2016年リオデジャネイロ五輪の柔道で金メダルを獲得した大野将平選手。
一気に日本中から注目されましたよね。
そんな大野将平選手も柔道を始めた頃はずば抜けて強い選手ではなく、高校2年生までは目立つ選手ではなかったそうです。
ですが、大学に入った頃から急激に伸び、才能を開花させていきました。
そんな、大野将平選手の両親や兄弟も柔道のすごい才能の持ち主なのでしょうか?
どんな家族なのか?
今回は大野将平選手について調査してみたいと思います!
大野将平の家族構成まとめ
大野将平選手は1992年2月3日生まれの2021年(6月時点)で29歳です。
家族構成は大野将平選手から見て、以下のような4人家族です。
- 父親
- 母親:大野文子
- 兄:大野哲也
- 本人:大野将平
それぞれ家族とのエピソードなどをご紹介していきます。
大野将平の父親はどんな人?
大野将平選手のような、ここまで強い選手になると、幼い頃から柔道をしていたり父親か母親が柔道の元選手…
というのが、多いと思いますよね。
実際はどうなのでしょうか。
大野将平選手の父親について調べてみても母親に関する情報はあるのですが、
父親に関する情報は見つけることが出来ませんでした。
ですが、「両親が離婚している」「幼少期から母親しかいなかった」と言った母子家庭と言う情報も出てないので父親はいるはずなのですが、
大野将平選手の口から出て来るのは母親とのエピソードだけです。
もしかしたら、お父様は表に出たくないタイプなのかもしれないですね!
父親のエピソードではないのですが、大野将平選手の親戚のおじさんが「柔道の先生をしていた」と言う噂があります。
ひょっとすると父親か母親も柔道経験者な可能性もありますね。
続いてはお母様についてです。
大野将平の母親・大野文子は書道の先生
お父様と違いお母様とのエピソードは多い大野将平選手。
そんな大野将平選手のお母様は現在山口市に住んでいて、書道の先生をやっているようです。
大野将平選手が通っていた出身校、良城小学校の生徒さんもこの書道教室にたくさん通っているんだとか!
ちなみに、大野道場というTwitterのアカウントのアイコンは、お母様の作品なんだとか。
書道といっても色々なタイプがありますが、大野選手のお母様の場合、芸術的な感じですね!
一つの絵を見ているような美しさです。
柔道の布教活動も
その他にも、お母様は時には大野将平選手の代わりに母校に行って柔道着を寄付したり、
大野選手のように、小学校ではあまり活躍出来なくてもその後成長し世界チャンピオンになったことを知ってもらい、
将来を悲観しないで欲しいという思いを伝えたる活動なども行っている噂もあります。
素敵なお母様ですね~!
また柔道家の母親が書道家というのもかっこいいと思ってしまいました。
母親は上京することに反対だった
大野将平選手は小学校を卒業すると、上京して柔道の名門私塾である「講道学舎(こうどうがくしゃ)」に入りたいと母親に言いました。
講道学舎(こうどうがくしゃ)とは?
これまでに古賀稔彦さん、吉田秀彦さん、瀧本誠さん、そして大野将平選手と言った「オリンピック金メダリスト」を輩出している名門私塾。(2015年に閉塾)
この「講道学舎」へは先に大野将平選手のお兄様が入っていて、「とにかく厳しい」と言うことをお母様は知っていたので、大野将平選手を引き止めたそうです。
その理由の一つとしては、当時大野将平選手は小柄だったからというのもあるそうです。
しかし、どうしても行きたい大野将平選手にお母様は、
「1年間で10㎏体を大きくしたら行っても良い」
と言う条件を付けます。
大野将平選手の体が小さかったため講道学舎なんて到底無理!とお母様は判断し、でももし万が一行くならせめて10㎏くらい増えれば大丈夫かもしれない、と思ったのでしょうか。
そして、大野将平選手はお母様との約束を守りなんと1年後に10㎏体重を増やします!
晴れて兄と同じ「講道学舎」へ入る事となりました。
講道学舎では母親の言葉が支えに
現在はもう閉塾した講道学舎ですが、いまだに講道学舎と検索すると「地獄」と言う恐ろしいワードが出てくるほど厳しかったそう。
何でも、稽古中に「参った」をしても絞め落とすことが常態化するなど、通常の練習ではあり得ないほどの厳しさでした。
実際に6年間在籍した大野将平選手も厳しい環境の中「一本を取る柔道」を学びそして、「泣いていた記憶しかない」と話すほど…。
そんな大野将平選手が、「講道学舎」の入門テストを受けた時は10人中8番と言う弱さだったそう。
その事をお母様に言うと
「1年で1人ずつ抜いていきなさい」
と励まされましたそうです。
大野将平選手は言葉通り、1人ずつ追い抜いて行き、卒業するまでには学年で1番強い選手になったそうです!
厳しい練習に耐え抜けたのは、「母親の励ましがあったから」とも言えますよね。
きっとまだ明かしていないエピソードもたくさん、あるんでしょうね。
相変わらずのえげつない強さ。
大野将平選手🥋#世界柔道— リーシャウロン (@lee_san_real) June 13, 2021
大野将平31秒間に2回技有って凄すぎる
— ゆうだい (@daiyu0601) June 13, 2021
大野将平選手堂々とした姿勇気付けられますありがとうございます応援します #アスリート応援 #丸大食品
— アムテリセ (@ecprjTWR0dsEEGK) May 31, 2021
大学時代の不祥事も母に支えてもらう
2013年の夏に世界選手権に初出場し、決勝を含む6試合をすべて一本勝ちで優勝を決めた大野将平選手。
一気に注目を集めました。
ですが、大野将平選手が天理大学で主将をしていた当時、4年生の部員が下級生へ暴力を振るったとして大きな問題に。
大野将平選手も手を出してしまったようで、このことにより、
- 停学及び主将の解任
- 強化指定選手取り消し
- 全日本柔道連盟から登録停止処分
などの、一時公式試合から追われることになってしまいます。
この時小学校卒業以来、初めて実家でゆっくり過ごす時間をとったそうです。
インターネット上での中傷は止まず、母親からはかなり心配されそして励ましてもらったとか…。
そして、幼いころに通った道場に顔を出し当時の恩師に
と告げ家族の支えもあり、五輪金メダルまで到達しました。
こんな事もあったんですね。
スポーツ、格闘技などは指導と暴力の境目が曖昧なところがありますよね。
それはきっと指導者の影響もあると思います。
このように学生に被害が及ぶような事がないように徹底して欲しいと思ってしまいます。
大野将平の兄・大野哲也も柔道の実力が凄い!
お父様やお母様について紹介していきましたが、大野将平選手のお兄様も柔道が凄い!との噂があります。
大野将平選手のお兄様についても調査したのでご紹介していきます!
柔道は兄の影響
大野将平さんの2歳年上のお兄様の名前は「大野哲也」さんと言い2021年現在31歳です。
大野将平選手が柔道を始めたのは、完全に2歳年上の兄の影響からだったそうです。
大野哲也さんは地元の柔道教室「松美柔道スポーツ少年団」に入る事が決まり、その後に弟の大野将平選手も習い出しています。
そして、お兄様は小学生の頃から柔道が強く、団体戦での優勝経験や個人戦でも全国大会で上位に入るレベルだったそうです。
大野将平選手が行きたい!とお母様に頼み込んだ講道学舎をお兄様は「講道学舎」にスカウトされて入りました。
大野将平選手は、そんな強い兄に憧れて学生時代はずっと柔道を続けてきますが、憧れの反面「大野の弟」と強い兄と比較されるのは悔しかったそうです。
兄は警察官に
現在大野将平選手の得意技でもある「内股」は元々お兄様の得意技だったそうで、お兄様が大野将平選手に仕込んでくれたそうなんです。
指導力もあり柔道の実力もあったお兄様は、講道学舎を経て大野将平選手と同じ柔道の強豪校である「天理大学」へ進学しました。
ですが、その後は特に目立った活躍は無かったようです。
そして、天理大学を卒業したあとは現在は地元の「山口県警」に勤務しているそうです。
また、柔道は辞めた訳ではなく2012年度と2014年度の「山口県柔道体重別選手権90㎏級」で優勝するなどの活躍をしていました!
めちゃくちゃかっこいいですね!
お兄様は2017年に結婚もしてお子様もいらっしゃるようで、大野将平選手のInstagramにたびたび甥っ子の姿がのっています。
甥っ子は友彰(ともあき)くんという名前で、大野将平選手はとても可愛がっているようです^^
この子もいずれ柔道選手になるのでしょうか、楽しみですね。
大野将平選手の兄と同級生。小学生の頃、よく遊んでたなぁ。その頃会った弟の大野選手。一緒に遊んでたりしたな~😊なんて昔を懐かしく思いますね。大野選手金メダルおめでとうございます❗
— katsuya@funrunner (@katsuya_funrun) August 8, 2016
同じ内股でも、初心者がやる内股と大野将平選手が内股では、全然違う。同じように三角絞めも初心者とトップ選手では、同じ手順でもキレが全然違う。
— 宮下(御茶ノ水柔術・生体計測系研究開発) (@sodetsusiman) April 15, 2021
まとめ
今回は柔道の大野将平選手の家族について調査してみました。
何故かお父様の情報はほぼなく…表に出るのを嫌うタイプなのでしょうか。
お母様はとにかく息子を支えるタイプですね!素敵な親子関係でした。
お兄様は、天才タイプの柔道家で現在は警察官と言うことでした。
注目を集め時には失敗することもあるでしょうが、大野将平選手のこれからの活躍も楽しみですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。