮮明の嫁や子供で特徴的な人物を紹介
引用：ucjp文鮮明さんは、4度結婚歴があり、17人の子供がいます。
ここからは、韓鶴子さんとの間に生まれた14人のうち、3人の特徴的な人物を紹介したいと思います。
- 長男・文孝進
- 四男・文國進
- 七男・文亨進
長男・文孝進はバンドマン
引用：true-love-family文孝進さんは、文鮮明さんと韓鶴子さんの長男として誕生し、2008年に45歳の若さで亡くなっています。
21歳で原理研究会の初代会長に就任し、父親の後継者として期待されていました。
しかし、アルコール依存症や薬物依存症に陥り、不品行や暴力から結婚生活が破綻するなど、スキャンダラス話題も多かったようです。
その一方で、作曲家としての一面を持ち、ヘビィーメタルバンドのボーカルとして活動していました。
引用：chamoji韓国国内では、統一教会の関係者だけでなく、コアなヘビメタファンからも支持されている、という情報もありました。
四男・文國進は銃コレクター
引用：The Washington Post文國進さんは、文鮮明さんと韓鶴子さんの四男として誕生します。
統一教会系企業の代表と銃器製造工場の責任者という肩書を持ち、拳銃のコレクターとも言われています。
父親の文鮮明さんは、アウトドア好きを公言しており、自宅には銃が置いてある環境でした。
文國進さんは、14歳の時に初めて銃を撃ち、18歳になると銃携帯の許可証を取得。
大学院卒業後は、「カーアームズ」という銃器会社を設立し、成功しています。
引用：Wikipediaこの手腕を見込んだ文鮮明さんは、「カーアームズ」を統一教会の傘下企業に組込み、文國進さんを傘下企業の社長に任命しました。
七男・文亨進は武闘派の牧師
引用：The Washington Post文亨進さんは、文鮮明さんと韓鶴子さんの七男として誕生します。
四男の文國進さんと同じ、ハーバード大学に進学し、リベラルアーツ専攻。
神学で修士号を取得後は、アメリカ、韓国、インドの３カ国で仏教を学びました。
引用：toyokeiza文亨進さんが神学の道に進んだのは、兄で六男の文榮進さんが投身自殺したからだと言われています。
帰国後は、韓国のソウルで統一教会の牧師を務めていました。
また、ブラジリアン柔術の有段者という一面も持っており、四男と設立した「サンクチュアリ教会」の関係者に柔術の指導もしているそうです。
文鮮明の継承権を巡り骨肉の争い！
引用：color-creation文鮮明さんは、2012年9月に92歳で亡くなりました。
逝去後、統一教会は「世界平和統一家庭連合」として、妻・韓鶴子さんが総裁を務めています。
しかし、韓鶴子さんと子供たちの間では激しい後継者争いが起こっており、現在でもその状況は変わっていません。
現時点で、文鮮明さんの後継者として認められている子供は、次の3人になります。
- 三男・文顕進（学生組織「世界原理研究会」代表）
- 四男・文國進（統一教会系企業の代表・銃器製造工場責任者）
- 七男・文亨進（統一教会系宗教の代表）
三男の文顕進さんは、統一教会（UCI)の中で自身を支持する「有志の会」が設立されています。
四男の文國進さんと七男の文亨進さんは、総裁である母・韓鶴子さんに対抗すべく、手を組み「サンクチュアリ教会」を設立しました。
この結果、以下の3つの対立構造が出来上がっています。
- 妻・韓鶴子総裁 「世界統一家庭連合」
- 三男・文顕進 「UCI側/有志の会」
- 四男と七男・文亨進代表 「サンクチュアリ教会」
この対立に伴い、日本の統一教会も3つに分派しました。
まとめ
今回は、文鮮明さんの家系図や家族について調べてきました。
一般の家庭では想像のつかない子供の人数ですよね。
どこの世界にも後継者争いはあり、親族間だからこそ一筋縄ではいかないのかもしれませんん。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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