2022年3月6日、種目別ワールドカップ(W杯)ドーハ大会に出場した同国男子のイワン・クリアク選手(20)。
胸元にロシア軍を象徴する「Z」印をつけて出場したとして炎上する事態に。
【画像】イワン・クリアク選手がロシア軍を象徴する「Z」印をつけて炎上
2022年3月6日、体操のイワン・クリアク選手(20)が、胸にロシア軍を象徴する「Z」印をつけて、種目別ワールドカップ(W杯)ドーハ大会に出場。
しかも、この大会では、金メダルがウクライナの選手となり、銅メダルのイワン・クリアク選手と表彰台に並ぶ事態に。
ウクライナのイリア・コフトゥン選手は、カザフスタンのミラド・カリミ選手とは肩を回していますが、
ロシアのイワン・クリアク選手とは肩を回さず、距離があるようにも見えます。
これらのイワン選手のロシア軍支持をアピールするかのような行為に対し、FIGは「衝撃的な行動」と非難。
国際体操連盟(FIG)は、懲戒手続きに入るよう体操倫理財団に要請したと発表しています。
なお、FIGはロシアと同盟国ベラルーシの選手について、W杯を含む主催大会への参加を7日から禁止しています。
ロシア軍の「Z」の意味は?
共に旧ソ連構成国のロシアとウクライナで兵器が一部共通しており、友軍への誤射を避けるために「Z」マークを付けているという味方が有力。
他にも、戦車やヘリコプターにも付けらており、「Z」「V」「O」といったバリエーションがあるため、所属部隊を示すという説もあります。
さらに、プーチン敵視するウクライナのウォロディミル(V)・オレクサンドロビッチ(O)・ゼレンスキー(Z)大統領のイニシャルという説もあるそうです。
イワン・クリアク(Ivan Vitalievich Kuliak)のwiki経歴プロフィール
- 名前:イワン・クリアク(Ivan Vitalievich Kuliak)
- 生年月日:2002年2月28日
- 年齢:20歳
- 国籍:ロシア
- 所属クラブ:ラリサラチニナ体操学校、VFSOディナモ
2006年の4歳のときに、母親が彼を体操のクラスに連れて行ったことをきっかけに体操を開始。
2019年、クリアク選手はロシアのジュニアオールラウンドおよびフロアチャンピオンになり、横棒で銀メダリストになりました。
また、ヨーロッパユースオリンピックフェスティバルでロシア代表に。
個人で銀メダルを獲得しました。
ネットの声
ロシアの体操選手が胸にロシア軍のZのシンボル付けて出場したって話、 「スポーツと政治は別」って主張が間違いである分かりやすい例だし、 五輪で計7つのメダルを獲ったロシアのスベトラナ・ホルキナが 「ロシア人は恥じる事なく拡散してほしい」って言っててマジで呆れる。
てか体操倫理財団からの懲戒処分なんてもんがあったのは初耳。
まぁでもホルキナもめちゃZ推ししてるし何十年かロシアさんスポーツ界から締め出されそう。
レッドチームだけで世界大会やって楽しいのかねぇ。
まあ、考えすぎ(大喜利)じゃろと自分でも思うけど、「Zを付けていたロシアの体操選手が永久除名処分」とかなってる報道が既に出てて、今後繰り返し「悪のロシアに与する非道の印」みたいな報道が広まっていくと、「何もできない自分だが何かをしたい」という正義漢が暴走する可能性はあると思ってる
— 過労粗利 (@azukiglg) March 7, 2022
まとめ
今回は、ロシアの体操選手の「Z」をつけていた件についてまとめました。
本人の意思なのか、それともさらに上の者の指示なのか。。
今後、懲戒手続きもあるということで、選手生命が絶たれてしまう可能性もあります。
スポーツと政治は結びつかないことはありませんね。