文春オンラインで、榊英雄監督から性被害を受けたという女性たちの告発をスクープしました。
今回は、被害女性や被害状況について調査しました。
【文春砲】女優たちが榊英雄監督に性行為を強要されたと告発！
https://news.yahoo.co.jp/articles/10e2449a424852e69bf6b0e6b3baf045fbccb135女優A子の被害
A子さんは、2013年12月頃、榊氏のワークショップに参加して知り合ったそう。
このワークショップでは、一回1万円ほどを支払って演技指導を受けるのですが、監督に顔と名前を覚えてもらって、読んでもらうことを目的にしていたそうです。
このワークショップの後に連絡が来て、
「もう一回会いたい。飲みに行こう」
と誘われたそうです。
「七時くらいから飲み始めた。食事中は変わった様子はありませんでした。私は当時、横浜方面に住んでいて終電が早かったので、二、三時間経ったころに、もう帰りましょうかと二人で店を出たんです」
文春オンラインより引用
渋谷・道玄坂の居酒屋で飲んでいた2人は、店を出た後暗がりに引き込まれると、通行人の死角になる場所（駐車場）まで連れ込まれたそうなのです！
「騒いだら殺すぞ」
と言われ、抵抗することもできず犯されたそうです。
「あまりの恐怖で、その一言は今でも鮮明に覚えています。榊は身体も大きいし、強面です。その場でパンツだけひきずり下ろされ、無理やり犯されました。もちろん避妊などされません。時間にして五分くらいでした。ことが終わると榊は『じゃ、またね』とその場から去りました」
文春オンラインより引用
友人には相談したものの、A子さんは女優を続けたかったため、被害のことは警察や両親にも言えなかったそうです。
しかし、傷が癒えることはなく、榊氏との連絡を断ち、結局女優は諦めることに。
現在は結婚し、平穏に暮らしているとのことです。
女優B子の被害
B子さんは、2017年11月に、映画関係者が集まる飲み会で榊氏と出会いました。
その日の夜にFacebookで「よろしくです」というメッセージがあり、連絡を取り合うように。
12月に入って道玄坂の居酒屋で食事をすることになったそうです。
榊氏から「もう一軒行こう」と誘われ、20時くらいに店を出ると、いきなり路地裏に連れ込まれたそうなのです！
「歩いていると、いきなり強く引っ張られて路地裏に連れ込まれました。すると榊は自分のパンツを下ろして『口でやれ』と。抵抗しましたが頭を押さえつけられ、無理やり咥えさせられました。榊の目が血走っていたのをよく覚えています」
文春オンラインより引用
行為は10分ほどで終わり、その後はバーへ。
別れ際、榊氏からクシャクシャに丸まった千円札を取り出し、投げてよこしたそうです。
女優C子の被害
C子さんは、榊氏の作品に出演していた人物。
2015年の秋頃から
「事務所においでよ」
と頻繁に誘われるようになったそうです。
なんとなくやり過ごしていたC子さんへの要求は次第にエスカレート。
直接ホテルに誘われるようになったそう。
「新宿の世界堂の前に車を停めているから。パンツ穿いてくるなよ」
と指示され、ホテルで初めて肉体関係を持ったそうです。
「私はその場で拒否や抵抗は一切しませんでした。もちろんそういう行為をしたかったわけではありません。でも、監督の要求を断ればキャスティングから外されると思ってしまった。この世界ではこういうこともあるのかと、仕方なく要求に応じてしまいました」
文春オンラインより引用
その後も食事や事務所に誘われたそうです。
道玄坂の居酒屋は榊氏のお気に入りなのでしょうか。
C子も同様に被害に遭っていました。
「道玄坂の居酒屋に飲みに行きました。店を出るとすぐ近くの民家の駐車場に誘導され、その場でされました。まったく躊躇することなく、手慣れた感じで。人通りが少なく、助けも呼べなくて怖かったです。その日以降も、しつこく『裸の写真送って』などと卑猥なメッセージが来ました」
文春オンラインより引用
女優D子の被害
D子さんは、2015年12月、榊氏のワークショップに参加したことがきっかけ。
後日、「芝居を見てあげるから」と赤坂の事務所に呼ばれ、
「上に乗って欲しい。癒されたい」
と言ってきたそうです。
断れず上に乗ると、そのまま行為が始まったそうです。
かなり強引で、床でされました。拒否はしましたが、全力で逃げるようなことはしませんでした。断ると、仕返しに何をされるかわからないと思って……
D子さんは渋谷の居酒屋で飲んだ帰りにも性行為をしたそうです。
「尊敬する監督だったので、気に入られたい気持ちも多少ありました。ただ、同意の上かと言われれば決してそうではありません」
文春オンラインより引用
実際にD子さんとのLINEのやりとりも公開されていました。
文春オンラインより引用
文春オンラインより引用D子さんが榊氏の作品に出たいと言うと、
- 「仕込んでやる！」
- 「アナルも覚えなさい！フェラも」
などと言い、極め付けは「しゃぶれ」と榊氏自身の勃起した男性器の写真を送りつけてきたそうです。
「この人は病気だ」と感じたD子さんは、ほどなく連絡を絶ったそうです。。
性被害を受けた女優たちは誰？
さて、気になる被害にあった女優さん。
それぞれ特定するには情報が乏しいようです。
- A子さん：女優の卵のようなので特定することは難しい
- B子さん：？
- C子さん：2015年秋の榊氏の作品に出演していた女優
- D子さん：女優の卵のようなので特定することは難しい
2015年の監督作品といえば、以下の作品があるようですが特定は難しそうです。。
- 短編映画集 破れたハートを売り物に「父と息子」（2015年）
流し屋 鉄平（2015年）※東映Vシネマ
木屋町DARUMA（2015年）
オナニーシスター たぎる肉壺（2015年）- 成人映画
榊氏は、今回の件について以下のように回答しています。
A子さんについては「肉体関係があったことはなく、ましてや『騒いだら殺すぞ』等と脅したこともありません」と否定した。
B子さんについては、「お互い相当酔っていたこともあり、一部、指摘のような性的な行為があったことは事実ですが、お互い合意の上でした。千円ではなく五千円をタクシー代として渡した記憶があります」。
C子さんについては「彼女の方から私に近づいてきて、関係をもちました」。
D子さんとは「相互に好意を持って行われた普通の男女関係であり、彼女が性交渉を拒否していたとの事実はありません」とした。
文春オンラインより引用
また、榊氏の奥さんであるシンガーソングライターの橘いずみさんにはこの話をしており、許しを得ているとのことです。
奥さんに関する記事はこちらをご覧ください。↓
まとめ
今回は、榊英雄氏による性被害告発についてまとめました。
3月25日に公開される映画「蜜月」では性被害を題材にしていたと言います。
自身の立場を利用し、女性と関係を迫っていたのであれば（本人は同意の上でということでしたが）
こんな酷いことはありませんね。。
