2021年10月15日、横浜市立小学校で担任教諭による複数児童へのいじめがあったといことで、市が調査を進めているとの報道がありました。
この小学校については、以前文春オンラインで報道のあったものと一緒と見られており、特定まで至っているようなのです。
今回は、この小学校の場所、実際みいじめたとされる教師についてまとめましや。
横浜市立小学校で教員が複数自動へのいじめが発覚
問題になっている教師は、一部の児童に対し、
- 配布物を配らない
- 提出物を探すように命じてテストを受けさせない
などのいじめ行為をしていたことがわかっています。
このいじめ行為は、2021年3月に児童１人から訴えがあり、発覚したもの。
学校側は６月に緊急の保護者会を開いて説明。
その後、同様の被害を複数の児童が受けていたとが判明しました。
調査が十分ではないとして、市は9月27日に第三者委員会を立ち上げました。
山中竹春市長は今月１３日の定例会見でいじめがあったことを認め、「（最初の学校側の調査が不十分だったので）保護者との信頼関係が崩れていることは認めざるを得ない」と述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f58c9ad8d8f5eb4296eb55941c18b09cbcb3536e
文春の報道された内容と一致
この事件について、2021年7月に同様の事件が文春オンラインによってスクープされています。
内容がほぼ一致しており、同じ事件と見られています。
文春での概要をまとめます。
横浜市のM小学校4年生の担任だった40代の男性N教諭が、特定の児童に対して「配布物を渡さない」「行事で役割を与えない」「給食を少なく盛る」など執拗ないじめを繰り返し、不登校に追い込んでいた。
文春オンラインより引用
いじめを受けた小学校4年生の山本美咲さん（仮名）は、小学校1〜3年生までほぼ無欠席で、学級活動などでの積極性や発言力が評価されるような子。
しかし、2020年5月ごろから様子が変わり始めたそうです。
「それまでの明るさが次第に消え、わざと音を立ててドアを開け閉めするなど、家の中では反抗的になりました」
6月に入ると、担任であるN教諭について「厳しい」「怖い」「宿題を出さないとやばい」と言い出したそう。
その後、美咲さんは朝起こそうとすると体に力を入れて抵抗し、登校を渋るように。
登校しても保健室へ行くようになり、学校から母親に「体調が悪いので迎えに来て下さい」と連絡が来るようにまでなったそうです。
「分散登校もあり、情緒不安定になっているとは思っていました。
後に、N教諭はわざと美咲に配布物を渡していなかったことが分かるのですが、この時は知らず、美咲が『プリント（配布物）が無い』と言っていた時は、『失くしたんじゃないのか？』と怒っていたぐらいで……。」
2021年2月に、耐えかねた美咲さんは両親に相談。
「帰宅して、『ママ、助けて。もう学校に行けない』と言い出し、N先生にいじめられていることを初めて打ち明けたのです。
少しずつ話した内容は信じられないものばかりでした」
陰湿ないじめ内容は以下の通り。
- 配布物を、N教諭が美咲さんに渡さない
- 授業で使う備品を他の児童には貸し出すが美咲さんには貸し出さない
- パソコンを使う授業で常に「山本（美咲）さんの分はありません」と言われる
- 給食を少なく盛られていた
- 「6年生を送る会」の準備の作業をさせてもらえない
- N教諭が美咲さんを廊下に連れ出し、戻ってきた頃には涙で服がびしょびしょに濡れていた
- 授業で使うプリントも長期間渡されていなかった可能性
- 理科と社会のテストだったが、漢字テストの直しを提出していないとして「探しなさい」と指示しされ、テストを受けさせてもらえない
最後の「テストを受けさせてもらえなかったこと」がきっかけで、N教諭への恐怖心から、登校しても教室に入ることができなくなります。
他の児童がテストを受けている間、ウロウロして探すふりを続けたという。
その間、N教諭が美咲さんに声をかけることはなかった。
5時限目が終わると、美咲さんに「いつまで探しているんですか！」と言い放ったという。文春オンラインより引用
2021年3月8日に、両親が美咲さんを心療内科に連れて行ったところ、
「傷病名：適応障害。抑うつ気分、意欲低下等のうつ症状が出現しているため、当面のところ保健室登校もしくは自宅療養が望ましい」
と診断されました。
美咲さんは「学校に行くのは死にに行くようなもの」と語り、学校のトイレでよく泣いていたこと、机の下で自分の腕をつねり、我慢していたことを明かしました。
横浜市いじめ小学校はどこ？M小学校は万騎が原小学校でN教師は中尾武彦と特定
横浜市のM小学校は、「万騎が原小学校」
N教諭の名前は、「中尾武彦」特定されています。
こちらは、2020年4月の人事異動の資料。
2020年4月から、中尾武彦教諭が、飯田北いちょう小学校から万騎が原小学校に赴任してきています。
イニシャルのM小学校・N教諭とイニシャルが一致します。
また、当時の報道でヤフコメなどで中尾教諭の実名が出るシーンもありました。
https://and-lifes.com/中尾武彦の顔画像は？
流石に一般人のため、ネットでは流出していないようですが、、
引き続き調査をしてまいります。
中尾武彦教諭は過去に電車内で暴行事件を起こしていた
先ほどのヤフコメによると、中尾武彦教諭は、
2012年に電車の中で暴行事件を起こしている
とのこと。
確かに当時記事にもなっていたようです。
2012年当時36歳ということで、2021年には45歳前後と、文春が報じた”40代”という年齢とも一致しますね。
この時は、２か月の停職処分だったそうです。
https://and-lifes.com/まとめ
今回は、横浜市立小学校で起きた、教師による陰湿いじめについてまとめました。
児童同士のいじめではなく、大人である教師のいじめ。
あり得ないですね。
また、いじめ発覚後の学校の対応も、教師を守るような形だったことも納得できません。
いじめを受けた子供たちの心のケアがとても大事ですね。
