ソチオリンピックと平昌オリンピックで2大会連続で銀メダルを獲得したノルディックスキー複合の渡部暁斗選手。
渡部暁斗選手の弟・善斗選手もソチオリンピックでノルディック複合の日本代表に選ばれていますね!
渡部兄弟がすごいのはもちろんのこと、兄弟2人をオリンピアンに育て上げた渡部兄弟の両親についても気になります。
そこで今回は、渡部兄弟の家族についてまとめてみました。
渡部暁斗・善斗兄弟の家族構成まとめ!
まずはじめに、渡部家の家族構成について以下にまとめました。
- 父親:渡部修(わたべおさむ)
- 母親:名前等非公開
- 長男:渡部暁斗(わたべあきと)
- 次男:渡部善斗(わたべよしと)
両親と2人兄弟の4人家族の渡部家。
渡部兄弟はスキーの聖地としても有名な長野県白馬村で生まれ育ちました。
白馬村といえばモーグルの上村愛子選手やクロスカントリーの成瀬野生選手などウインタースポーツで活躍されている方が多く生まれ育った村なのです!
渡部暁斗・善斗兄弟の父親|渡辺修はホテルのオーナー!
渡部兄弟のお父さんの名前は渡部修さんと言います。
2022年2月時点で66歳です。
上記画像に渡部さんがいらっしゃるようなのですが、おそらく真ん中の方ではないかと思われます。(理由は後述)
現在は長野県白馬村八方の麓のホテル「白馬スポーツホテル テリー」でホテルの支配人を務めているようです!
以下のサイトでも、そのように記載されていますね。
この名前の順番は左側からのようなので、お着物を着ている女性の手前の男性が渡部修さんではないかと思います。
拡大してみるとこんな感じ。
一番最初の写真の真ん中の男性になんとなく似ていますね!
ちなみにこのホテルテリーですが、ホームページや旅行サイトで検索しても詳細が出てきません。
そのため、現在でも営業しているかどうかは不明となっております・・・
白馬村をリゾート地に
1998年の長野オリンピック以降、外国人が白馬村にやってくることが多くなりました。
しかし、当時は英語の標識が整備されていないなど外国人観光客の受け入れ態勢が万全ではありませんでした。
そこで修さんは2005年に自らが会長となり、他の経営者らの10人と外国人観光客誘致のための有志団体「白馬ツーリズム」を結成しました。
英語のメニューを設置するなど、白馬村の地域活性化のために大きく貢献した方だったんですね。
世界レベルの兄弟を育てた父親
と評する父の修さん。
兄弟には、子供の頃にブロック玩具を与えたそう。
はまったのは兄の暁斗さんで、映画「スター・ウォーズ」に出るような飛行機を上手に作ったそうです。
修さんは「こつこつと組み立てる姿は、苦手を試行錯誤で克服する今のスタイルにも通じるものがあるのかも」と語る。
https://static.chunichi.co.jp/
暁斗さんは、長野五輪を白馬で観戦したことをきっかけに、「ジャンプをやりたい」と、小学三年生の時に村スキークラブで始めたそいうです。
その3年後、弟の善斗さんもジャンプを始めました。
前述のように性格はかなり違うようで、遠征時の荷ごしらの時には
「同じようなバッグに、暁斗は衣類などをきれいに畳んで収めるけど、善斗は詰め込んだだけだった」
のだとか。
そんな弟に、兄は一目置いていて、暁斗さんは父の修さんに
と打ち明けたことも。
父の修さんも、兄弟について「何かをする際に暁斗は努力が要るけど、善斗はすぐにできる」と語られていました。
渡部暁斗・善斗兄弟の母親はどんな人?
渡部兄弟のお母さんについてですがメディアに全くと言っていいほど出てこないので情報がありません。
唯一見つけた情報というのが、白馬村にジャンプ台ができたときの話です。
そこに初めに見学に行きだしたのがお母さんだったそうです。
そのうち次男・善斗さんも見学に行くようになり、善斗さんはそのままジャンプ競技を始めたそうですよ!
渡部暁斗・善斗兄弟の経歴プロフィール
ここまで渡部兄弟のご両親について紹介してきましたが、ここからは渡部兄弟お2人の経歴やプロフィールについてまとめていきたいと思います!
渡部暁斗の経歴プロフィール
- 名前:渡部暁斗(わたべあきと)
- 生年月日:1988年5月26日(2022年1月時点33歳)
- 出身地:長野県白馬村
- 学歴:白馬高校→早稲田大学
- 競技:ノルディック複合
- 主な戦績:ワールドカップ通算19勝(2位30回、3位25回)、ソチオリンピック銀メダル、平昌オリンピック銀メダル(共に個人ノーマルヒル)
暁斗さんは小学生の時に地元で開催された長野オリンピックのジャンプ競技を観戦したことをきっかけに自身もジャンプ競技の世界へ足を踏み入れたそうです。
2006年には当時高校生ながらトリノオリンピックに出場しています!
2010年には2度目のオリンピックとなるバンクーバーオリンピック、個人ラージヒルで日本勢最高の9位となります。
さらにこの年の1月に行われたノルディック複合・W杯のオーストリア・ゼーフェルト大会で3位となり、W杯個人戦では初めての表彰台に登りました。
徐々にその名を世界に知られるようになっていった暁斗さん。
大学卒業後は「北野建設」に入社し、着実に力をつけていきます。
そして2014年のソチオリンピックでは個人ノーマルヒルで日本勢として実に20年ぶりの快挙となる個人複合競技での銀メダルを獲得しました!
その後、「次こそは金メダル」と意気込んで挑んだ4度目のオリンピック・平昌オリンピックでは惜しくも2大会連続となる銀メダルでした。
試合後には、肋骨を骨折していたことが明らかになり、それを言い訳にしないそのアスリート精神は多くの方が胸を打たれたことでしょう。
プライベートでは結婚し一児の父
プライベートでは、スキー・ハーフパイプ選手として平昌オリンピックに出場していた山崎由梨恵さんと結婚して、現在は1児の父親です!
ちなみに、兄弟仲はとても良く、奥さんより弟の善斗さんと一緒にいる時間の方が長いなんて話も。
マウンテンバイクに乗って体を鍛えるといった練習には、兄弟で出掛けることが多いそうですよ!
渡部善斗の経歴プロフィール
- 名前:渡部善斗(わたべよしと)
- 生年月日:1991年10月4日(30歳)
- 学歴:白馬高校→早稲田大学
- 種目:ノルディック複合
- 主な戦績:W杯3位1回、2017年ラハティノルディックスキー世界選手権団体スプリント銅メダル
本人曰く、当初は周囲の勧めもあり、いやいやでスキーを始めたそうです(笑)
それでも、中学2年時には全国中学校スキー大会・ノルディック複合で優勝、翌年も連覇を果たすなど才能はピカイチでした!
高校は兄・暁斗さんと同じく白馬高校に進学します。
すると1年生にしていきなり全国高等学校スキー大会のノルディック複合で優勝。
3年生では、全国高等学校選抜スキー大会、国民体育大会(少年組)、全日本ジュニアスキー選手権を全て制する無双状態の活躍を見せています。
2010年に暁斗さんと同じく早稲田大学に進学。
このシーズンからワールドカップに本格参戦し、翌年12月10日 ラムソー大会では自己最高となる8位入賞を果たします。
2014年にはソチオリンピック代表に選出され、個人ノーマルヒル+10kmで15位、個人ラージヒル+10km35位、団体では5位という結果になりました。
2014年4月、兄と同じく北野建設に入社しました。
2017年のフィンランドで開催されたノルディック世界選手権の団体スプリントLHでは暁斗さんとペアを組んで銅メダルを獲得しました!!
兄弟でペアを組んで世界選手権でメダルって漫画ですよね・・・
まとめ
今回は、渡部兄弟とそのご両親について紹介しました!
兄弟そろってオリンピックに出場して、世界大会でメダルを獲得した背景には家族の存在が大きかったのでしょうね。
北京オリンピックでもご活躍されることをみなさんで願いましょう!