平野美宇選手と言えば、日本女子卓球界のホープの一人。
二人いる妹さんも卓球の実力者と言われており、卓球と縁の深い家庭で生まれ育ちました。
そんな彼女ですが、三女の亜子さんが発達障害者という噂があり、その辺りが気になる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は平野選手の姉妹に関する情報をお届けさせていただきたいと思います!
平野美宇の家族構成まとめ
平野美宇さんの家族構成をみてきましょう!
- 父親(平野光正)
- 母親(平野真理子)
- 長女(平野美宇)
- 次女(平野世和)
- 三女(平野亜子)
平野美宇さんは、父親・母親・妹2人の5人家族です!
3人姉妹の長女が平野美宇さんということになりますね!
父親と母親が卓球が得意なので、家族全員卓球に携わってきたそうです。
続いて、平野美宇さん3姉妹について見ていきたいと思います。
ご両親についてはこちらの別記事をご参照ください。
平野美宇は三姉妹の長女!
平野美宇選手は二人の妹を持つ三姉妹の長女。
- 名前:平野 美宇(ひらの みう)
- 生年月日:2000年4月14日(21歳)
- 出身地:山梨県
- 学歴:大原学園
- 所属:日本生命
- 身長:158cm
- 体重:51kg
- 学生時代の最高成績:H26年度全日本選手権Sベスト8
- 主な戦績:16年W杯優勝、17年世界選手権シングルス銅メダル
- 五輪代表歴:なし
学生時代は全日本選手権ベスト8とまずまずの成績だった平野選手。
しかし、プロ転向後は16年W杯優勝や翌年の世界選手権シングルス銅メダル等、
輝かしい実績を残し、今や日本女子卓球界になくてはならない存在へと成長しました。
ただ、意外にも五輪経験はなし。
実はリオオリンピックにも同行していたのですが、補欠であったため、練習要因で終わってしまった経緯を持っています。
それだけに今回の東京オリンピックにかける思いはだれよりも強いはず。
2017年のアジア選手権では世界トップクラスと言われている中国選手を圧倒!
得意とする高速ラリーで次々と撃破する大活躍を見せた増田。
世界に衝撃を与えた「ハリケーンヒラノ」の力が日本女子卓球のメダルの行方を大きく左右するのは間違いないでしょう。
平野美宇の妹・次女の世和も卓球選手として活躍!
上の妹(次女)の名前は平野世和さん。
両親と姉が卓球選手だったという彼女。
姉の後を追うかのように2歳の頃から卓球を始め、甲府西高校入学後の2018年には山梨県インターハイ予選個人戦4位で全国大会への出場権を獲得。
その後の全国大会では一回戦敗退と結果を残すことはできなかったものの、同年9月に行われた山梨県高等学校新人卓球大会の個人戦では見事に優勝!
姉程の圧倒的な才能は感じさせないものの、着々と実力を付けてきている様子が確認できます。
普段はお母さんが運営する卓球教室「平野英才教育研究センター」で腕を磨いているという世和さん。
時々帰ってくる美宇さんとも練習されているそうですよ。
周囲にお手本となる存在がいる恵まれた環境を活かし、近い将来、姉妹でのダブルスというのも見てみたいですね!
平野美宇の妹・三女の亜子は発達障害者・自閉症!
右側に写っているのが亜子さん。
冒頭でも触れたことなのですが、亜子さんは発達障害ではないかという噂があります。
これはどうも事実のようで平野選手の母親である平野真理子さんが自著「美宇は、みう」の中で亜子さんが発達障害であることを告白!
告白した理由について真理子さんは
「今回の本で、三女の亜子が発達障がいとともに生まれたことを初めて書きました。私は美宇という日本一の卓球女子を育てた母親と言われますが、同時に障がい者の娘を育てた母親です。どちらも同じ子育てなんです。そのことを伝えたいと思いました」(真理子さんコメント)
出典:女性自身
と語り、日本一の卓球選手を育てた母親であると共に障害者の娘を育てた母親であること。
そして、どちらも同じ子育てなのだということを伝えたかったとコメント。
分け隔てなく育てることの重要性を多くの人に知ってもらいたい。
そんな思いが込められた一言だったのではないでしょうか?
発達障害とは?
ここで亜子さんが患っているという発達障害について簡単に説明させていただくと発達障害とは生まれつき、脳機能の発達が偏っている症状の通称。
得意な分野と不得意な分野がはっきりしているため、バランスが悪く、周囲との折り合いが付きにくいのが特徴です。
主なところでは
- 自閉症(ASD):コミュニケーション能力の欠如
- 学習障害:知的発達に遅れがないにも関わらず、書く・読む・聞く・話す・計算する等の行動が困難。
- ADHD(注意欠陥・多動性障害):感情や行動のコントロールが困難
亜子さんの場合だと
「亜子は対人関係が希薄で思ったことをそのまま素直に行動に移しますから、幼児期は『先生のお話を聞きましょう』と言われても、嫌なのですぐに向こうに行ってダラーっとしてしまう。無理に引き戻しても逆効果。ゆっくり諭すように話して、時間をかけてやらせました」(真理子さんコメント)
出典:女性自身
とお母さんが語っていたことから、自閉症の症状が現れていたようですね。
ただ、自閉症の特徴の一つに「特定のものに強い執着を示す」というのがあり、亜子さんが6歳の頃に卓球をしたいと打ち明けられた真理子さんは
本人が『やる』と言うならママの私も徹底して付き合おうと。
美宇もたまに実家に戻ったときは、卓球で亜子の相手をしてくれます。亜子にとって日本代表の姉は“雲の上”の存在。美宇から『亜子、こういう風に返すんだよ』とレッスンをしてもらうと、『美宇ちゃんが教えてくれたよ!』って大はしゃぎ。『ショートバウンドで打ち返したら相手に勝てるよ』と教えると、ひたむきに一生懸命練習していました。執着心は相当なものなんです(真理子さんコメント)
出典:女性自身
とひたむきに練習していたという亜子さん。
このことがきっかけとなり、卓球の才能が開花していくこととなります。
卓球の小学生日本代表に選出!
2016年、実績を積み重ねた亜子さんはホープス日本代表(12歳以下)に選出!
海外で行われる国際大会へ出場するまでに成長しました。
「あの亜子がここまでねえ」(真理子さんコメント)
出典:女性自身
と母も驚くほどの結果を残した彼女。
障害者に対する世間一般のイメージは普通の人ができることが出来ないといった感じですが、
発達障害は前述の通り、得意な分野と不得意の分野がはっきりしているというもの。
さらに一部の物事に執着するという性質も合わさり、「得意分野=卓球」という形になったのではないでしょうか?
障害者だから無理ではなく、障害者だからこその進化。
二人の姉とは違う形で才能を開花させた亜子さん。
その異質とも言える才能が世界に届く日もそう遠くないのかもしれませんね。
まとめ
以上、平野選手と二人の妹についてでした。
すでにプロの舞台で活躍している美宇さんと努力型の世和さん。
ハンデを力に変えている亜子さんと三者三様の姿を示している姉妹。
いつかタイプの違う三人が同じ舞台に立つ日は来るかもしれませんね!
今後の活躍に期待したいと思います!