木原龍一さんはフィギュアスケートペアの選手。
日本が苦手とする団体戦で北京五輪銅メダル獲得の原動力となりました!
そんな彼、目に違和感を感じるという方が多いようです。
そこで今回は木原選手の目に関する情報をお届けしたいと思います!
【画像】木原龍一の目に違和感を感じると話題!
ネットでは、
あれだけ見た目が曲がって見えたらかなりの斜視かと。自分も斜視だから、多分遠くのものがずれて見えたりしてるはず。
それでここまでできるならすごい。
木原選手の目についてはチャームポイントで可愛いという声がある一方、「見えてるのかな?」と心配する声も。
その他、「斜視では?」という意見や内斜視という見方をする人も多くいました。
また、自分が斜視だからこそわかる意見として
少なからず競技に影響していると思われる中、これだけやれるのは凄い
と称賛する声も寄せられていました!
木原龍一の目は斜視?寄り目の原因は?手術で治る?
まず、斜視(寄り目)とは何かを説明させていただくと
通常、視線は両眼とも同じ場所に向かってそろっています。斜視は、右眼と左眼の視線が違う場所に向かっている状態です。
出典:日本弱視斜視学会
ちなみに斜視には以下の4種が存在しており、
上記で使用させていただいた木原選手の画像を見る限りでは「内斜視」である可能性が濃厚と言えるのではないでしょうか?
それから、斜視の原因についても調べてみたところ、
- 目の筋肉や神経などの異常によるもの
- 両眼視の異常によるもの
- 強い遠視によるもの
- 視力不良
等が原因と言われているのですが、要は先天性の場合と後天性の場合が存在すると認識していただければ良いでしょう。
気になるのは2つ目の両眼視の異常によるものという点。
これは、遺伝や脳のわずかな異常で起こるとされており、転倒時の怪我などが元でも起こり得る要因。
フィギュアスケートはジャンプ時の転倒等。
怪我が付きもののスポーツだけに過去の怪我が原因だったというのも否定できません。。
斜視の原因は過去の怪我!?
木原選手の過去を調べてみると2018年に練習時の転倒で脳震盪を起こした記録がありました。
その影響から四大陸選手権と世界選手権を棄権。
もし、仮にこの時、脳へダメージを負っていたとしたら、
両眼視の異常によるもの
に該当してしまい、その結果として斜視になったというケースも十分にあり得ることですよね。
ただ、2015年頃(中京大時代)の写真を見るとすでに斜視の症状が出ています。
さらに幼少期の写真を見ても
すでに同様の症状が出ていることから、大人になってから生じたものではなく、生まれつきだった可能性が浮上!
木原選手のような生まれつき斜視だった人は俗に先天性斜視と呼ばれます。
生まれつきや生まれて早期に斜視となったものを先天性斜視と呼びます。斜視の原因は眼球を動かす筋肉や神経の病気、遠視など様々です。放っておくと将来的に、片眼が弱視になったり、物を立体的に見る能力が育たない危険性があり、早期治療が重要となります。
出典:ふなこし眼科ペインクリニック
斜視自体は決して珍しい病気ではなく、現在、子供の約2%を占める小児眼科の代表的な症例の一つ。
となると気になるのは手術で治るのかどうかについてですよね。
手術で治る?
最後は治療方法について。
実のところ、斜視というのは原因が特定し辛い病気の一つ。
特に子供(先天性斜視)の場合、完全に治すのは困難だと言われています。
よって、手術をしたとしても完治させるのは難しいと言わざるを得ず、見た目が気になる程度であれば、しばらく様子を見るのも一つの手。
実際、木原選手も斜視であるのは間違いないと思われるものの、特に治療を行っている様子はありません。
施術をすることで完全に治るのならばまだしも少なからずリスクを伴うのが手術というもの。
再発の可能性がある以上、そう簡単に踏み切れないのは仕方ない面もあるでしょう。
幸いと言えるかどうかわからないものの、斜視も含めてプラス方向に捉えられている今、無理に治す必要はないということなのかもしれませんね。
同時にそのままにしているということは現状、競技に影響を及ぼすレベルのものではないとも言えますので、その点も安心ですね!
まとめ
以上、木原選手の目についてでした。
確かに目が気にならないと言えば、嘘になるぐらいハッキリと寄り目に見える木原選手。
しかし、通常はマイナス要素に取られそうな斜視も彼にとってはチャームポイントの一つになっている気もしますね!
木原選手の今後の活躍も期待したいと思います。