結成15年以内の漫才師の中で一番面白い漫才師を決める大会、「M-1グランプリ」。
2021年大会の決勝に、ついにランジャタイが進出しました!!
お笑いファンの間ではなかなか名の知られたコンビなのですが……
その評価は
- 「優勝かぶっちぎり最下位かの二択」
- 「上沼恵美子さんに怒られる枠」
- 「マヂラブを漫才じゃないと称していた人が今年のM-1でランジャタイを見たら泡吹いて倒れる」
などなど….
とにかく「際物」であることは間違いない模様!
今回は2021年のM-1グランプリで大旋風を巻き起こすかもしれないランジャタイの伊藤さんについて紹介します!
ランジャタイ伊藤幸司のヤバイ奇行エピソード9選!
近年は度々「有吉の壁」などのお笑い番組にも出演、少しずつ知名度を向上させているランジャタイ。
「テレビで見た!」ぐらいの知識の人からすると、ランジャタイで目立っていると感じるのはどちらかというとボケ担当の国崎さんではないでしょうか?
一回見ただけでもなかなか忘れられないような、インパクトの強いネタを披露することが多いコンビですから、
そのネタの中で大体奇行を行っている国崎さんの方が「クレイジーなキャラクター」だと認識されやすいはず。
ですが、相方の伊藤幸司さんも、というか伊藤さんこそヤバイんです!!
ランジャタイの(一応)ツッコミ担当、伊藤さんの奇行エピソードを紹介しますよ!
- 入学早々「君、面白い?」と声をかける
- 松本人志と発想が被る
- 養成所をクビになる
- 自作自演のランジャタイ単独ライブ
- ネズミ遺影を自宅に飾り糞を舐める
- 便座に排泄物
- サンドウィッチマン伊達がキレる
- 特殊な性癖
- 20年間髪形一緒
一つずつ見て行ってみましょう!
①入学早々「君、面白い?」と声をかける
ランジャタイはNSC東京校12期生出身のコンビ。(出身というと少し語弊があるのですが……)
とにかくジャングルポケットや渡辺直美さんらと同期となるコンビです。
高校を卒業してから二年ほどの放浪の末、NSCに入学した伊藤さんは……
この人(伊藤)がホントにトガっていて、入学早々、一人ひとりに「君、面白い?」って聞いて回ってて。
引用:bizSPA!フレッシュ
「鳥取の怪童」を自称していた伊藤さんが、入学したての同期達に「お前面白いんか」と絡み続けるという鮮烈NSCデビュー!!
そんな伊藤さんと、後に相方となる国崎さんが親しくなったのは、実はこの尖った質問がきっかけだったんです。
唯一、「俺面白いよー」って答えたのが彼(国崎)で、コンビを組もうと。
引用:bizSPA!フレッシュ
国崎さんも国崎さんで、度胸が凄い!
なんというか、トーク映えするエピソードですよね。
②松本人志と発想が被る
そもそもが「発想が松本人志と被るから」と島根から東京に出てきていた伊藤さん。
当時伊藤さんは「鳥取から松本人志さんと発想が被るって言って上京してきた」そうで、松本さんの番組を観ていると、松本さんと同じコメントを言っていたことがあったり、むしろ「俺の方が早い…」と話していたりしたのだとか。
https://coconutsjapan.com/entertainment/ranjatai-higashinokoji-matsumotohitoshi/61316/
ちなみに、その後ダウンタウンと共演したというランジャタイ。
相方の国崎さんは、「(伊藤さんとは)もう全然違いました」と答えるていましたが、伊藤さんは
と自信満々でした笑
③養成所をクビになる
NSC16期生としてスタートを切った伊藤さん。
しかし、そのわずか2~3か月後に養成所をクビになっているんです!
理由は、同期への過激発言。
同期が集まっている場でいきなり僕が前に出て叫んだんです。
売れるのは一握りだけなのに、みんな仲良しこよしに見えたので「お前ら、ここは仲良しクラブじゃないんだよ!!」って。
スタッフさんが慌てて飛び込んできて、羽交い絞めにされて学長室に連れて行かれまして。結果、それがもとでNSCを退学することになるんですけど引用:YAHOO!JAPANニュース
いかにも尖ってるエピソードという感じですよね!!
NSC期の伊藤さんというと、先述の通り鳥取の怪童で入学すぐに同期達に「お前面白いんか」と聞いて回った男ですから……
まあ、こうなるのもわからなくもない。
ですが、こういう尖ったタイプの人って、我を貫き通すというか。
退学を言い渡されたらなんなら逆切れする勢いで去っていく、みたいな、一種のカッコよささえ感じるような動きを見せそうなものだと思いませんか?
ですが伊藤さんの場合は違うんです。
伊藤さんは退学を回避したくて、指示された通りゴミ拾いを全力で敢行!
『回避したかったら町中のゴミを集めてこい』と
大雨のなか3、4袋くらいパンパンにして持っていったんですけれど、クビといわれて泣きながらNSCを出ていった
引用:サンスポ
友達だった国崎さんにも手伝ってもらったのだとか。
しかし、それでもクビは覆らず……
最後は泣いてNSCを出て行ったんですって!
NSCの入学金が40万円ですから、泣きたい気持ちも分かります。
ちなみに、バイトで貯めた40万と共に家で同然にNSCにやってきたという国崎さんは……
伊藤さんの一部始終を目にして「面白い!」と思い、伊藤さんを追いかけるためにNSCを辞めちゃうんです!
NSCの授業料が40万円ほどだったんで、結局、2人合わせて80万円。それがパーになってしまいましたけど、ま、そのおかげで2人が出会えましたからね。十分に値打ちはありました
引用:YAHOO!JAPANニュース
その後、80万円の値打ちもあったと言い切る国崎さん。
カッコいい!!
④自作自演のランジャタイ単独ライブ
一定期間、事務所に所属していない、いわゆる「フリー」の期間があったランジャタイ。
出るライブもなかったランジャタイの二人。
自身の家で自分たちがお客さんになり、自分たちのネタを見るという「ランジャタイ単独ライブ」なるものを、なんと年十数回もやったというのです!
自分たちの家で、自分たちがお客さんになって“ライブ”をやってたんです。
分かりにくいですよね?
まずネタを何本か作って、映像に収めて、日にちも決めて、『ランジャタイ単独ライブ』のチラシも作るんです。
そして、僕らがたまたまチラシを見てライブ会場、といっても、自分たちの家なんですけど(笑)、ライブに来たお客さんということになって、ネタを見て、ライブが終わったらアンケートも書くんです。引用:YAHOO!JAPANニュース
チラシやアンケートまで作るなんて本格的というか暇というか…
伊藤さんも「狂気」と認める自作自演ライブ。
よく考えると「ライブに向けてしっかりとネタを作りこみ、その出来を自分たちで客観的に見て判断する」というのはネタの向上につながりそうな行いでもあります。
このライブが開かれていたのはおおよそ一年間。
狂気の行いを知った先輩芸人が、初めて「何やってんだ……?」とツッコミを入れ、通常のライブに出してくれるようになったんですって。
通常のライブに出れるようになるまでおおよそ五年、お笑い芸人もやはり楽ではありませんね。
⑤ネズミ遺影を自宅に飾り糞を舐める
こちらの画像はネズミの遺影です。
伊藤さんの自宅アパートには、ネズミが沢山出るそうで……
伊藤さんは最初は気味悪がっていたものの、次第にこのネズミたちに愛情を抱いちゃったんですって。
名前を付けて肩に乗せ、亡くなった際には埋葬もするほど。
特技として「ネズミと話せる」というものまで書いているようです笑
ちなみに、、ネズミの糞を舐めるなどの奇行もあるようです。。
⑥便座に排泄物
純粋に汚いですね笑
劇場のトイレでの奇行で、伊藤さん自身はそのことに気付かずにトイレを出て、そのあと入った相方の国崎さんが泣く泣く掃除したそうです。
⑦サンドウィッチマン伊達がキレる
紆余曲折を経てグレープカンパニーという事務所に所属することとなったランジャタイ。
グレープカンパニーの看板芸人と言えばサンドウィッチマンのお二人です。
そんなサンドウィッチマンとアンタッチャブルがメインMCを務めるお笑い番組、「お笑い実力刃」に出演することとなったランジャタイ。
決められた4つの、何の関係もないワードを使って30分でネタ作りをする、という無茶ぶりともいえる企画に挑戦したお二人でしたが……
同企画に挑戦した他のコンビが見事なネタを披露するのとは反対に、ランジャタイはいつも通りのめちゃくちゃなネタを披露し、コーナーの趣旨にはあまりそぐわない結果に!
これには伊達さんも激怒!!
……まあ、なんというか、見えていたオチではありますけどね。
サンドウィッチマンのお二人は事務所の後輩をとても可愛がっている芸人さんでもあります。
富沢さんがランジャタイを「またこの企画に呼ぶ」と語られていますから、激怒というのも番組の演出の一環ではあるのでしょう。
ランジャタイの同ネタはYouTubeにアップされている一方で、地上波の本オンエアには載っていません。
予定通りだったのか否かは分かりませんが、なんともまあランジャタイらしい扱いと言えます。
……この件に関しては、主犯は国崎さんの方かもしれません笑
⑧特殊な性癖
これもちょっとヤバ目な雰囲気がありますが、、笑
- 自分の姿を見て自慰行為をする
- 地元(田舎)で夜中、山で自慰行為をする
などなど、特殊な西壁を暴露されています。
ちなみに、2017年、人気ラジオ番組「オールナイトニッポン」の関連番組の担当をした際、伊藤さんは
「初体験で性病にかかった」
ことも告白されていました笑
何ともかわいそうなエピソードですね。。
⑨20年間髪形一緒
特徴的なモサモサした髪形は、アニメ・エヴァンゲリオンのキャラクターである「綾波レイ」に憧れたものなのだとか。
綾波レイが好きだったので自分もそうなりたいという意識がうっすらとあったんだとは思うんですけど、強い動機やきっかけはないです。それ以降は髪型を変えようという気もあまり起こらなくて。
引用:お笑いナタリー
それをなんと20年続けているそうです!!
この髪型にするため、自分で切っているという情報もありましたよ!
尖りまくっていたランラジャタイ伊藤幸司の現在は…
こんなにさんざん尖っていた伊藤さん。
ですが、現在はランジャタイで目立つのは国崎さんの方で、なんならネタを作っているのも国崎さんの方。
尊敬か畏怖の念からか、「天才」「鬼才」などと称されることも多いランジャタイですが、そういった声も主に国崎さんに向けられた言葉です。
伊藤さん自身も、昔の自分から変わったことを認められています。
立川:トガるのをやめそうと思ったきっかけってありますか?
伊藤:でも、自然とじゃないですかね。川を流れる石のように段々角が削れてくみたいな感じですかね。年月が経つにつれてなのかな。
引用:note
そもそも、伊藤さんはイジメられていた友達を庇ったら自分がイジメられるようになり、庇った友達からも攻撃されるといったエピソードを持っています。
心優しい方ではあるんですよね。
勿論、今でも度々ぶっ飛んだ価値観の片りんを見せることはある伊藤さん。
ランジャタイが今よりブレイクすることがあれば、「実は国崎より伊藤の方がヤバい!!」と脚光を浴びることもあるかもしれませんね!
まとめ
今回はランジャタイの伊藤さんについての紹介でした。
今年のM-1グランプリのファイナリストがは発表される中で、名前を呼ばれた時に最もざわついたのはランジャタイの二人が発表された時だったに違いありません!
断言できるほどに、ランジャタイというコンビの存在は異質。
漫才論争再燃待ったなし、審査員の反応を見るのが怖くて仕方がない、そういうタイプのコンビなんです。
M-1決勝の舞台でも、ランジャタイは自分たちの漫才を曲げることなく披露するのか……
もし優勝するなんてことがあれば、日本のお笑いが根底から変わってしまうかもしれませんよ!