2020年上半期から出場が決まっていた柔道の芳田司(つかさ)選手は、今大会が自身初のオリンピックとなります。
2018年世界柔道では金メダル、2019年にも銀メダルなど、世界を舞台に戦った実績は豊富で、メダルの獲得も期待されていますよ!
今回は芳田司選手の家族についてご紹介します!
芳田司の家族構成まとめ!
芳田司選手の家族構成は以下のようになっています。
- 父・喜英さん
- 母
- 長女・優さん
- 次女・芳田司選手
- 三女・真さん
芳田司選手は五人家族で、三姉妹の真ん中なんだそうです。
三姉妹とも、柔道に陸上にスポーツをされていた経験があるようです。
お1人ずつ詳しく見ていきましょう。
芳田司の父親・芳田喜英|元ラガーマンで娘と激似!
芳田司選手の父は喜英さん。
こうして並ぶと、雰囲気めちゃくちゃ似てますよね!
両親が元スポーツ選手で、娘も…という話はよく聞きますが、芳田司選手のお父さんは柔道の経験はなかったとのこと。
喜英さんが学生時代に打ち込んでいたスポーツは、ラグビーなんだそうです。
柔道に詳しくない喜英さんですが、ラガーマンだった自分の経験から
と、とにかく娘を走らせたそうです。
円心道場では「楽しく柔道をする」というような練習をやっていたのですが、練習が終わったあとに、柔道着のまま3、4キロ程走るように父親から言われ、それがとてもきつかったのを覚えています。
引用:柔道ちゃんねる
柔道着って割と重たくて、暑いイメージがあります。
それを着たまま3キロ4キロだなんて、割と厳しいお父さんだったのかもしれません。
芳田選手も後に「幼少期は父がとにかく怖かった」と回想されていたりします。
走ることが好きで小学1年生のときから、姉と一緒にマラソン大会でも走っており、当時は陸上部にも所属していて陸上の大会にも出場していました
引用:柔道ちゃんねる
ただ、芳田選手本人も、柔道着を着たままはともかく、走ること自体は好きなのだそう。
柔道を始めたのは小学二年生の頃だそうですから、ランニングはそれより前からされていたみたいですね。
娘想いの父親
喜英さんは厳しいだけでなく、自身も積極的に娘のランニングに付き合い、
- 足を痛めないよう芝生のコースを探したり
- 故障しないための効果的なストレッチを学んだり
- 体に疲労を残さないマッサージなどを娘に施したり
子供たちのスポーツ選手としての人生を応援してきました。
芳田選手の試合の応援には国内外問わず駆け付ける、一番の応援隊長!
「ザ・自由人」なんて呼ばれていたそうです。
フットワークの軽さを考えると、お父さんの職業は自営業なのかもしれません。
一般的なサラリーマンではなさそうだと言われていますよ。
芳田司の母親|柔道を始めたきっかけになった
芳田司選手のお母さんに関しては情報があまり公開されていないんですね。
写真なども見つかりませんでした。
母の方も柔道経験者ではなかったようですが……
しかし、芳田選手が柔道を始められたきっかけがお母さんであることは明かされています。
そのエネルギーを発散させるために、母親の閃きで家の近くにある「円心道場」で柔道を始めることになりました。
引用:柔道ちゃんねる
お母さんの閃きで、小学二年生で柔道を始めることになった芳田選手!
というのも、子供の頃の芳田選手はいわゆる「きかん坊」。
力が有り余っていたんだとか。
それに手を焼いたお母さんが藁にもすがる思いで円心道場へ娘を連れて行ったのでしょう。
その結果、柔道でオリンピック選手ですから、お母さんの閃き万歳ですね!
芳田司は3姉妹|全員スポーツ万能!
芳田選手は、3姉妹の真ん中。
お姉さんが優さん。
妹さんは真(さな)さんと言います。
姉は陸上、妹は芳田選手と一緒の柔道の道に進まれています。
姉は陸上選手!
芳田選手が子供の頃から一緒にマラソン大会などにも出ていたという優さん。
妹の司さんは柔道の道へと進まれましたが、姉の優さんは陸上の世界に魅入られたそう。
2000年のシドニー五輪で高橋尚子選手が女子マラソンで金メダルを獲ったことがきっかけで、五輪に出ることに憧れをもったのだとか。
ですが、優さんの情報はあまり表にでてはいません。
「芳田優」の名前で調べてみると、「山城高校」という高校の陸上部ホームページがヒット、そこに「芳田優」さんの名前があったのですが……
このホームページは2009年にリニューアルして以降更新が途絶えているようです。
現在芳田司選手は25歳、11年前だと13~14歳あたりで、お姉さんの優さんが高校一年生でもおかしくはないですね。
山城高校は京都府京都市の高校、芳田司選手の出身も京都市ですから、この写真に写っている芳田優さんが芳田選手のお姉さんなのかもしれないですね。
芳田選手となんとなく似ているかもしれません。
もしそうだとすると、近畿インターハイに出場されるほど優秀な陸上選手だったということになりますね!
妹は柔道選手!
妹さんは右側ですが、とても似ている感じがしますね。
真さんは2018年の世界ジュニアでメダルを獲得されるほどの将来有望な柔道選手!
小学1年の時に、尊敬するお姉さんの影響で柔道を始めたそうです。
#柔道グランドスラム2018
「#IPPON‼️」企画#芳田真 .ver
・
高校生ながら講道館杯で優勝🥇
57kg級の世界女王 #芳田司 と姉妹でグランドスラム頂点へ‼️真選手から「IPPON‼️」
頂きました😆
・#テレビ東京#BSテレ東#Paravi#11月23日から連日放送#JudoOsaka2018 #真と書いてさな読む pic.twitter.com/AIV9wzqIRv— テレビ東京 柔道情報 (@tvtokyo_judo) November 18, 2018
姉妹仲は、怖いお父さんのおかげ(?)で団結心が強く、良好だった様子。
姉が何度も出場、優勝していたマラソン大会にも出場し、小学6年生の時には3位になったんですって!
「ものまねが得意」と司の試合映像を見て内股を得意技に。
引用:サンスポ
真さんの選手としての強みは、姉から「物真似」して身に着けた内股!
全国高校選手権での優勝など、姉にも負けない実績を引っ提げ、一時は東京五輪の代表候補に名乗りもあげていました!
しかし、2019年には減量調整に苦しみ、階級を一つ上げるなど、近年は苦労もされているようです。
芳田真選手のこれからにも要注目ですね!
まとめ
今回は芳田司選手の家族についての紹介でした。
世界柔道、ワールドマスターズ、グランドスラムなど様々な大会の57㎏級で金メダルを獲得されてきた芳田司選手。
しかしオリンピックは今回の東京五輪が初めてなんですね!
初めての五輪が母国開催のプレミアムな五輪となる芳田選手。
コロナに振り回され、調整も難しかったと思われますが……
夢の舞台で一番の柔道をしてほしいです!