2020東京オリンピックでは、日本の柔道代表の躍進が凄まじいですよね。
今回は柔道競技の中で最重量級である、100キロ超級の代表である原沢久喜選手。
そのご家族について紹介します!
原沢選手の弟さんは、なんと俳優なのだそうですよ!
原沢久喜の家族構成まとめ!
原沢久喜選手の家族構成は以下の様になっています!
- 母・敏江さん
- 本人・原沢久喜選手
- 弟・侑高さん
- 妹・結衣さん
原沢選手は弟と妹を持つ4人家族!
両親は原沢選手が小学4年生の時に離婚され、女手一つで育ててきました。
また、弟さんの侑高さんは俳優をされていて、めちゃくちゃイケメンなんです。
それでは、お1人ずつ詳しく見ていきましょう。
原沢久喜の母親・原沢敏江|女手一つで子供3人を育てる
原沢久喜選手のお母さんは、敏江さん!
2021年現在は59歳前後の模様です。
原沢選手が小学4年生の時に夫と離婚し、以後は子供三人を女手一つで育て上げたシングルマザー。
介護資格を取り、高齢者施設のグループホームで介護福祉士の仕事をされていました。
敏江さんの歩まれてきた道がどれだけ大変だったか、想像もできないほどです……
原沢選手は敏江さんに感謝しており、曰く
と語っています。
ただでさえ父がいない家庭、子供たちに心配をかけまいと頑張られたのでしょうね……
元気でやんちゃな少年だった
さて、子供の頃の原沢選手は敏江さんが手を焼くほどの、元気いっぱいで喧嘩ばかりの少年だったそうです。
そんな息子のエネルギーを発散させるために、原沢選手が6歳の頃に敏江さんは近所の大西道場スポーツ少年団に通わせることに。
つまり原沢選手が柔道を始めたきっかけを作ったのは、敏恵さんだったことになります!
「性格がやんちゃだったので。
きょうだいや友人とトランプしていても、自分が一番になれないとガーッとメチャクチャにしてしまう。
これは何か武道をやったほうがいいと思ったんです。
負けん気も強かった。柔道ではそれがよく出ましたhttps://dot.asahi.com/wa/2016082300220.html?page=1
離婚後も、早朝に出勤してから稽古の終了にあわせて帰宅、原沢選手の柔道生活に寄り添い続けました。
思わず泣けてしまうような、いいお話です。
ちなみに道場に通わせるようになって性格は落ち着き始めたそうですが、思春期には妹や弟にちょっかいを出してはケンカになっていたそう。
反抗されて腹を立てた敏江さんも、勢い余ってタンスを蹴破り、足が抜けなくなったこともあったそうですよ笑
そしてその後、敏江さんの献身もあって原沢選手は後に日本トップの選手に成長していきます!
小さなことは気にしないたくましい母親
母の敏江さんは、小さなことは気にしないたくましい性格なんだとか。
原沢選手の性格は母親譲りで、日大の監督も彼のことを以下のように評価していました。
「柔道以外には本当に小さいことに頓着しない、こだわらない。変わってる子って強いんですよ。世界チャンピオンになるような人間は常人と違う」
https://dot.asahi.com/wa/2016082300220.html?page=2
そして敏江さんは、
と息子について、とても冷静に分析されています。
高校まで無名だった息子が、日本のトップに躍り出ても敏江さんは冷静だった。
「上がれば落ちることもある」。勝っても歓喜せず、負けた場合のフォローを考えた。引用:日本経済新聞
「おごらず、いつも足元を見るように」という言葉を原沢選手に伝えているようです。
母の教えを大事にしているからか、原沢選手のインタビューなどでの態度は、とても謙虚なものですよ!
原沢選手はリオ五輪で銀メダルを獲得されていますが、その際にも敏江さんは現地で息子の試合を観戦。
試合前には相変わらずの冷静さで
とメールを送ったところ、息子からは「了解」と返ってきたそう。
ですが、息子のメダル獲得の偉業は流石に嬉しかった様子。
スタンドで観戦した原沢の母親、敏江さん(54)は銀が決まった瞬間、うんと軽くうなずいて笑顔を見せた。
「相手が強くて、もっと早く負けると思っていたから。金メダルに値する闘いをしたのでは」引用:産経新聞
喜びを隠せなかったみたいです!
ちなみに、試合が終わった後、原沢選手から妹さんのLINEに
「応援ありがとう。お母さんにも伝えて」
と連絡が来たそうですが、決勝後に会うことなく、敏江さんは帰国したそうですよ。
「決勝はすごく頑張ってたんで『一生懸命やったね』と言ってみようと思うんですけど。彼も忙しいと思ってメールもしてないんですよ。ハハハ、すみませんこんなんで」
原沢久喜の弟・原沢侑高|俳優で兄と仲良し!
原沢久喜選手の弟は、侑高(ゆたか)さん!
イケメンですよね!
それも納得、ミスタージャパン2018のファイナリストの経験もあり、現在は俳優なんです。
俳優としての経歴
- 名前:原沢侑高
- 生年月日:1996年12月17日
- 出身:山口県 下関市
- 身長:188㎝
- 所属:浅井企画
- 特技:
柔道2段(高校まで)、野球(中学まで)、水泳、高校野球応援団団長、演舞、詩吟、バレエ、日本舞踊、マイム、ダンス
特技がものすごいことになっていますね…!
お兄さんと同じく運動神経も抜群のようです。
[ 映画 ]
- 「タロウのバカ」(2019年)
- 「今日から俺は!」(2020年)
- 「コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年)
- 「Sucker Punch」良一役(2020年)
- 「無類」(2021年)
[ テレビ ]
- 「メゾン・ド・ポリス」(第4話)
- 「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(第9話)
[ CM ]
- スズキ自動車「エブリィ」(2019年6月~契約中)
[ MV ]
- 松室政哉「衝動のファンファーレ」
映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」やドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」など、近年の話題作にも出演されているようですね。
また、こちらのCMは、ももクロの高城れにさんと共演されていますよ!
また、21歳の時には、松室政哉さんのMV「衝動のファンファーレ」で学生役を演じています。
学ランが似合うイケメンですよね!
兄弟仲はとても良好!
最重量級柔道選手の原沢選手は身長191㎝、侑高さんも身長188㎝の高身長兄弟!
「3センチ差なんですけど、会うとアニキのほうが全然でかく見えるんです」と明るく笑う。
寡黙な兄に対し、弟は昔から原沢家のムードメーカー。性格は「真反対」という。引用:YAHOO!JAPANニュース
一緒に銭湯に行くこともあるそうですが、9割方話しているのは弟の侑高さんのほうなんだとか。
侑高さんが喋らなかったらほぼ無言という兄弟関係ではあるものの、頻繁に連絡を取り合っているそうですよ!
俳優を後押ししたのは兄
俳優の道を志した侑高さん、敏恵さんからは反対されながらも原沢選手の後押しもあって夢を追い上京しています。
その時の相談相手は、兄であり親父のような存在の原沢選手でした。
「やるだけやってみればいいじゃん。でも、現実的なことも考えろよ。勢いだけじゃどうにもならない世界もあるんだぞ」。
そう言われ覚悟を決めた侑高さんは、部活が終わると、焼き肉店で時給610円のアルバイトをし、3年間で100万円を貯金し上京をしたのだとか!
ボクの人生の中でアニキの存在はオヤジみたいな存在。
何かするときに力をくれたり、影響を与えてくれる存在ですね。
弱音だったり泣きごとを吐かずに、常に冷静でいる。
弟と妹が困ったら最終的にアニキに相談する。家族の中で最終判断がアニキでした。
それを勝手にアニキに背負わせた部分がある引用:YAHOO!JAPANニュース
上京後も、理想と現実の違いにぶつかったり、人間関係で悩むこともあった侑高さん。
その都度兄の原沢選手に相談をします。
「恩だけは忘れずに自分の信じた道を行くのが一番いい。
恩返しはできなくてもいいけど、忘れないことが大事なんじゃないか。
自分の信じた道、誰に何を言われようと後悔しない人生がいいんだから」
普段は寡黙なお兄さんですが、相談すれば心にスンと落ちてくるような、的確なアドバイスをしてくれる。
侑高さんにとって、これほど大切な存在はいないのではないでしょうか。
素晴らしい兄弟仲ですよね。
一時期は険悪だったことも
そんな原沢選手と侑高さんの仲は、一時険悪だった時期も。
リオ五輪後に銀メダルを獲得した原沢選手に、兄が唯一負けてしまった「リネール選手」について侑高さんが
とストレートに質問してしまったんですね。
原沢選手は「お前とは柔道の話をしたくない」と侑高さんに告げ、それから二人の間に不穏な空気が。
更にリオ五輪後に原沢選手は全日本選手権の武道館で失神、世界選手権の初戦で敗退、オーバートレーニング症候群発症と、正に柔道人生のどん底に。
メダル獲得から急転直下でした。
以前より深い仲へ…
そこで原沢選手は、所属していたJRAを退社、無職無収入で金メダルを目指す前代未聞の挑戦へ!
JRAに入ったのは将来の安定も見据えて入った。
それを全部捨てたっていう時点でボクら家族はびっくり。
現実タイプのアニキが侑高みたいなことした、意味分からない、何か冗談かと思った引用:YAHOO!JAPAN
元より現実思考の原沢選手と夢を追って不安定な俳優職についた侑高さん。
侑高さんの夢を尊重しながら、彼の相談に乗るときは
「勢いだけならどうにもならない世界もある」
と現実的な視線で応じていた原沢選手が、まさか安定を捨て流なんて想像もできなかったのでしょう。
JRAを辞める前のアニキと、JRAを辞めた後のアニキって違うんですよ。
辞めてから柔道一本になった。
柔道一本になってからのほうがお互いベタな熱い話をすることが多くなりましたね引用:YAHOO!JAPAN
しかし、その辺りから一変、二人の仲は深まっていったんですって!
JRAを辞めて吹っ切れた原沢選手の方が、侑高さんとは波長が合っているのかもしれませんね!
一人で背負ってしまう兄を楽にさせてあげたい、という気持ちで接するようになったことが仲の好転の理由じゃないかと分析する侑高さん。
今の目標は、知名度でオリンピアンの兄と並ぶほどに俳優として活躍することなんだそうですよ。
兄の活躍を応援!
侑高さんは、ご自身のツイッターで原沢選手のツイートをリツイートしたり、お兄さんのことを全力で応援していますよ!
本当に素敵な兄弟ですよね!
原沢久喜の妹・原沢結衣|兄を全力で応援!
原沢久喜選手の妹さん、名前は結衣さん!
しかし結衣さんの情報はあまりありません。
年齢は2021年現在27歳前後。
リオ五輪では敏江さんと一緒に現地でお兄さんを応援していたようです!
隣で観戦した妹の結衣さん(22)も「五輪まで来るのにいろんな努力をしてきて、最後は惜しかった。ブーイングにちょっとうれしくて、共感した」と目を潤ませた。
引用:産経新聞
この「ブーイング」というのは、対戦相手のリネール選手に送られたもの。
決勝で原沢選手は序盤に指導を二つ取られてしまいます。
以降リネール選手が有利を保ったまま勝利できるように、
原沢選手との積極的な組み合いを拒否したことが原因でブーイングが発生したんですね。
結衣さんもそんな様子をきっともどかしい気持ちで観戦していたはず。
日本人以外も沢山いる会場の観客たちが皆同じ気持ちだと知って、嬉しかったのでしょう。
いつでもかっこいいお兄ちゃん、妹さんも大好きなんでしょうね!
まとめ
今回は、東京五輪柔道100キロ超級代表の原沢久喜選手の家族についてのご紹介でした!
母子家庭で、お母さんは全力で子供たちを育ててきたことでしょう。
それに応えるかのように立派に成長した原沢選手。
弟や妹には、時にお父さん代わりにもなりました。
お母さんにとって、こんな嬉しいことはないでしょう。
これからの活躍も期待したいと思います!