時事ネタ

山梨甲府火事|放火犯人は19歳!名前や顔画像は?少年法で死刑は免れる可能性

2021年10月12日未明、甲府市の住宅から「泥棒に入られた」と通報があり、その直後に住宅から火災が発生。

焼け跡からこの家に住む夫婦とみられる2人のご遺体が見つかりました。

この事件の犯人と見られる19歳の少年が、13日未明に警察に出頭したそうです。

今回は、犯人の実名報道の有無や刑期などについて徹底的に調査しました。

山梨県甲府市蓬沢1丁目火事で井上盛司さん夫婦と思われるご遺体が見つかる

山梨県甲府市蓬沢火事で2人のご遺体が見つかるhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20211012/k10013303091000.html

井上盛司さんご家族は、50代の夫婦と10代の娘2人の4人暮らし。

出火当時は全員が在宅していたそう。

10月12日の3時半頃、2階で寝ていた妹が人が争うような声を聞き、1階に下りたところ、不審な男と鉢合わせし、逃げた際に後ろから襲われたそうです。

2人の娘は2階のベランダから外に逃げ、3時45分頃に110番しました。

火災はその後、3時50分頃に発生し、焼け跡から井上盛司さん夫婦と見られるご遺体が発見されています。

現場となった場所など、事件詳細はこちら。↓

山梨県甲府市蓬沢火事|井上盛司さん自宅住所は?強盗殺人で犯人逃走中?
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山梨甲府火事犯人は19歳少年!顔画像や実名報道は?

この事件で、甲府市の19歳少年が出頭し、山梨県警は13日未明、井上さんの娘に対する傷害容疑で逮捕しました。

少年は、顔にやけどを負い、指を怪我していたとのこと。

県警は、現住建造物等放火事件として南甲府署に約80人態勢の捜査本部を設置し、捜査を進めているそうです。

犯人の顔画像や実名報道は?

現在19歳ということで、実名報道や顔画像の公表はされていません。

※少年法第61条では、氏名や年齢、職業など本人だと推知できるような記事、写真を新聞や出版物に掲載してはならないと定められているため。

こちらは、ネットで情報収集を続けて参りたいと思います。

ちなみに、少年は娘のお姉さんの知り合いだそうです。

また、姉は少年の存在が、”気がかりだった”と答えているようです。

ストーカーの末の犯行ということが考えられます。

※2021年10月22日追記

顔画像や実名が報道されました。

遠藤裕喜 19歳山梨甲府放火殺人https://matomedane.jp/page/88601

名前は、「遠藤裕喜」と言うようです。

報道では、生徒会長を務めていたとありましたが、以下の通り、山梨県甲府市にある中央高校で生徒会長だったことが判明しています。

遠藤裕喜 生徒会長 山梨県甲府市中央高校山梨県甲府市中央高校生徒会長の遠藤裕喜

ちなみに中央高校の偏差値は35となっています。

遠藤裕喜の生い立ちや家族については別記事にしていますので、こちらもご覧ください。↓

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量刑は?少年法の適用となるのか?

気になるのが、犯人の犯した罪によって、どのような刑が下るのかということ。

ざっと、以下の罪名が上がりますが…。

  • 窃盗(強盗)
  • 殺人
  • 傷害
  • 放火

現在、警察が調査を進めている、現住建造物等放火罪というのは、

  • 死刑
  • 無期懲役
  • 5年以上の有期懲役

と規定されており、現行法上殺人罪(刑法199条)と同等の法定刑を有する重罪とされています。

加えて、強盗や傷害なども加われば、「死刑」の可能性もあり得るのかもしれません。

犯人は19歳の少年ということで、少年法が適用されて減刑になるのでは?という意見もありました。

しかし、少年法51条1項によると、18歳~19歳の者は死刑が選択される可能性があります。

19歳の少年の場合

しかし、量刑を決めるにあたって、以下の3点がネックになるかと思います。

  1. 出頭していること
  2. 放火殺人の特殊性
  3. 少年の生い立ちや家庭環境

本人は、「出頭」しているということで、減刑などの処遇はありませんが、量刑判断で有利に斟酌されるのが通常とのこと。

自首と出頭の違い

犯罪や犯人が特定されていない場合は「自首」、特定されている場合は「出頭」となります。

自首は法律上の減刑事由になりますが、出頭はそういった決まりはありません。

しかし、出頭したという事実は、量刑判断で有利に斟酌されます。

また、放火殺人では、

  • 結果を重視するか(どのくらいの被害を与えたか)
  • 本人の内面を重視するか

裁く側の考え方一つで結論が変わってくるという特殊性があり、これまでの裁判でも大きなブレが生じているそうです。

また、殺人罪は重い罪ですが、未成年の場合は刑罰を科されるのか、教育的観点から更生の機会をあたえられるのかが慎重に判断されるそうです。

このとき、少年の生い立ちや家庭環境なども考慮されることもあるようなので、そういった点でも一概に「死刑」と決めることはできないようです。




ネットの声




まとめ

今回は、山梨県甲府市で発生した火事についてまとめました。

19歳の少年ということで、ギリギリ未成年で実名報道はありませんでしたね…。

少年はなぜこのような罪を犯してしまったのでしょうか。

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