今回は安倍晋三さんのお兄さんである安倍寛信さんについて紹介します。
父も弟も政治家という、政治家一家の安倍家ですが……
寛信さんは政治家ではないんですって。
それではどのような職業に就かれていたのでしょうか?
安倍晋三の兄・寛信は三菱商事系元社長!
実は安倍寛信さん、三菱商事パッケージングという三菱系列の会社の社長を務められていたんです!
1952年に生まれた寛信さんは成蹊小・中・高校を経て1975年に成蹊大学経済学部を卒業、欲が津に三菱商事資源第三部に入社。
東京、広島、九州、更にトロントやロンドンといった海外でビールや資材の取引、事情投資先を総括する業務に従事し、2004年2月に三菱商事中国支社長に就任されました。
その後2007年4月に三菱商事執行役員に就任すると、2012年6月から三菱商事パッケージング代表取締役社長に!
2021年4月まで同社長を務められましたよ。
社長退任後は2022年3月まで三菱商事パッケージングの非常勤顧問を務め、
他にも2021年6月からヤマエ久野の社外取締役監査党委員に就任、
2021年8月から整形学園の理事にも就任されています。
肩書が色々多くて忙しそう!
2021年に本を出版
安倍晋三さんが総理を退任された後、2021年に寛信さんが「安倍家の素顔―安倍家長男が語る家族の日常―」という本を出版されています。
構想自体は数年前からあったといい、更に「もう少し自分の中で温めておきたかった」という寛信さんですが、
晋三さんの退任に伴い「より多くの方に興味を持っていただけるこのタイミングで」と出版に踏み切ったのだとか。
少しちゃっかりされていますね。
この本の出版にも協力したという晋三さんとの兄弟仲は良好の模様。
本人曰く「とりたてて仲の良い兄弟ではないが、大きな喧嘩をした記憶もない」。
月に一度くらいの頻度で家族で食事をすることもあったといいますが、そういった場では政治の話はあまりされなかったのだとか。
身内としては、健康面が最も心配だったとのことですよ。
総理大臣として一生懸命やっている姿を見て陰ながらがんばれと応援してきましたが、やはり体調のことはいつも気がかりでした
引用:BRANDTIMES
本を書かれた理由の一つには、どうしても目立ってしまう家族について真実でないことも報道されることがあり、
今一度ありのままの安倍家を世に発信したいという思いがあったそうです。
とっても家族思いの方なんですね。
安倍晋三の兄・寛信の息子も三菱商事に就職!
寛信さんには二人のお子さんがおられますが、そのうちの長男、寛人さんも三菱商事に就職されたことが確認されています。
寛信氏の長男、三菱商事の法務部に勤める寛人(ひろと)氏
引用:デイリー新潮
ちなみに学歴は、2013年に慶応大学法学部を卒業し、慶応大学法家大学院(いわゆるロースクールですね)に進まれた、という情報がありましたよ。
どうりで法務部に務められているわけですね。
安倍晋三の兄・寛信の息子は政治家への道を進む?
2020年に安倍晋三さんが総理を退任されたあと、一部では晋三さんの跡継ぎについて「どうなるのか」と騒がれていたようで……
晋三さんにはお子さんがいらっしゃらないということで、晋三さんや寛人さんの母である洋子さんは、寛信さんの息子である寛人さんを跡継ぎに据えようと考えていたのだとか。
ところが寛人さんは政治に興味がないらしいと報じられているんですね。
寛人さんは政治に関心がなく、企業法務の仕事に携わりたいと今の会社に入社したのです
引用:デイリー新潮
寛人さんのこういったスタンスには、父の寛信さんの在り方も影響しているのかも。
寛信さんには政治家の経験がなく、寛人さんにとって政治の仕事は近しい存在ではなかったんですね。
そもそも寛信さんが政治家にならなかった理由は、シンプルに自身に向いていないと思ったから。
自分に合わないことを無理してやっていると体を悪くします。そういう点も踏まえて、私には会社員の方が水に合っていました。
引用:BRANDTIMES
昔父の選挙活動を手伝った際に体を壊したこともあったんですって。
寛信さんが言うには、「政治家は家業じゃない。何が何でも継いでいかなければならないものでもない」。
身内に政治家が多く、政治家になりやすい環境が整っているとはいえ……
やはり本人がやりたいことをやるのが一番、というのが寛信さんの考え方なのでしょう。
まとめ
今回は安倍寛信さんについての紹介でした。
「家族」について、寛信さんは「打算抜きで本当に信頼できる心の拠り所」と表されています。
それはきっと、晋三さんにとっても同じであったはず。
総理大臣という立場だった安倍晋三さんにとってはなおの事、家族の存在は大きかったものなのだと思われますよ。