第94回アカデミー賞授賞式で、俳優のウィル・スミスから平手打ちを食らったコメディアンのクリス・ロック。
実は彼が非言語性学習障害(NVLDまたはNLD)と診断されていたことが判明しました。
この「障害」というカードを出したことから、ネットでは”ポリコレカードバトル”なんて呼ばれている状況。
今後どのようなバトルが繰り広げられていくのでしょうか。
ウィル・スミスから平手打ちを喰らったクリス・ロックは障害持ちだった?
第94回アカデミー賞授賞式でのこと。
司会を務めていたコメディアンのクリス・ロックが、ウィル・スミスの妻で女優のジェイダ・ピンケット・スミスのヘアスタイルをジョークのネタにしました。
この発言に怒ったウィル・スミスはステージに上がってロックに平手打ちをしたのです!
ウィル・スミスを擁護する超えた、クリス・ロックを擁護する声、賛否両論がある中で、
今度は、クリス・ロックが、非言語性学習障害(NVLDまたはNLD)と診断されていたこと判明。
このような事態に、ネットを中心に「ポリコレカードバトル」が勃発と話題に。
「ポリコレカードバトル」とは?
いわゆる弱者に対して不適切な行動をした人が責められている時、後出し的に「私もこんな弱者属性があったんだ」と言い出して批判を和らげようとするさまを「ポリコレカードバトル」と称しているようです。
ポリコレカードバトルという言葉を見てしまい、アメリカ人の倫理観もうだめっぽ…
— 亜留間次郎 (@aruma_zirou) April 5, 2022
“ポリコレカードバトル”なんてパワーワードが生まれて「これだから日本人は」とか言っちゃう人がいるけど、ポリコレ自体が気に入らないモノを排除するための棍棒に成り下がったんじゃ、茶化されても仕方ないんだよね。人権とかSDGsとかを声高々に叫ぶ人から距離を取るように
— 積雲(済プクリポ セキウン) (@sekiun_Cu) April 5, 2022
ポリコレカードバトル、ネーミングがもうツヨツヨなのだw
とまあそれはさておき、こういった形で容赦なく揶揄されてしまう時点で、ポリコレという概念の敗北な気がするのだ。
本来は弱者を助けるための思想だったはずなのに、単なる詭弁だと捉えられている証拠なのだ。— (頭の)メモ(リ容量が少ないアラ)イさん (@ZizzREF) April 5, 2022
やめろー!
ポリコレは相手をぶっ叩く理由づけの道具じゃない!
俺とポリコレカードバトルで勝負だ!をリアルでやってるのすごいな— ふとし (@futosi) April 5, 2022
そもそもが「バカすぎて状況に応じた判断が出来ないバカなアメリカ人が、物事の善悪を簡単に判断出来る様にする」ために生まれたのが所謂ポリコレカードバトルと呼ばれるものなので、
そこには駆け引きも戦略も無くただ強いカードを沢山持ってる側が勝つ実態としては怪盗ロワイヤルに近い
— ちゃんこ山崎 (@BONO_64th) April 5, 2022
発達障害出してきたのポリコレカードバトルと称されてるけど、自由と多様性の国アメリカでは発達障害はカードとして機能するんですか!?日本だとマイナスにしか作用しませんが!!
— 脳みそ多動ちゃん (@NOBUGCHAN) April 5, 2022
ポリコレカードバトルあれヤバいの、ウィル・スミスが現状かなりぶったたかれてるのに、さらに殴った相手は障害持ってました、となるとウィル・スミス本当に俳優生命どころか人生終焉レベルで叩かれるんすよね
— ぶる (@bullseye_Jagd) April 5, 2022
なるほど、そりゃ「ポリコレカードバトル」なんて新語が流れてくるわけだ。こりゃ駄目だ、こりゃ駄目だよアカデミー賞…
— 名無しブラックハンド総帥 (@nns_blackhand) April 5, 2022
勘違いしてる人がいるから言うけど
病歴を明かすだけならポリコレカードバトルとは言わないんだわ
人の悪口言ったり殴ったりする免罪符や、批判逃れの為に障害を使うなって話なんよ— じゅんじゅん (@Object501) April 5, 2022
ポリコレカードバトルは弱者属性カードを後出しで攻撃表示してくる馬鹿を揶揄してるだけで、実際の発達障害とか昨今保護されつつある属性とかを嘲笑してるわけじゃないゾ
— Jane Doe (@abyssalwarship) April 5, 2022
ポリコレカードバトル、普通に最低最悪な表現なのだが、『より配慮すべきものという本来はあってはならない【優先順位】がある』という現状のポリコレを端的に表しててそれも悲しい。
— 毒鮫 (@dokusame) April 5, 2022
アメリカではウィル・スミスが劣勢?
現状、アメリカではウィル・スミスの方が劣勢な様子。
日本では、彼を擁護する声が多いだけに、文化の違いを感じさせられますよね。
日本だったら、「障害」を後出しにしてくるな、という批判も起きそうですし。
クリスとウィルの件、自分なりにアメリカの人の意見を見た結果文化の違いを痛感した。日本で身体的特徴のジョークがタブーなようにアメリカでは日本のツッコミ(叩くなどの)はありえないものと考えられてる。
— ひとりごと (@vimiv555) April 5, 2022
ビンタを徹底的に糾弾するアメリカは
病身のセレブは悪意を持っていじられても
受容する寛大な社会らしい
だったらウィルは殴る相手間違えたかもな— 由結ちゃんまじ由結ちゃん@BM封印@堅忍不抜・臥薪嘗胆・電光石火 (@electricyuichan) April 5, 2022
クリスが謝罪をせずウィルにだけ責任と非難が集中するのはやっぱりまだ理解できてないけど、クリスのジョークがアメリカで尊重されているものなのは分かったし、日本の価値観でそれを無思考に否定するのは良くなかったな
— 七橋 (@narau_nanahashi) April 5, 2022
言葉の暴力を放っておいて、大人の対応だったの?それは解せない、絶対解らない。
アメリカと日本は違うの?だったら、アメリカの対応は許せないよ私。
きっと、ウィルの奥さんが一番心と精神を痛めてると思う。私が人を選ぶなら、それでも奥さんの為にやっちまったウィルを選ぶ。クリスじゃない。— 妄想ろぼっと (@crazyrobot_) April 5, 2022