アマゾンプライムビデオで展開されている人気シリーズ、「バチェラー」。
待望の新シリーズであったシーズン4も最終回まで配信され、その展開が話題を呼んでいます!
しかし、人気シリーズに影を差すような炎上事件も起こっているようで……
参加者の一人である松本妃奈子さんの告発にバチェラー界隈が揺れています!
松本妃奈子がバチェラー4運営の実態を暴露!
松本妃奈子さんのTwitterなどでの暴露が話題になっています!
『自分から飛び込んで行ったんだから仕方ないんじゃない』と言う人もいました。
けれど、私が目にした現場は、想像していたリアリティショーの許容範囲をはるかに超えたものでした。
出演者の人権を軽視した制作の実態に気づきながら黙っていていいのだろうかと悩みに悩み抜き、Twitterで告発を始めました引用:デイリー新潮
一年以上に渡るバチェラーシーズン4のプロジェクトの中で、番組やスタッフに対する不信感を募らせていた松本さん。
本編が配信された際には松本さん本人が意図しない扱われ方をされてしまい、ファンからの非難などに晒されたこともあって、松本さんはいよいよ告発を開始したのです!
松本妃奈子のいじめや嫌がらせ問題まとめ
告発には、松本さんがバチェラー運営に対し「イジメを受けている」という内容や、バチェラーにおける人権的な問題の指摘などが含まれています。
具体的には以下のような内容です。
- 発言を切り取っての印象操作
- 本人確認をせずに動画を公開
- 運営が参加者を守ってくれない
- 心理カウンセリングに番組スタッフが同席
- 出番が少ない
- 運営からの削除依頼
- キービジュアルから削除
- 「お前の水着姿は水着じゃない」
- 自らリタイヤを申し出ていた
一つずつ見ていってみましょう。
①発言を切り取っての印象操作
バチェラー配信開幕に先駆けて公開された、出演女性の紹介動画。
松本さんの紹介動画では「こう見えて、日本でたぶん一番賢い」と衝撃のワードから開幕します。
また、動画内では「日本の結婚の不公平な制度が変わらない限り、私は結婚しないと決めている」といった発言も。
この動画の公開により松本さんは良くも悪くも注目を集めることになるのですが……
松本さんはこの動画の編集に「悪意がある」とTwitterでチクリ。
不満点は主に……
- 自分が日本で一番賢いわけがない
- 過去の参加者を名指しで批判しているような表現がされているが、批判しているのはあくまで番組全体のパッケージだけ
- 結婚制度に反対している旨を流すことでどうあっても自分が叩かれるような動画編集になっている
といったところ。
この中で二番目の点については、松本さんの発言から乖離した表現がなされているようにも思えます。
一方で「一番賢い」は実際に発言された内容、恐らく「冗談のようなものだった」という主張なのでしょうが、バチェラー側の扱いも同様の趣旨だったのではないでしょうか。
「結婚制度に反対している」ことも本当であり、松本さんが「叩かれる」と懸念している事象は正しく事実ではあるのです。
これらの事柄が「番組から言わされていた」ということでもない限り、そこまで不当な扱いのようには思えないのですが……
②本人確認をせずに動画を公開
そういった不本意な動画が本人確認もされていない状態で配信されていることにも松本さんは非難の声を挙げています。
動画が公開された影響で自身に対する誹謗中傷が行われていることに松本さんは苦言。
自分に対する批判ともとれるツイートを自分のアカウントで晒し、「人権はないのか」と叫ばれているのですね。
③運営が参加者を守ってくれない
バチェラー側から、事前に「参加者を守る」という旨の説明があったとのことですが……
松本さんはこういった誹謗中傷に対するバチェラー側からのケアは全くなかったと語られています。
これを機に松本さんは、制作側は「人権に配慮していない」といった批判をSNS上で展開した。
すると、すぐに「売名目的だろう」などといった誹謗中傷が殺到。
性的な脅迫メッセージまで送られてくるようになり、松本さんの精神は疲弊していくのだ。
だが、制作側からの心理ケアは「まったくなかった」と言う。引用:デイリー新潮
番組側が退所してくれないために、「ならば自分で成敗するしかない」と誹謗中傷に対して弁護士に相談するなどの行動を起こされているようですよ。
④心理カウンセリングに番組スタッフが同席
バチェラーは参加者のメンタルケアのために心理カウンセラーを用意しているのですが……
収録中の心理ケアもいい加減なものでした。日本にいる心理カウンセラーとZoomで面談する機会が設けられてはいたのですが、二人きりではなく、他のスタッフがZoom上で盗み聞いているのです
引用:デイリー新潮
その際に番組スタッフが同席していることについても松本さんは非難。
松本さんにとってバチェラースタッフはいわば「敵」のような存在であったため、そのスタッフが同席している場でのカウンセリングに怒りを隠せなかったようです。
⑤出番が少ない
収録中から収録語に至るまで、幾度に渡り番組とのいざこざがあった松本さん。
次第に本人や視聴者は、松本さんの本編内での出番も減っていったようで……
https://twitter.com/huckonaraft/status/1470564288901562369?s=20
松本妃奈子さんガチ推しだったから全然出番なくてほんとなんで??ってなってたけどまさかそういう裏事情あったとは…
— テトリ (@tetori030) December 11, 2021
松本さんがバチェラーを批判していることが出番の減少につながったと言われているんです。
ただ、参加者の出番に関しては見る人によって様々な見方があるようで……
バチェラー4の松本妃奈子さん、自分のシーンがないとか言ってるけど、たくさんあったやんけ!ワイの推しの坂入みずきさんのシーンなんて全然なかったぞ!( *`ω´) #バチェラー
— ホッシー◢|⁴⁶ (@hossy_nakkari) December 28, 2021
それぞれ推している人の出演量は物足りなくなってしまうものなのかもしれませんね。
⑥運営からの削除依頼
松本さんは度々バチェラー側からツイートの削除などを命じられることが度々あったようです。
番組に関わるツイートをした際に、5分後に削除要請が来ると語られており、「運営は参加者よりも番組を守ることに必死」と苦言を呈しています。
松本さんは制作側と収録時の内容を漏らさないという守秘義務契約を交わしており、リスクを冒して告発している。「勇気ある告発」と称賛の声があがる一方、YouTube番組まで起ち上げたため、売名目的を疑う声も根強い。
引用:デイリー新潮
バチェラー参加者は参加に際してバチェラー側と守秘義務契約を交わしています。
削除要請に関しては、守秘義務契約やその他契約に関する違反などがあったためかもしれません。
松本さんはやはりというか、削除要請にもあまり応じていないようで、削除指示があったことも暴露するなど徹底抗戦の構えです。
バチェラー側からすると、松本さんの行動による番組のイメージダウンは起こっているはず。
訴訟問題などに発展しなければいいのですが……
⑦キービジュアルから削除
バチェラー座談会のキービジュアルから松本さんの姿が消えていた!!
11月28日に放送された座談会、当時の配信段階で脱落していなかった松本さんの姿が何故かキービジュアルに存在せず……
松本さんはこのことに強くショックを受けたようです。
LINEで番組スタッフに不満を訴えた松本さんですが、番組スタッフからの返信は誠意のないものだったようで……
松本さんは「イジめられた」と号泣したそうです。
⑧「お前の水着姿は水着じゃない」
バチェラーに参加が決定した面々は、番組側からの演出指導などを受けていたようです。
実際、リアルにやっているところはやっています。例えば、今回は収録現場に着くまで“バチェラー”が誰だか明かされていない設定でしたが、本当にそうでした。でも、ちょいちょい制作側の“お願い”が入っていくのです。女の子同士でおしゃべりしているシーンを撮っていても、スタッフがつかつかとやってきて『あの子の話をしてみたら』と
引用:デイリー新潮
恋愛リアリティ番組の肩書を冠しながら、番組側の介入を受けることにオーディションを受けていた頃から不満を抱いていた松本さん。
特に運営に不信感を抱くに至った出来事は、自身の容姿に関わる執拗な言及だったんです。
松本さんは渡航前から、制作側に対する不信感を持っていた。1年もの間、定期的に打ち合わせをする度に「体型の状況」について聞かれ、「痩せたほうがいい」と言われ続けてきたからだ。スタッフから笑顔で「お前の水着姿は水着じゃない」とも言われたこともあったという。
引用:デイリー新潮
社会学者であり女性の権利問題に関する活動を行う松本さんにとって、「容姿の綺麗な女性を画に並べたい」とする番組の趣旨はそもそも受け入れがたいもの。
ルッキズムに繋がる、人権的な問題とも考えられるこういったスタッフからの言動に、松本さんは不満を抱いていたんですね。
⑨自らリタイヤを申し出ていた
今回のバチェラーの本編内では、バチェラーと参加者がキスをし、一夜を共にするといった展開がありました。
以前までのシリーズではなかった展開、女性たちの疑心暗鬼を呼び撮影が中断、パニックになり自らリタイヤを申し出た参加者も登場など現場は大混乱だったそうです。
キスやお泊りなどがあることは、参加者は事前に聞かされていなかったと言い、大量のスタッフの前で女性が誘いを断ることはできないだろうと松本さんは語られています。
実際、松本さん自身が、お泊まりやキスなどの性的行為をするよう求められたわけではないという。
だが、この騒動で彼女は「このような出演者の人権を軽んじた現場にこれ以上いられない」とプロデューサーに帰国すると訴え出た。
ところが、ロケに入る前から「旅を続けない権利もある」と言われていたにもかかわらず、いざ帰ろうとすると強く慰留されたという。引用:デイリー新潮
衝撃の出来事をきっかけに松本さんは帰国を申し出たんですね。
しかし事前の説明とは裏腹に松本さんはスタッフから強く慰留されてしまったのだそう。
振り切って帰ろうと思っても、交通手段のないリゾート地なので飛び出せない。
ヴィラのスタッフに車を呼んでほしいとお願いしても聞いてくれないのです。
パスポートは『管理するため』スタッフに預けられており、なかば“人質”に取られているような状況でした。
結局、プロデューサーと長い話し合いを経て、私は旅を継続することになりました引用:デイリー新潮
松本さんの話を聞く限り、まるで監禁されているかのよう。
結局、松本さんはエピソード5でバチェラーから選ばれずに脱落、という形で帰国することになったのでした。
松本妃奈子と運営側の今後は?
松本さんは配信終了後、自身に対する批判などを受けて「日本にはいられない」と海外に発たれたそう。
大きな傷を負ってしまったようですが、一方で松本さんがバチェラーシリーズに対して与えた傷も大きかったことでしょう。
松本さん自身も軽く触れられていたことですが、松本さんはそもそもジェンダーの観点からバチェラーという番組に対して批判的な感情を持っており、
「現制度下では結婚しない」と明言しているなどバチェラーという番組にそぐわない存在でした。
なのに番組に参加した理由は、いわば「社会勉強」ぐらいの軽いもので、名前を売ることに本気の周りの参加者との熱量に驚いたりもしたそう。
そんな独特な立場の松本さんを面白く思い、番組側もオーディションに合格させたのかもしれませんが……
https://twitter.com/kinacokoco/status/1475907089843507200?s=20
松本さんは恐らく番組の趣旨に沿った行動言動をあまりとらなかったのでしょう、収録中からのスタッフとの衝突もあったようです。
番組側の非も恐らく多かったのだと思いますが、番組側からしても松本さんに対して「話が違う」と言いたいこともあったはず。
番組が出演者を守ってくれない、という松本さんの主張も、守秘義務契約の件など松本さんが守るべきものを守っていなかったという側面があったのかもしれません。
片方の言い分を鵜呑みにできるような件ではないように思えます。
非常に攻撃的な言動を見せている松本さんに対し、バチェラー側は今のところ沈黙の構えの様子。
@tos バチェラー4参加者の松本妃奈子さんに晒されたユーザー達の所に他のユーザー達が糾弾リプや引用を送るのは倫理的にもリテラシーとしても許されるのですか。本人達はそんなつもりはなくても集団攻撃になってます。下手な擁護が松本さんの立場を悪くするとは考えないのですか。印象最悪です。
— Link(人類) (@Link_joker) December 28, 2021
松本さんに同調し、暴徒化している人たちも出ているようで、バチェラーの続編の制作に影響が出ないか心配です。
まとめ
今回は松本妃奈子さんとバチェラーとの対立による問題を紹介しました。
バチェラースタッフに何かしらの問題があったのは明白ですから、今回の件を教訓により良い番組作りをできるようになればいいですよね。