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パティシエエスコヤマ|ブラック企業で残業がエグい!エロゲでゆずソフト抗議の過去も

パティシエエスコヤマ|ブラック企業で残業がエグい!エロゲでゆずソフト抗議の過去も

2021年11月3日、人気洋菓子店「パティシエ エス コヤマ」で

社員らに月100時間超の時間外労働をさせていたことが発覚しました。

ネットでは「やりがい搾取」との批判が多く上がっています。

今回、過酷な労働実態で話題となっていますが、

以前には外観が”あるエロゲ”に無断でパクられたこともありました。

そんなパティシエ エス コヤマについて調査しました。

パティシエ エス コヤマは残業100時間以上のブラック企業

パティスリー エス コヤマ 小山進

1度目の勧告は2018年1月14日、その後改善がみられなかったようです

残業代に関して、社員ごとに労働時間を定め、固定残業代を支払った上で、所定の労働時間を超えた分を別に支払う仕組みを取っていました。

しかし、一部の社員に超過分を払っていなかったようです。

未払いの残業代を支払う意向を示しています。

ネットの声




「パティスリー エス コヤマ」の外観をエロゲーに無断使用される

パティスリー エス コヤマは女性や子供に人気の洋菓子店ですが、

実は一部のゲーマーにも認知度が高いようです。

その理由は、同店の外観がエロゲの背景に無断使用されたからです。

こちらがパティスリー エス コヤマの外観の写真です。

パティスリー エス コヤマ 小山進 エロゲー

こちらが話題となったエロゲーの背景です。

パティスリー エス コヤマ 小山進 エロゲー

見比べると、建物の構造から色味まで、完全一致ですね。

問題のエロゲーはゆずソフトというアダルトゲーム会社が制作する「喫茶ステラと死神の蝶」です。

パティスリー エス コヤマがゆずソフトに対して抗議

パティスリー エス コヤマ側はイメージが損なわれかねないとして抗議しました。

しかし、原則建物に著作権は認められいないようです。

以下それらを定めた著作権法の一部です。

著作権法第 46 条

美術の著作物でその原作品が一般公衆に開放され、屋外の場所に恒常的に設置されているもの又は建築の著作物は、いずれの方法によるかを問わず利用することができる。

また、建築の著作物は、著作者人格権を害しない限り、自由に利用することができる。

したがって、例えばこれらを写真撮影し、インターネット上で公開することは自由である。

一部の美術的な建築物以外はトレースしようがネットに公開しようが自由というルールです。

したがって例えば漫画家さんが自身で写真撮影してそれらを漫画作品に使うことは自由となります。

関西学院大学大学院司法研究科の丸山敦裕教授の見解。

「性的な場面で使えば営業妨害になる可能性もあるが、背景に使うだけなら削除などを求めるのは難しい」

とのことです。

店側は以下のようにコメントしています。

「年齢制限があるゲームの性質上、客に不快感を与えかねない」

「(制作側に)許可していないということは皆に知ってほしい」

著作権は認められないが、営業妨害には当たるようでうす。

ゲーム会社は無断使用の事実を認め謝罪、

現在正規版では、問題の建物は差し替えられており、パティスリー エス コヤマを想起させない外観となっています。

パティスリー エス コヤマの改装はエロゲーが原因か?

パティスリー エス コヤマはその後、建物の改装をおこないました。

こちらが、現在の外観です。

以前、屋根が白でしたが、全体を黄色に塗り替えました。

エロゲファンのオタクたちによる聖地巡礼を防止するためや、

印象を良くする為の改装だったのでしょうか。

改装の理由は分かっていません。

創業から15年経つので、たまたま改装のタイミングだったのかもしれません。




パティシエ エス コヤマは兵庫県の人気洋菓子店

会社名:株式会社パティシエ エス コヤマ

代表者:代表取締役 小山進

創業:2003年11月

住所:〒669-1324 兵庫県三田市ゆりのき台5丁目32-1

株式会社パティシエ エス コヤマはパティシエの小山進氏を創業者とし、

連日行列ができるほどの人気洋菓子店で「小山ロール」が有名です。

敷地内にカフェ、ショコラブティック、パン工房、ギフトサロンなど8ブランドの店舗や施設が建ち並び、

「お菓子のテーマパーク」、「スイーツの一大ワンダーランド」などと呼ばれています。

テレビ東京の番組「TVチャンピオン」味覚部門第1位を受賞したことで、全国的に有名になりました。





まとめ

パティスリー エス コヤマについて調べました。

人気洋菓子店としてだけでなく、以前より著作権問題でも有名だったようです。

今回の報道で過酷な労働実態が明るみになりました。

有名店だからこそ、同じ業界の見本になるような労務形態に変わるといいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。