東京オリンピックの新競技スケートボードの「パーク」で、日本代表として出場する岡本碧優(おかもとみすぐ)さん。
この新競技スケートボードでは、7月25日と26日に行われたストリートで、男子の堀米雄さんや西矢椛さんが金メダルを獲得し、日本選手の活躍が続いていますよね。
もう1つの種目のすり鉢状のコースで技を競うパークで現在世界ランキング1位の15歳岡本碧優さんは金メダル候補として注目を集めています!
そんな期待の選手岡本碧優さんについて、学歴や小学校の時の転校したエピソードなどを調査しまとめたので、ご紹介していきたいと思います!
岡本碧優(みすぐ) の学歴まとめ
岡本碧優さんの学歴は以下の通りです。
- 小学1年~6年生12月まで:愛知県高浜市立吉浜小学校
- 小学6年生12月:岐阜市立長森南小学校
- 中学校:岐阜市立長森南中学校
学歴と言ってもまだ15歳の中学生なんですよね。
もうオリンピック金メダル候補なんですよね…なんだか信じられないです。
中途半端な時期に小学校を転校していることについてはまた後ほど書いていきたいと思います。
岡本碧優(みすぐ) の小学校はどこ?
岡本 碧優(おかもと みすぐ )さんは、2006年6月22日生まれの現在15歳。
愛知県高浜市出身です。
小学校6年生の12月まで通っていた小学校は、「愛知県高浜市立吉浜小学校」です。
小学2年生のころ、兄の影響でスケートボードをはじめ、岡本碧優さんはスケートボードの道へ足を踏み入れます。
そして、小学生のうちから着実にキャリアを積んでいき五輪を意識するようになります。
岡本碧優おばあちゃんとの約束
高浜市で行われた「第35回少年の主張大会」で、6年生の岡本碧優さんは吉浜小学校の代表として参加。
この時に披露した主張は、「おばあちゃんとの約束」というもの。
岡本碧優さんのおばあ様は2018年3月に亡くなってしまったそうなのですが、その直前に「五輪で優勝する」ということをおばあさんと約束します。
当時オリンピックはまだまだ遠い目標だった岡本碧優さんですが、この約束は、
そうです。
おばあ様の峰子さんは、岡本碧優さんが練習に行くたびに心配していたようで、試合に出るようになるとその話を楽しみにしてくれていたんだそうです。
亡くなる4ヶ月前に病気にもかかわらず、応援にも来てくれていたそうです。
岡本碧優さんは、そんな祖母との約束を胸に頑張っているんですね!
そしてその後小学6年生にして、さらなるスキルアップのため12月に岐阜市へと引越しています。
小6で親元を離れコーチの実家に下宿
中途半端な時期での転校理由は、岐阜にいるコーチの元へ下宿するためです。
転校先の小学校は不明なのですが、おそらくは現在通っている中学と同じ「岐阜市立長森南小学校」である可能性が高いと思われます。
親元を離れ小6で単身下宿すると決断した下宿先は、業界では有名な笹岡コーチ一家の所でした。
- 父親:笹岡賢治(元全日本のジュニアチャンピオン)
- 長男:笹岡挙道(スケートスクール講師・代表)
- 次男:笹岡堅志(公認プロスケーター)
- 三男:笹岡健介(MKグループ所属、パーク種目の日本人第一人者)
総監督が父・賢治さん。
テクニックを授け、戦略面も担う3兄弟の長男である拳道さんがヘッドコーチ役。
トッププロである三男の笹岡健介さんは日本人で初めてX-GAMESのパーク種目に出場した選手。
岡本碧優さんの憧れのスケーターでもあります。(東京五輪には惜しくも落選)
笹岡家にプラス、ロサンゼルス在住でスノーボードの元トッププロ・高橋玲さん(43)が、多くの大会が行われる海外でのアテンドや通訳を担っています。
現地で最先端の情報を収集した上で戦略面でもアイデアを出しているそう。
そんな笹岡一家の元に岡本碧優さんは単身で乗り込み、笹岡挙道さんが講師を務める「TRIFORCE SKATEBOARD ACADEMY」に入会。
そして笹岡家の厳しい指導によって岡本碧優さんは一気に才能を開花し、瞬く間に世界トップのスケータへ。
笹岡コーチの岡本碧優さんについての印象はと言うと月に1回スクールに来ている子というだけの印象でした。
ですが、教えているうちに、本気になれば岡本碧優さんはいいところまで行くと感じたそうです。
さらに大技540を身につければ世界を目指せると思い、そのことを岡本碧優さんに話します。
岡本碧優さんも世界で活躍したいという夢があり、下宿することが決まりました。
「それなら今の甘い練習や教え方じゃ全然ダメだからもっとビシバシいくぞ!!」
と下宿が決まると指導法が厳しく変っていったそうです。
笹岡拳道さんは、岡本碧優さんと出会う前も出会ったあとも、沢山の子供たちを教えていますが、やる気を引き出すのに苦労しているらしく相手によって言葉や話し方を変えているんだそうです。
それでも教え子たちの活躍が何よりもうれしく、教え子が優勝したり、新しい技を習得できた時は自分のことのように感じるそうです。
小学生の時の主な戦績
岡本碧優さんの小学生時代の主な戦績です!
◼️2016年(小4)
AJSAプロツアー第1戦ADVANCECUP 準優勝
JSF(日本スケートボーディング連盟)パークスタイルエキスパートクラス 準優勝
2FIVE CROSS RX1 GAMESプロアマオープンクラス 優勝
◼️2017年(小5)
VANS PARKSERIES MEN’S CONTINENTAL CHAMPIONSHIO ASIA 優勝
FIRS WORLD ROLLER GAMES 22位
VANS PARKSERIES MEN’S PRO RPUR WORLD CHAMPIONSHIP,CHN 18位
第2回日本スケートボード選手権大会兼第18回アジア競技大会派遣選手権選考会 優勝
◼️2018年
スケートボード・パーク世界選手権 – 5位
凄いですね!!
小学四年生の頃から結果を残しています。
学業とスケートボードの両立は大変でしょうが…想像を絶する努力をしていたのでしょうね…!
岡本碧優(みすぐ) の中学校はどこ?
岡本碧優さんは2021年現在プロスケーターでありながら、現役の女子中学3年生でもあります。
そして岡本碧優さんが現在通っている中学校は、「岐阜市立長森南中学校」です。
ごく普通の市立中学校の生徒がオリンピックに出場、しかも金メダル候補なのだからすごい話ですよね。
実家から離れ、岐阜の長森南中学校で過ごす岡本碧優さん。
スケートボードから離れると普通の中学生で、休み時間には友達とバレーボールで遊んだり、楽しく過ごしているようです!
オリンピック前には、中学校の同級生や先生が書いた応援メッセージを貰っていました。
愛されていますね!(´∨`*)
同じ中学に通う生徒も誇らしいでしょうね!
中学生の時の主な戦績
岡本碧優さんの中学1年から3年での主な試合での戦績です。
◼️2019年(中1)
- 03月:日本オープンJSFパークスタイルコンテスト 優勝
- 05月:第3回日本スケートボード選手権大会 準優勝
- 06月:Road To X GAMES 優勝
- 06月:デュー・ツアー(ロングビーチ@アメリカ) 優勝
- 07月:ISO of Park Skateboarding Nanjing2019(南京[ナンジン]@中国) 優勝
- 08月:X GAMES Minneapolis(ミネアポリス,アメリカ) 優勝
- 09月:Park World Championship(サンパウロ@ブラジル) 優勝
- 11月:VANSパークシリーズ(アジア地区選手権) 優勝
- 11月:STUオープン(リオデジャネイロ@ブラジル) 優勝
デュー・ツアーでは岡本碧優さんの得意技でもある大技「540(ファイブフォーティ=1回転半)」を豪快に成功させ文句なしの優勝を飾ります。
VANSパークシリーズでは、空中で横向きに回転させたボードをつかむ難易度Eの「キックフリップインディグラブ」を決めて危なげなく優勝。
この時点でよほど大きな怪我やスランプでも起きない限り東京五輪2020出場はほぼ確実と言わていました。
しかも、岡本碧優さんは2019年シーズン負け無しの成績で世界ランク1位まで上り詰めます。
コロナ禍でモチベーション維持に苦労
ですが、意気揚々と五輪を迎えるはずがコロナ禍で1年延期になり、国際大会の中止も相次いでしまいます。
岡本碧優さんも、自身のモチベーション維持が大変だったそうです。
と、久しぶりの大会だった2020年5月の「デュー・ツアー」は3位となってしまいます。
十分すごい成績ではありますが基本優勝の岡本碧優さんからすると納得いかないのでしょうね。
ですが、現在世界ランク2位で岡本碧優さん最大のライバル、四十住(よそずみ)さくらさんが「540」を決めて優勝したことで、闘争心に火が付いたんだとか!
「悔しい気持ちを(レベルアップに)生かして、短い期間で頑張りたい」と意気込んでいます!
2人とも東京オリンピックに出場するので、そこの戦いも楽しみですね!
まとめ
今回はスケートボード、パーク代表の岡本碧優さんの学歴や戦績について調査しました。
小学生時代のエピソードは小学生とは思えないものばかりでしたね。
早くからオリンピックを視野に入れて練習し、単身親元を離れ下宿したりなど流石15歳でオリンピックに選ばれる人材なのだと納得しました!
現在世界ランキング1位、金メダル候補として注目されています。
いつも通りの結果を残せるよう頑張ってもらいたいだすね!
岡本碧優さんの活躍に期待です!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。