小林幸司さんは、イタリアンのシェフ。
1日1組しか入店できないという軽井沢のレストランは予約困難な有名店なんです。
今回は、そんな彼の今までの生い立ちや経歴についてまとめました！
小林幸司の経歴wikiプロフィール
Twitterより引用- 名前：小林幸司
- 生年月日：1958年9月14日
- 年齢：2022年1月現在63歳
- 出身地： 愛知県
- 血液型：O型
- 学歴：中部工業大学（現・中部大学）中退
大学在学中に調理師免許を取得した小林シェフ。
YouTubeより引用26歳の時に、名古屋にイタリア料理店「CUCINA」をオープン。
YouTubeより引用人気だったにもかかわらず3年後には閉店しています。
その理由は、小林シェフ自身が、”自身の持てるイタリア料理”を知らなかったから。
理想の高い小林シェフにとって、そこが妥協できないポイントでもあったようです。
また、このせいでスタッフとの深い溝も…。
その後、イタリアに修行に行ったものの、トラックの運転手になったり、何度もお店を移転したり、閉店・開店を繰り返したり…。
色々と試行錯誤しながら、シェフとしての腕を上げてきたようです。
続いて、小林シェフの経歴を詳しく見ていきましょう！
1989年：イタリア単身修行
26歳の時にオープンした店を閉じたあとは、イタリアに修行に向かいます。
トスカーナ州のシエナの料理学校に通ったのち、イタリア最高峰の名店「リストランテ・ヴィッサーニ」に入店。
YouTubeより引用独創性の高い料理を学び、入店して1年半後には料理長に抜擢されました。
YouTubeより引用しかし、ここでもスタッフとの溝ができてしまい、1991年に日本へ帰国することとなってしまいます。
小林シェフの理想や世界観があったのでしょうが、そのために周りと衝突してしまったのでしょうか。
その後は、全く別の違う世界へ足を踏み入れることになります。
1991年：トラック運転手へ転職
料理の世界から離れ、千葉県の柏市の中央卸売市場のトラック運転手に転職します。
しかし、食材を届けていくうちに再び料理の世界に魅力を感じたのか、
- 西麻生の「マリーエ」
- 銀座の「ラディーチェ」
などの有名リストランテでシェフを務めることに。
夢を追いかける中で出会ったのが、今の奥さんの葉子さん。
葉子さんも同じく料理人。
理想を追い求める小林シェフにとって、唯一をそれを理解し、一緒になって追い続けてくれる方だったそうです。
その後、1994年10月28日のフジテレビ『料理の鉄人』では、イタリア料理の天才 ジャンフランコ・ヴィサーッニの愛弟子として出演。
カボチャ対決で中華の鉄人・陳建一さんを倒して注目を集めました。
2002年：中目黒にお店をオープン
2002年には、東京・中目黒ににおいて、1日1組完全予約制のリストラン「フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ」を開店しています。
YouTubeより引用この時から1日1組と、かなりのこだわりがあったようです。
その結果、多くの著名人や食通から圧倒的な支持を受けることに。
2009年には、同店をトラットリア「Antica Trattoria Nostalgica（アンティーカ トラット―リア ノスタルジーカ」として新装開店しています。
https://tanpopojyo.exblog.jp/24689552/このお店は、ミシュランガイドで1つ星を獲得しています。
2011年：軽井沢にもお店をオープン
最初の店名であった「フォリオリーナ」は、2011年に軽井沢へ移転しています。
理由は、「究極の調理環境とサービス空間を求めて」ということでした。
YouTubeより引用そのため、2011年以降、中目黒のお店は、ドアの左右に2つの店名が併記されていました。
中目黒の方は2015年7月11日に閉店となっています。
2015年：銀座にもお店をオープン
2015年8月には、「Ristorante F effe（リストランテ エッフェ）」を銀座でオープンさせています。
https://ginzadelunch.jp/?p=53843この時、軽井沢のお店は休業しています。
しかも、オープンの際は4,000万円もの借金をしているんです。
さらに、彼には2人のお子さんがいらっしゃいますが、妻の葉子さんが軽井沢で面倒を見ることに。
長男・匠之介くんそこまでなぜ銀座にお店をオープンさせたのか。
その理由は、
ということだったそうです。
その他にも、実は、
とい理由もあったそうです。
しかし、期待をかけていた弟子が育たずに経営も危機に陥ります。
銀座では、彼の理想を追い求めていた結果、現実とのギャップを感じてしまったようでした。
2018年：銀座の店が閉店、軽井沢一本で
その後、2018年に銀座のお店を閉店させ、休業していた軽井沢に戻っています。
お店は、中目黒の時の店名「フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ」を引き継ぎ、今でも1日1組限定でオープンしています。
厨房では、奥さんの葉子さんも手伝っていて、食材にもこだわりをもっていらっしゃいます。
ヨーロッパから輸入した食材は、独創的な工夫で調理され、一度作った料理は2度と作らないのがポリシーであると明かしていますよ！
まとめ
今回は、小林幸司シェフの経歴をまとめました。
なかなかに波瀾万丈な経歴でしたね！
ただ一つ言えることは、一貫して彼の信念にブレがないこと。
2022年にジョブチューンで炎上した彼ですが、常人には理解できない理想を追い求めていたからこその言葉なように思いますね。
