東京オリンピックでは、今までオリンピックで開催されなかった競技が新たに種目に入っていることでも話題になっています。
そのうちの一つがサーフィン!
五十嵐カノア選手が日本の代表に内定されています。
今回は五十嵐カノア選手のご家族についてご紹介します。
右を見ても左を見ても、五十嵐家族はサーファーだらけなんです!
五十嵐カノアの家族構成まとめ!
五十嵐カノア選手の家族構成は以下のようになっています。
- 父:勉さん(1964年6月26日生まれ・57歳)
- 母:美佐子さん
- 五十嵐カノア選手(1997年10月1日生まれ・23歳)
- 弟:キアヌさん(19歳前後)
※年齢は2021年7月現在
五十嵐カノア選手は弟が一人の4人家族!
カノア選手も、弟のキアヌさんも少し特徴的な名前をされていますね。
苗字は五十嵐ですし、お父さんとお母さんはいかにも日本人! という感じの名前ですが、国籍も気になりますね。
では1人ずつみていきたいと思います。
五十嵐カノアの父親|五十嵐勉は会社社長の元プロサーファー
五十嵐カノア選手の父は勉さん。
生まれは1964年6月ということで、2021年現在は57歳。
五十嵐選手が1997年生まれの23歳ですから、お父さんが三十代前半の時に五十嵐選手が産まれたということになります。
現在は、スポーツトレーナーの社長さんをしています。
スケボー選手からプロサーファーへ
とてもイケメンでダンディな勉さん。
幼少期はスケートボードをされていました。
小学生の時に「BUM」というチームに所属し、中学2年生の時に全日本選手権のフリースタイル部門で優勝する腕前だったようです。
スケボーで優勝したにも関わらず、この時の試合がサーフィンとの出会いの始まりでした。
試合後みんなで太東の大谷タニーさんからシングルフィンの板を借りてパドルアウトが私の千葉サーフィンのはじまりです。
http://surfmagazine.jp/features/tom_igarashi_blog_japan_nov2019_2/
試合後に、サーフボードを借りてサーフィンを始めたこと。
それをきっかけに、中学3年生から高校生にかけて、スケートから徐々にサーフィンの方にのめり込んでいったようです。
結婚後にアメリカ移住!
高校卒業後にスポーツトレーナー兼サーファーとして働かれていた勉さん。
奥さんと結婚後にアメリカに移住を決めます。
1995年、26歳の時のことでした。
元々サーフィンの練習やトレーニングのため海外に行くことが多く、比較的海外の方とのコミュニケーションすることも多かったそうで、そこまで抵抗はなかったようです。
父の勉さんは若い頃、サーフィンはいずれスポーツ競技になると予見し、サーフィンのできる海外に住んでグローバルな子供を育てたいと願っていた。
引用:毎日新聞
自身もサーフィンを行われる中で、その競技としての楽しさに魅了されたのか、勉さんは「サーフィンはいずれスポーツ競技となる」と睨んでいたそう。
アメリカへの移住には「サーフィンのできる環境に住み、恵まれた完了で子育てをしたい」という意図もあったんですって。
両親は元プロサーファーであり、そして陰ながらカノアのサーフィンへの貢献は計り知れません。
サーフィンの英才教育のため日本からアメリカに拠点を移し、子どもであるカノアの理想的な環境を作りました。引用:WAVAL
五十嵐選手は生まれながらにしてサーファーになることが決まっていた選手だったんですね。
アメリカ移住直後は、英語を使わないでも良い日本との貿易を行っていた会社に勤めていたようです。
現在はスポーツトレーナーの会社を経営する社長兼アーティスト!
現在はアメリカ、カリフォルニアでスポーツトレーナーの会社を経営。
また、フォトグラファーやポップアーティストとしての活動も。
若い頃より写真やポップアートに精通し、カノア君のボードにも自らグラフィックを描いていたこともあったそうです。
「インスピ」というサーフブランドでは、勉さんの描いたデザインや撮った写真などを用いた商品展開を行っているようですよ。
こうして、お父さんの人生を振り返ってみると…
勉さんの予想通り人気スポーツとして成熟、そして息子さんが正にサーフィン競技初のオリンピックの代表に!
お話としてちょっとできすぎですね(笑)
五十嵐カノアの母親|五十嵐美佐子も元プロサーファー
五十嵐カノア選手の母は美佐子さん。
なんと美佐子さんの方もかつてはプロサーファーだったんだそう。
同じサーファー同士で気が合ったのかもしれませんね。
学生時代にはサーフィンで留学の経験もあったそうですよ。
妻の美佐子さんは学生時代にオーストラリアとカリフォルニアにサーフィン留学していた
引用元:Yahooニュース
現在は、父親の勉さんの会社のお手伝いをされているようですよ。
何度も日本に帰国したいと思ったことも
美佐子さんがカノア選手を出産されたのはアメリカに渡ってからのこと。
サーフィンがスポーツとして発展するという勉さんの予想も、同じサーファーの美佐子さんだったからこそ理解できたのかも。
いきなり海外に移住だなんて、なかなか簡単に出来る決断ではありませんものね。
ですが、渡航してすぐは、ビザの事や仕事の事で何度も困難に直面しました。
そのため、何度も日本への帰国を考えたそうですよ。
息子を支えた母親
世界ツアーを共に回ってくれ、また自分をよく知り、アドバイスを送り、いつも支えてくれる家族にカノアも常から感謝していて、深い絆のある両親の母国、日本で金メダルを獲り、日の丸を掲げて親孝行したいという願望を番組内で明かしています。
引用:WAVAL
五十嵐カノア選手の世界ツアーに帯同されることもあるという美佐子さん。
かつてのメディア出演の際には、なくなりつつはあるものの根底には残っているという人種差別問題について触れ、
と語られていました。
ちなみに、、
カノア選手、サーフィンだけで学力も素晴らしいものがります。
カノア選手のご両親はサーフィンだけでなく、頭の良さも重要だと、教育に力を入れていました。
その結果、15歳の高校1年生の時に飛び級で高校を卒業しています。
アメリカで飛び級できる割合は4.1%とかなり狭き門。
カノア選手のサーフィンの実力もさることながら、頭の賢さもずば抜けていました。
ご両親の思い切りの良さと先見の明、見習いたいですね…!
五十嵐カノアの弟|五十嵐キアヌもイケメンでそっくり!
五十嵐カノア選手の弟、キアヌさん。
キヌアさんも現役で活躍されるサーファーなんです!
現在、開催中の『ISAワールドサーフィンゲームス』に波乗りジャパンのメンバーとして参加している五十嵐カノアの弟、五十嵐キアヌ。
彼もまた類い稀な才能を活かし、コンテストの世界で台頭し始めている。
引用:THE SURF NEWS
2018年のNSSA(全米アマチュアサーフィン連盟)主催の大会「SOUTHWEST CONFERENCE」のジュニアクラスで四連勝するなど、実績も十分、前途有望なサーファー!
その大会優勝当時の年齢が16歳とのことなので、現在は19歳前後とみられます。
兄のカノア選手とは4つほど離れているんですね。
それにしても、五十嵐カノア選手も、焼けた肌に映える筋肉が素晴らしいイケメンアスリートですが……
弟のキヌア選手もカッコイイですよね!
こちらの写真は2018年頃の物。
右側のカノア選手に比べて左のキヌア選手は少しあどけなさが残る顔立ちをしていらっしゃいますが……
それでも二人ともそっくりのイケメン兄弟であることが分かると思います!
2024年のパリ五輪でもサーフィンは行われることが決まっています。
この先、五十嵐兄弟が五輪の舞台で共演する…
そんなこともあったりするかもしれませんね!
五十嵐カノアの国籍は?ハーフの噂も調査!
産まれも育ちも在住もアメリカの五十嵐カノア選手。
カタカナのその名前も目を引きますし、顔立ちもどことなく海外の方に見えなくもありません。
「ハーフの方なのかな?」と思われた方も多いはず。
ですが、父の勉さん、母の美佐子さん共に純粋な日本人。
ですから当然、五十嵐カノア選手も純日本人となります。
ちなみに「カノア」の名前は、ハワイ語で「自由」を意味するそう。
弟のキアヌさんの名前は「山からの清々しい風」を意味するそうですよ。
どちらもサーファーらしさを感じながらも素敵な名前だと思いますが……
ハワイ語が由来なのであれば、ハーフ、海外人っぽいと思えるのも当然ですね!
近藤勇の愛弟子の家系だった
実は、母方の曽祖父が新撰組・近藤勇の愛弟子にあたる人物だったそう。
カノア選手のひいひいお爺ちゃんは、『サムライ』だったということですよね!
完全に純日本人ということがわかりますね!
国籍はアメリカと日本の二重国籍
「ずっと考えてきたことなんだ。
僕はアメリカで育ったけど僕の家は家族全員が日本人で、家のなかでは日本語で会話している。日本は僕のルーツだからね。オリンピックもあるからいい時期かなと思ったんだ」https://surfmedia.jp/
日本人の両親のもと、アメリカで生まれたカノア選手。
日本は血統主義、アメリカは出生地主義のため、彼は二重国籍となっています。
オリンピックで日本からの出場を決めた理由について、思いのうちを語っています。
「アジアのサーフィンには若い世代の目標となるリーダーが必要なんだ。この素晴らしいスポーツのために一般の人々からの注目を浴びるような役割も努めたいんだ」
https://surfmedia.jp/
この時、アメリカの記事では、
というタイトルだったそう。
アメリカではなくなぜ日本を選んだ!?という落胆の声もあったようですが…。
カノア選手が、アメリカでとても期待されていたサーファーだったということがわかりますよね。
まとめ
今回は東京オリンピックでも活躍が期待されるサーファー、五十嵐カノア選手の家族についてのご紹介でした!
五十嵐選手は海外で生まれ育った方ではありますが、コロナ渦となるまでは毎年日本に帰国し、日本への思い入れも持っているそうです。
日本の人々が自分のことを沢山応援してくれいることを知っている五十嵐カノア選手。
日本を舞台にしたオリンピックで是非とも躍動してほしいですね!