川井梨沙子さんと言えば、2016年に開催されたリオ五輪で金メダルを獲得した日本女子レスリングのエース。
2021年の東京オリンピックでもメダルが期待されている選手の一人でもありますね。
そんな川井選手、自身はもちろん、父親や母親に妹、家族全員がレスリング経験のあるアスリート一家。
金メダルを獲得するほどの逸材へと成長することが出来たのも親譲りのセンス故とも言えるのではないでしょうか?
そこで今回は川井選手の生みの親である両親やご家族の情報をご紹介させていただきたいと思います!
川井梨紗子の家族構成まとめ
まずは川井梨沙子選手の簡単なプロフィールから。
- 名前:川井 梨沙子(かわい りさこ)
- 出身地:石川県
- 生年月日:1994年11月21日(2021年5月現在26歳)
- 出身校:至学館大学
- 身長:160cm
- 趣味:ショッピング
川井家は父と母、2人の妹に自身を含めた5人家族。
その長女にあたるのが梨沙子さん。
以下、順にお父さんやお母さん。
2人いるという妹さんの情報をご紹介させていただきますね。
川井梨紗子の父親は川井孝人!レスリング日本代表監督も!
川井選手の父親の名前は川井孝人さん。
生年月日は非公開となっていますが、2019年時、51歳だったという情報があり、この情報が正しいとすると2021年現在は52or53歳のどちらかということになります。
孝人さんに関しては
父の孝人は日本体育大学出身で、1989年に男子グレコローマン74kg級で学生二冠を達成。
出典:olympics.com
という情報があり、1989年に男子グレコローマン74kg級で学生二冠を獲得する実力の持ち主であったとされていますね。
引退後は2019年まで石川県立金沢北稜高校のレスリング部監督と男子フリースタイルの日本代表監督を兼任。
画像右端にいるのが考人さん。
2021年現在も監督を続けているかは不明ですが、自身が競技から離れて以降もレスリング会に留まり続けており、まさにレスリング一筋の人生を送ってきた方と言えるでしょう。
ちなみに長女である梨沙子さんがレスリングを始めたきっかけとなったのは
という孝人さんの何気ない一言だったとのこと。
ただ、この話をされる前までレスリングの練習をほとんどしていなかったという梨沙子さん。
ある意味で当然とも言えるものの、大会で結果を残すことはできませんでした。
しかし、その時の悔しさが梨沙子さんの負けん気に火をつける形となり、以後、本格的に練習へ取り組むようになったと言います。
親が進んだ道を子供が歩むのは当たり前。
一昔前まではそういった考え方もありましたが、今は自分の道を自分で決める時代。
そんな中、強制されたわけでもないのに結果的に親を追う形になっている辺りは運命めいたものを感じますね。
川井梨紗子の母親は川井初江!レスシング実力者!
画面左にいるのが初江さん。
梨沙子さんの母親の名前は川井(旧姓・小滝)初江さん。
生年月日は残念ながら非公開。
ただ、2019年時に49歳だったという情報があり、事実であるなら夫である考人さんの2歳年下ということになります。
初江さんの選手実績については、
母の初江さんは1988年と、89年の全日本女子選手権50キロ、53キロ級で優勝し、1989年にはスイス開催の世界選手権に出場した経験を持つ。
出典:olympics.com
国内での優勝のみならず、スイスで行われた世界選手権に出場した経歴を持つ等、日本レスリング会に十分な足跡を残していました。
そんな彼女だけに子供も同じ道に進ませたいという気持ちがあったのかも気になるところ。
初江さん自身はそのことについてこう語っています。
親がやっていたからという中途半端な気持ちでは生き残れない。
そう思っていたからこそ、当初は娘にレスリングをさせるつもりはなかったという初江さん。
しかし、娘がやる気を見せていたことから、自ら指導することに。
その時の様子を初江さんはこう振り返ります。
「同じように見ていても、他の子からすれば自分の子ばっかり見ているという判断をされる」との思いから、わが子にはより厳しく指導。他の子供と同じ練習メニューをこなしても褒めることはなく「それだけでいいの?」としかった。(初江さんコメント)
出典:サンスポ
この頃、30人の生徒を預かっていたという初江さん。
自分の子を贔屓(ひいき)しているようにみせないためにより厳しく指導を行い、時にはケンカすることもあったそう。
その後、週2回だった練習が週3回になり、梨沙子さんが中学に上がる頃には週4回へと回数が増加。
それでも初江さんは一切強要はしていないと言います。
梨沙子さんが少しでもごねると「嫌なら辞めればいい」と突き放していました。
それも中途半端な気持ちで競技を続け、潰れてしまうことがないようにとの親心があったからではないでしょうか?
あくまでも自らの意思で続けることに意味がある。
そんなお母さんの教育が自立心を高めることに繋がり、金メダルへ手が届いた要因なのかもしれません。
川井梨紗子は3姉妹全員レスリング経験者!
最初の方で触れた通り、梨沙子さんには2人の妹がいます。
それが、
- 次女の由香子さん
- 三女の優梨子さん
の二人。
順に紹介させていただきす。
頑固な性格の次女・由香子さん
アスリート一家の次女として生まれた由香子さん。
簡単なプロフィールは
- 名前:川井 由香子(かわい ゆかこ)
- 生年月日:1997年8月27日(23歳)
- 出身地:石川県
- 出身校:至学館大学
- 身長:162cm
- 趣味:買い物、映画鑑賞
友香子さんは、は至学館高校在籍中、シニアの大会にも積極的に挑戦してい増田。
2015年の全日本選手権では60kg級で決勝まで進出。
決勝で姉と姉妹対決をするも0ー10で完敗してしまいました。
そのため、オリンピック候補と呼ばれるほどの実力があるとは言えないというのが周囲の見解でした。
その後、出場選手の怪我などの運もあり、パリで行われた世界大会の出場権を獲得。
挑むも結果を出せずに惨敗。
しかし、世界大会で何かを掴んだのか、2017年12月に行われた全日本選手権では59キロ級にエントリーし、見事に優勝!
その勢いのまま、翌年の2018年6月に開催された全日本選抜選手権で62キロ級を制し、運ではなく自らの力で2度目の世界大会の切符を掴むことに成功していますね。
オリンピック出場を決めた2019年の世界選手権でも3回戦で敗北する等。
苦しい展開でしたが、敗者復活戦から這い上がり、迎えた3位決定戦で勝利!
見事、東京オリンピック出場を決め、姉妹でのメダル獲得も夢ではないところまで来ています。
才能に溢れた姉をウサギ、努力型の由香子さんをカメと表する声もある中、
自分でもそんなに才能があるわけではないことはわかっている。地道にやり続けて、ここまできたと思っている。私はカメのまま努力します。ウサギにはなれないので
出典:number
と語る由香子さん。
才能がなくとも努力次第で戦える。
その頑固とも思える考え方が彼女の強さなのではないでしょうか?
三女・優梨子さん
右側にいるのが優梨子さんですね。
最後は三女である優梨子さん。
彼女に関する情報は残念ながら、ほとんど見つかりませんでした。
わかっているのは過去にレスリングのジュニア大会に出場し、活躍していたことと現在は引退していること。
社会人として働いているという噂もあります。
噂の真偽はともかく、姉二人に比べると突き抜けた部分がなかったと言われていたので、競技を続けるよりは早めに見切りをつけ就職の道を選んだのかもしれません。
三姉妹揃ってのオリンピック出場というのも見たかった気がしますが、こればかりは仕方がないことですね。
競技を離れても後悔しないぐらい、新しい道で成功してほしいと思います。
まとめ
以上、川井梨沙子さんの家族についてでした。
三女の優梨子さんが競技から離れているのは残念でしたが、上の二人が揃ってオリンピックに内定。
天才型と努力型という全く違うタイプの梨沙子さんと由香子さん。
見事、姉妹でのメダル獲得なるか。
注目して見ていきたいですね!