須藤弥勒さんはわずか10歳にしてゴルフ世界ジュニアメジャー4勝を挙げる活躍を見せている天才少女。
もちろん、本人も注目の的なのですが、ネットを中心に噂となっているのは彼女の父親の方。
元東大の教授で宗教の研究者なんですね!
経歴の凄さもさることながら、その一方で教育方針に問題ありとの声も…。
そこで今回は須藤選手の父親についてご紹介させていただきます。
【顔画像】須藤弥勒の父親・須藤憲一は元東大教授で宗教の研究者!
須藤選手の父親の名前は憲一さん。
東京大学の教授を2014年まで務め、宗教の研究者でもありました。
元東大教授という経歴はガセとの噂もありましたが、
2014年時のGOLF報知インタビュー記事に東大教授との記載があったため、同年まで在籍していたのは間違いないようです。
父・憲一さんは、28代続く新潟県の歴史あるお寺に生まれ東京大学に進学後も大学院まで仏教について研究した。
出典:バースデイ(TBS)
「弥勒」の名付け親は父親
また、弥勒さんの名前の名付け親も父親だったそうで
仏教において悟りを得ようと修行する弥勒菩薩のように何事も努力を惜しまない人生を娘にも歩んで欲しい。そんな思いでミロクと名付けた。
出典:バースデイ(TBS)
と語られていました。
仏教が教育の中心
憲一さんは宗教を研究していく上で、
限られた人生を生きる人間にとって目標を持ち、努力し続けることが何より大切なのではないか?
という考えに至り、子供の教育に関しても同様の信念を持っているのだとか。
どんな夢でもいい。目標を持った人生を歩んでほしい
と思っていた彼は、娘に多くの習い事を体験させ、その中で一際光る可能性を見出したのがゴルフ。
本人が興味を示したこともあり、与えたおもちゃのゴルフクラブ。
弥勒さんも毎日楽しそうに打ち続けていたそんなある日のこと。
40ヤード先にある三角コーンを狙い打つというもの。見事命中。この時父は、娘の才能を伸ばしてやるのは自分しかいないと心に決めたという。
出典:バースデイ
才能を感じるものがあれば徹底的に伸ばしてやりたいと考えていた父。
ほぼ知識ゼロの状態からゴルフの基本的なルールからトレーニング方法まで。
専門書を読み漁り、頭に叩き込む。
さらに私財を使い自宅の隣の土地を購入、練習場を作る徹底ぶり。
現在は東大教授を辞め、別の職業に就いているそうで以下の項目ではその辺りについても見ていきたいと思います。
須藤弥勒の父親の現在の仕事や年収は?
須藤選手の父親・憲一さんが東大を辞めたのは前述の通り。
現在は茨木県にあるゴルフ場「ゴルフ5カントリーサニーフィールド」に勤務されているとのこと。
東大を辞めた理由は不明ですが、恐らくは弥勒さんのコーチングに時間を割きたかったのではないでしょうか?
職場がゴルフ場というのもそう考えれば納得できますね!
次に年収についても見ていくと、一般的な東大教授の年収とされているのは1200万程。
「ゴルフ5カントリーサニーフィールド」の年収は明らかにされておらず、一部記事では360万~500万円程度ではないかとの見方もありますね。
仮にこの数値が正しいとしても東大時代から考えると稼ぎは半分以下。
余程の覚悟がないとできないことと言えるでしょう!
バースデイで語っていた通り、子供たちに目標を持った人生を歩んでほしい。
そのためなら、私財を投げ打つのも辞さない。
一部では教育方針に疑問の声が寄せられている彼ですが、それも賭けているものが大きいからこそ。
そう捉えることもできるのではないかと思います。
須藤弥勒の父親の教育方法がすごい!恫喝疑惑でかわいそうの声も!
弥勒さんの父親の教育方法についてもお伝えします!
実は憲一さん、昔流行ったアニメ「巨人の星」に出てくる星一徹並みの厳しい練習を娘に課しているとテレビで話題に!
上記動画に出てくる内容をまとめると
- 高い場所にある幅20cmの板の上でスイング
- 吊るされた錘を引っ張り持ち上げる訓練
- バランスボールトレーニング(体幹強化)
- ブラインドトレーニング(目隠しパターショット)
- ホースシャワートレーニング(雨の日対策)
- ゴルフだけで一日10時間の練習
- 母からの書道教室
- 水泳・空手・ピアノ・そろばん・習字・パソコン・体幹強化等の週7日の習い事
父・憲一さん曰く、
「普通の練習をしていたら普通の人にしかならない」
とのことで「伝説のプロになりたい」という娘の気持ちを汲んであえて厳しくしているのかもしれません。
父親が娘を恫喝している?
最後は恫喝疑惑について。
先に恫喝という言葉について説明しておくと恫喝とは
おどして、恐れさせること
を指して言われるワード。
上記動画は弥勒さんの練習風景を撮影したもの。(0:38~辺り)
お父さんが娘を怒鳴りつけている光景が映し出されており、恫喝と見られても仕方がない面はあるように思えますね。
加えて、2020年に放送された「ホンマでっか!?TV」では弥勒さんとお父さんが登場。
同番組で触れられたエピソードの中には、
弥勒さんが好きなキラキラしたドレスを父親が「ゴルフをするのに邪魔だから」と切ってしまったこともあったのだとか。
これには視聴者も
確かに、一昔前まで父親は子供に恐れられてなんぼという風潮もありました。
ただ、この年頃の子供へ行う教育としてはやり過ぎていると言わざるを得ず、恫喝というよりは洗脳と言った言葉の方が適切なようにも思えます。
ただ、父親の憲一さんは28代続くお寺に生まれた過去を持ち、厳しい教育環境にあったことがバースデイで語られていました。
親が神職であったということは門徒の方へ説法を解く立場にある親の子供であったということ。
他人に何かを説く人は当たり前ですが、自分に人一倍厳しくなければいけません。
その意味で寺生まれだった憲一さんが身内に人一倍厳しくなるのは当然と言えますし、厳しくすることが娘のためと考えている部分もあるのでしょう。
時代に即さない教育法と非難する方も多いですが、それでもゴルフを辞めようと思ったことはないと断言している弥勒さん。
この年齢にして強靭なメンタルを備えている辺り、教育としては成功しているとも言えるのかもしれませんね。
まとめ
以上、須藤弥勒さんのお父さんについてでした。
独特の教育方針には賛否両論あるものの、成功だったか失敗だったかは今後の彼女次第。
本人が目指す「伝説のプロ」になれるのか。
それとも、ただのビッグマウスとなってしまうのか。
いずれにしても今後が楽しみなアスリートには違いありませんので、注目して見ていきたい選手の一人と言えるでしょう!