2020東京オリンピックにて、また一つ日本の歴史に残る快挙が生まれました。
2021年7月30日に行われた男子3000メートル障害予選にて、三浦龍司選手が自身の持つ日本記録を更新しての決勝進出!
同種目での日本人の決勝進出はなんと49年ぶり、しかも三浦選手で歴代二人目という凄まじい快挙。
決勝でのメダル獲得をも予期させる素晴らしい走りでした。
そこで気になるのは、三浦龍司選手のご家族ですよね!
どのような家庭で育てられたのでしょうか。調査しました。
三浦龍司の家族構成
三浦選手の家族構成についてですが、インタビューでも全く語られていないため、兄弟がいるのか等々を含め、現状分かっていません。
しかし、母親の話は登場するため、少なくともお母さんはいらっしゃることがわかっています。
今回は、主に母親についてご紹介したいと思います。
三浦龍司の母親|息子想いで品のある女性
三浦選手のお母さんは、マスコミなどの取材を受ける事はないようです。
コロナ禍の中、オリンピック開催についても賛否両論があるのが現状ですし、個人が特定されると嫌な思いもするかもしれません。
もしくは、お母さんがとてもシャイな方、という可能性もありますね!
しかし、取材を申し込んだ山陰中央新報社には、お母さんから心のこもったお手紙が届いたそう。
一部を抜粋しますね!
日頃は大変お世話になりまして有り難うございます。
この度龍司の件でインタビューお受けできない事、誠に申し訳ございません。
勝手ながら書面にて私の気持ちを述べさせ頂く事でご了承頂ければ嬉しく存じます。
〜中略〜
母校の児童達、浜田陸上教室の後輩達に浜田出身の先輩として夢と希望を与えるような走りを見せてあげてください。
龍司は子供の頃から、体を動かす事が好きで、じっとしていない子供でした。
特別に秀でた能力があるわけでもなくごく普通の子供でしたが、いつしか走る事に興味を持つようになって陸上教室(浜田JAS)へ通うようになりました。
増々陸上にはまり今に至ってます。
これから何年陸上するかわかりませんが、病気、怪我に気をつけて陸上を楽しんで欲しいと思います。
最後に、浜田市民の皆さま、オリンピックに際し、応援の為にたくさんのお心遣いありがとうございます。
三浦(龍司母)
この手紙を見ると、本当に心から息子の活躍を応援していて、体にも気遣うとても素敵なお母さんだということが分かりますね。
また、丁寧な言葉で常に周りの方々に感謝されていることを語っていて、品がある女性という感じがします。
三浦龍司は高校から実家を離れる
生まれは島根県浜田市ですが、陸上部の強豪・京都の洛南高校の陸上部監督からスカウトされ、同校へ進学しています。
この時から、実家を離れて寮生活を送りました。
大学も順天堂大学のため、高校生の時からずっと親元を離れていた事になります。
こういったスポーツをされる人にとっては、高校から親元を離れるという事はよくある事ではありますが…。
やはり、ご両親もさぞ心配したことでしょう。
しかし、高校入学してからはメキメキと成長を遂げます。
高校1年の9月には、高校1年歴代2位の9分10秒78をマーク。
高校2年には、高校ランキング日本人1位の8分46秒56を出し、高校3年の6月には、高校新記録を連発して、日本選手権でも5位入賞を果たしました。
実家にはきちんと帰省
2020年の大学入学の時は、コロナ禍ということもありキャンパスは閉鎖されていたそう。
そのため、自粛期間中は実家に帰り、毎日25キロ以上を目安に走り込み、黙々と練習を積んでいました。
そのおかげか、同年7月には、3000メートル障害で8分19秒37という日本歴代2位の記録を出しています。
三浦龍司の経歴プロフィール
名前 | 三浦龍司(みうら りゅうじ) |
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生年月日 | 2002年2月11日(2021年7月現在19歳) |
出身地 | 島根県浜田市 |
身長・体重 | 168cm・55kg |
学歴 | 洛南高校→順天堂大学 |
小学1年から地元の陸上クラブに入ると、80mハードルで浜田市記録を塗り替えたり、県大会で優勝するなど、陸上の素質があった彼。
当時から陸上クラブのコーチはに高校生以降の種目である3000m障害を勧められていたそう。
中学に入ってからは陸上クラブと学校の部活の両方で練習を行っていましたが、あまりいい成績は出ませんでした。
しかし、指導者からすると彼は光る原石だったようで、中学1年時の三浦選手の走りに大きな可能性を感じた洛南高校の監督は彼をスカウトします。
高校に入学すると、小学校時代から勧められていた3000m障害で各種大会に出場し、数々の記録を打ち立てます。
【高校時代の記録】
- 3000m障害〔8分39秒37 高校新記録〕
- 5000m〔13分51秒97〕
- アジアユース選手権1位
- 国体3位
- 全国高校駅伝1区9位
- 日本選手権5位
- インターハイ2位
順天堂大学へ進学後も数々の記録を更新し、東京おりんぴっくでの活躍が期待されています。
【大学時代の記録】
- 3000m障害〔8分19秒37 U20日本最高記録 日本学生記録〕
- 日本インカレ1位
- 全日本大学駅伝1区1位〔区間新記録〕
- 東京オリンピック決勝進出
まとめ
今回は、三浦龍司選手のご家族について調査しました。
インタビューでもほとんど、ご家族について触れていないため、どのような家庭なのかは知ることができませんでした。
しかし、お母様の心のこもった手紙を見ると、とても温かい家庭で育ってこられたのだなと感じます。
活躍めざましい三浦選手。
今後も、外国人選手に負けないような、素晴らしい活躍をされることでしょう。
応援していきたいと思います!