2021年7月開催の2020東京オリンピック。
母国開催のオリンピックということで、日本人選手には沢山のメダル獲得を期待したいですね!
女子バドミントン代表の奥原希望選手は、メダル獲得の可能性が高い選手の一人です!
前回大会であるリオデジャネイロオリンピックでは、日本人選手で初めてのシングルスのメダルを獲得していますよ!
今回は、そんな奥原選手のお兄さんについて紹介します!
奥原希望の家族構成まとめ!
奥原希望選手の家族構成は以下の様になっています。
- 父・圭永さん
- 母・秀子さん
- 兄・大生さん
- 姉・未来さん
- 奥原希望選手
奥原選手は、お兄さんとお姉さんを持つ五人家族だったんですね。
今回は、この中でもお医者になったという、兄の「奥原大生」さんについてご紹介したいと思います。
【顔画像】奥原希望の兄は奥原大生!自治医大出身で現在は新城市民病院勤務?
奥原希望選手のお兄さんは、大生さん。
2020年より愛知県にある、新城市民病院に勤務されているようです。
画像は新城市民病院の病院だよりに新規採用職員として紹介されたときの大生さん。
笑顔がとっても素敵です。
目元あたりが少し奥原選手と似ている感じもありますね!
大学は自治医科大学に通われていたそう。
この大学、実は学費が「実質タダ」で各都道府県ごとに定員が2~3名と決まっているという、少々特殊で入学が難しい大学なんですね!
大学の偏差値は67~72など高い数値で変動しており、私立医学部としてはトップクラスの数字。
浪人してめちゃくちゃ勉強して入学したそうですが、とても凄い努力ですよね!
長野県出身ながら愛知の病院へ
奥原希望選手が長野県出身で長野の中学に通われていることから、奥原家は長野の家族だと思われます。
ですが大生さんが勤務される新城市民病院は愛知県の病院なんですね。
大生さんが研修を受けていた岡崎市民病院も愛知県の病院。
これは医科大学独特のシステムによるものと考えられます。
「実質学費タダ」と表現した本大学、実際には6年間で2200万円程度の学費が発生しており、在学中この2200万円は「貸与」という扱いになります。
大学卒業後に、指定された公立病院に9年間勤務することでこの学費の返額が免除される、ということで「学費が実質0円」というシステムなんですね。
大生さんは愛知県の岡崎市民病院を指定されて働かれることになったのだと思われます。
この医科大のシステムは、僻地医療や地域医療の充実を目的とするものなのだそう。
しかし、医学部に入学する人は当然医者を志す人が大半で、このような学費免除のシステムがある大学に入るのなら一人の例外もいなさそうではありますが……
例えば医師国家試験に落ちてしまった場合なんかは、学費はどうなっちゃうんでしょうね……
払うことになるのでしょうが、少し怖いです……
しかしこの大学、過去10年間の医師国家試験合格実績で、全国順位1位が9回2位が1回!
合格率は99%にも上るとも言われています!
それなら、入学してから医師になるまではそういった心配をすることもなさそうですね!
奥原希望の兄はバドミントンの実力もすごかった!
大生さんも昔はバドミントンをされていたことがあったそうなんです!
それも凄腕選手だったのだとか。
そもそも奥原希望選手がバドミントンを始めたのも、お兄さん含む家族の影響がきっかけ。
高校教師の父がクラブの顧問をしていたバドミントンを、お兄さんが「始めたい」と思ったことから奥原選手も一緒に始めたそうなんです。
大生さんの実力派と言うと……
高校時代、インターハイでベスト8!
流石オリンピアンのお兄さん、こちらも素晴らしい選手だったんですね!
大学に入ってもバドミントン部で競技を続けていたという大生さん。
東日本医科学生総合体育大会では、男子シングルスで大生さんが五連覇という金字塔を打ち立ていますよ。
実際に試合中の動画もありました。
そんな素晴らしい成績を残していた大生さんではありますが、バドミントン選手にはなっていません。
入った大学が大学ですから、大学入学前からスポーツ選手ではなく医者を目指されていたのでしょう。
医者を目指したのは妹のため…
妹がバドミントンを始めたきっかけがお兄さんなら、お兄さんが医者を志したきっかけも妹でした。
奥原選手は2013年、左膝半月板損傷という怪我をされています。
前年には世界ジュニア選手権で優勝するなど実績を残していた中で起きてしまった、手術まで行う大怪我。
しかしその後は競技に復帰し、それまで以上に大活躍を見せることとなりました。
その姿を見たお兄さんは医療の素晴らしさに感動、この出来事が医者を目指すきっかけとなったそうです。
ただ、2013年というと奥原選手が高校を卒業された年なんですよね。
6年間大学を通われ、2020年に新任で新庄病院に勤務された大生さん。
年齢が奥原選手とそう離れていないとしても、お兄さんである時点で奥原選手の怪我の時に医科大に入学されているのは揺るがない事実のはず。
元々医者を志していた中で、更にその思いを強くする出来事だった……ということかもしれません。
まとめ
今回はオリンピック注目選手、奥原希望選手のお兄さんについてのご紹介でした。
家族兄弟がきっかけでスポーツを始めた選手はそれなりに多いような気がしますね。
その場合、やはり兄弟の方も学生の間に好成績を収められていることが多いみたいです。
将来のプロアスリートと同じ環境で練習していたからか、切磋琢磨し合える仲間がいるからか、血や遺伝子の問題もあるのかもしれません。
今度のオリンピックではお兄さんもきっと奥原希望選手を応援しているでしょう。
家族の期待を背に、母国での躍動に期待したいですね!