2022北京オリンピック、女子スノーボードで注目されているのは村瀬心椛選手。
弱冠十七歳、既に世界の強豪を相手にする大会での優勝経験もあるなど、メダルが期待される有望選手ですが……
一方で今回の五輪は村瀬選手にとって初めての五輪でもあるのです!
若きプロスノーボーダー、村瀬心椛選手について紹介しますよ!
村瀬心椛wiki経歴プロフィール
村瀬心椛選手の経歴やプロフィールについて、紹介します。
- 名前 村瀬心椛(読み方:むらせ ここも)
- 生年月日 2004年11月7日
- 年齢 17歳(2022年1月時点)
- 身長 153㎝
- 出身 岐阜県岐阜市
- 職業 プロフェッショナル・スノーボーダー
- 所属 ムラサキスポーツ
スノーボード好きの両親を持ち、その影響からかなんと4歳の若さで自身もスノーボードを開始。
小学五年生の時にはプロ宣言をされたという経歴を持ちます。
つまり、村瀬選手のスノボ歴は約13年にもなるわけです。
2015年の「第33回JSBA全日本スノーボード選手権大会」スロープスタイルで2位に入賞(当時大体11歳!)。
更に2016年から2018年の「World Rookie Tour」で三年連続年間王者に輝くなど、小中学生時代から輝かしい実績を誇っているんですね。
2018年に第24回全日本スキー選手権大会スノーボード競技スロープスタイルで優勝を果たすと、同年5月のX Gamesビッグエアで優勝!
13歳にして、正しく世界王者となった訳です!
ノーボードなどを独自のルールで行うXゲームは19日、ノルウェー・オスロで行われ、スノーボードのビッグエア女子で13歳の村瀬心椛(ここも、ムラサキスポーツ)が女子では初となるバックサイドダブルコーク1260を決めて優勝を果たした。
Xゲーム初出場での快挙に「お父さん、お母さんに本当に感謝しています。早くこの優勝を伝えたいです!」と村瀬自身も興奮を抑えきれない様子だった。
引用:日刊スポーツ
女子では初となるバックサイドダブルコーク1260の偉業!
それほど凄まじい力量を持っていながら2018年の平昌五輪に参加できなかったのは、当時の村瀬選手が五輪の年齢制限に引っかかってしまっていたから。
このX Gamesには平昌五輪の金メダリストなども参加しており、村瀬選手はこの大会で平昌五輪の金メダリストを破っていたんですね。
それからも村瀬選手は進化を重ねており、今年も早速FISスノーボードワールドカップ・スロープスタイル開幕戦で優勝を果たしていますよ!
スノーボード・スロープスタイルのワールドカップ(W杯)は1日、カナダ・カルガリーで今季開幕戦が行われ、女子は17歳の村瀬心椛(ここも)=ムラサキスポーツ、岐阜第一高=がW杯同種目で初優勝した。
引用:岐阜新聞WEB
正月からカナダでの大会に参加、優勝されていたんですね。
アスリートには正月も大忙しですね!
過去の大怪我って?
こうしてみるととても順調そうな村瀬選手。
しかし、2018年5月のX Games優勝後の約半年後、右膝蓋骨骨折という大怪我に見舞われ、1シーズン練習をおやすみしていた時期があります。
2018年12月7日、米コロラド州キーストーンでのトレーニング中のことでした。
「ケガする直前のレールで干されちゃって、けっこう苦しかったんです。
だから、次のレールには入るのをやめようと思ってアイテムを避けるように踏み切ったつもりが、ステアレールだったことを知らなくて……。
思い切り階段に引っかかってしまい、そのままレールの脚にヒザから突っ込んでしまいました」「右ヒザを触ったとき、なんかムニムニしてたんですよね。
これは絶対にお皿が割れてると思いました。
痛すぎて全然動くことができず、これはヤバイと。
しかも、アメリカに来てまだ4日目だったし、DEW TOURに出るつもりだったからとても悔しかったですね」https://backside.jp/interview-038/
その後帰国し、日本での治療生活が始ま李、学校に通いながら自宅のある岐阜から2時間半ほどかけて京都までの通院生活を続けていたそうです。
懸命なリハビリ生活を過ごすものの、シーズン中滑ることができませんでした。
日本での治療生活に限界を感じた村瀬選手は、中学3年に進級してすぐに親元を離れ、治療のため渡米。
約1ヶ月に渡るカリフォルニアでのリハビリ生活を終え、一気に回復し、滑るようになったそうです!
他にも、彼女の母親はあらゆる栄養学の観点から食事を見直したことで、ケガの回復だけでなく強化にも繋がったそう。
「私は魚がめっちゃ嫌いなんです。でも、毎日のように出てくるからイヤだなーって思ってたんですけど、しっかり骨もくっついてたし、やっぱりカルシウムとか大事なんだなって(笑)」
彼女にとって怪我は大きな成長に繋がったというわけですね!
村瀬心椛の出身中学や高校は?
村瀬選手の出身学校は以下のようになっています。
- 岐阜市立合渡小学校
- 岐阜市立岐阜西中学校
- 岐阜第一高等学校(在学中!)
村瀬選手の出身中学は岐阜市立岐阜西中学校
村瀬選手の出身中学は岐阜市立岐阜西中学校!
1984年に北方町立北方中学校から分離、開校した公立校です。
卒業生には俳優の伊藤英明さんがいらっしゃるようですよ!
村瀬選手は岐阜第一高等学校に在学中!
村瀬選手は現在岐阜第一高等学校に在学中です!
2016年より男女共学となった私立学校で、国際交流が盛んな学校なのだとか。
毎年モンゴル、タイ、韓国、オーストラリアなどから留学生受け入れているようですよ!
2008年の夏季北京五輪で銅メダルに輝いた競輪の長い選手や、複数のプロ野球OBを初め、多くの著名スポーツ選手を輩出した学校でもあります。
英語が得意な理由は……?
村瀬選手といえば、2021年のワールドカップ優勝時のインタビューが話題に。
来年2月の北京五輪でも開催されるこの種目。16歳・村瀬心椛(ここも)選手が、2位の平昌五輪金メダリストのアンナ・ガッサー選手に23点差をつけて、ワールドカップ初優勝を飾りました。試合後「I’m so happy」と英語で喜びを語りました。
引用:YAHOO!JAPANニュース
インタビューに英語で応じていた村瀬選手。
本人曰く「あまり得意ではありません。頑張って練習しています」とのことでしたが、母国語以外の言葉でインタビューに答えられるなんて凄いことです!
英語を話せる理由について調べてみたところ、明確な理由となる情報は見つからず……
随分前から世界を舞台に活躍されている選手ですから、英語にも慣れてきた、もしくは早くから英語の習得に取り組んでいたのかも。
一方で、村瀬選手が通われている学校が先述の通り国際交流盛んな高校なので、生きた英語に触れる機会を得られていたのかもしれませんね。
いずれにせよ、村瀬選手は今なお英語練習中、「まだまだ上手くなる」という向上心があるのはとても素敵なことですよね!
まとめ
今回は村瀬心椛選手について紹介しました。
東京オリンピックでは新種目であったスケートボードが注目を集めましたよね。
12歳、13歳でのメダルを獲得した選手が表れるなど、ニュースターの誕生に日本中が震撼しましたが……
村瀬選手も13歳の時にはメダリスト級の実力の持ち主でした。
ボードを扱うスポーツは年齢の差など関係ないのかもしれませんね!
種目や時期によって年齢制限が異なるのか、4年前はオリンピックに出られなかった村瀬選手。
待望の五輪の舞台で、是非ともメダルを獲得してほしいですね!