2016年リオデジャネイロオリンピック柔道73kg級で金メダルを獲得した大野将平選手。
東京オリンピックでの金も期待されるスター選手です。
大学時代にその名を轟かせ一躍スターダムに…と思いきやその大学時代にある不祥事を起こしていたのです。
大野将平選手が起こした不祥事とは?
大野将平選手の性格は短気でキレやすい?
など調査していきたいと思います!
大野将平の大学時代の不祥事まとめ!
大野将平選手は柔道の名門、奈良の天理大学に進学します。
大学では一気にその才能を開花させ、
- 1年フランスジュニア国際で優勝
- 2年世界ジュニア優勝
- ワールドカップ・オーバーヴァルト優勝
- 3年グランドスラム東京優勝
- 4年世界選手権の代表選出
など、大学に入り怒涛の快進撃を見せました。
もともと高いポテンシャルがあったものの活かせず燻っていた大野将平選手は、天理大学の練習スタイルや環境があっていたのかもしれないですね。
ですがそんな順風満帆な大学時代、大野将平選手が主将をしていた当時、4年生の部員が下級生へ暴力を振るったとして大きな問題に。
その不祥事について詳しく調査してみました。
大学時代の暴力事件
天理大学柔道部で後輩に対して集団ビンタをするという暴行が発覚。
はじめの事件の調査では、大野将平選手は暴行をしたメンバーには含まれていませんでしたが、再調査が行われてから大野将平選手の暴行も明らかになりました。
天理大学は会見で、
大野将平選手を含む4年生5人と2年生5人、1年生2人が1年生部員数人に対して平手打ちや足蹴を行い、大野将平選手は1年生部員に対して2回平手打ちの暴力を振るった。
と発表。
この事件は、大野将平選手が世界選手権で優勝をした後の事件でした。
当初は大野将平選手は「居合わせた」だけと主張しましたが、実際は手を挙げてしまったようですね。
大野将平選手は
「今回の件につきまして全柔連が暴力行為を排除していく中で、自分がたたいたということは誠に申し訳なく、心から反省しています。これからは成人した社会人となるように出直してやっていきたいと思います」
と学校を通じて謝罪のコメントを出しました。
この時、大野将平選手に対しかなりのバッシングがあったのを覚えています。
柔道の大野将平、過去の暴力事件の首謀者が、「礼儀を重んじて」とか「武士道」とか笑わせるんだけど。負け=死 ってコメントもあまりにも幼稚な発想。不謹慎だろ。
いいね、男は。性犯罪もそうだけど暴力事件起こしてもうやむやにされて無かったことにしてもらえる特権があって。#news23
— 啓🏳️⚧️💐 (@time_graffiti) August 27, 2019
天理大学柔道部の暴力事件、主将の大野将平は暴行に関わっていないと言ってるみたいだが怪しいな!いくら学生とはいえもう大人なんだし、すべてが暴かれる前にきちんと説明して金メダルは返上するべき!!
— okawaridan (@okawaridano) September 5, 2013
重い処分が下る
この事件での大野将平選手への処分は重く
- 停学及び主将の解任
- 強化指定選手取り消し
- 全日本柔道連盟から登録停止処分
などの、一時公式試合から追われることになりました。
ちなみにこの時、大野将平選手逮捕 という噂が出ましたがそれは完全にデマですね。
そんな停学中もTwittirの更新を欠かさず行っていたのですが、全日本学生柔道連盟の会長がTwitterを規制することまでしたそうです。
この時は大野将平選手は「柔道を辞めたい」とつぶやいたこともあるとか。
謹慎処分中は山口の実家へ天理大の柔道部の数人とやってきて泊まり、
震災で被害にあった福島でボランティア活動をしたりと自分自身を見つめ直し、かつて通ったスポーツ団に来る子供に稽古を付けていたそうです。
だんだんと柔道熱も上がり、恩師には
と告げ、その後五輪金メダルまで到達しました。
当時インターネット上での中傷は止まず、母親からはかなり心配されるほど落ち込んだという大野将平選手。
ですが、その後オリンピックで金メダルを取るのは流石ですね。
大野選手が自ら十字架を背負っていた
これで一件落着かに見えたこの暴行騒動。
実はこれには裏がありました。
実は、
形だったのです。
そもそも暴行事件は、大野選手が世界選手権の合宿に行って不在のときに起きたそうです。
アリバイのある大野選手がなぜ、加害者となってしまったのか。
それは、同級生たちの将来のためでした。
すでに、同級生たちは警察官や教員など内定を貰っている状態だったそう。
これが表沙汰になれば同級生たちの将来が危ない。
でも、大野選手が罪を背負うことで、彼らを守ることができる。
そのような経緯で、大野選手がやってもないのに、事件の加害者であることを事実として発表することになってしまったのでした。
同級生たちが「教員とか警察官の内定を貰(もら)っているやつらの就職がヤバいらしい」と言っているのを耳にして、真実を飲み込むというか、「これで叩かれるんなら、もういいや」と思ったんです。なるようにしかならないだろう、と。
引用元:フライデー
当時は、彼でも悔しくて泣いたそうです。
泣きましたし、恨みじゃないですが、「俺に十字架を背負わすのか? これが大人のやり方か!」と思いましたよ。一時は引退も考えました。
ですが、彼はこの事件が糧になって、精神的な強さに変わっていったとも語っています。
精神的にも本当に大人ですよね。
私が同じ立場に立たされた時、大野選手と同じような対応ができるかは…ちょっと自信がないですね。
大野将平の性格はとても温厚!
大野将平選手は、強面な見た目や大学時代の暴力事件と言うイメージから
「短気でキレやすい」
と思われがちです。
大野将平強いってか怖い
— がるもね (@GalmONE_) September 1, 2019
大野将平って暴行(容認)を隠ぺいした奴だよね。凄い結果を出したけど嘆かわしいし嫌い。内柴といい・・・健全な精神は健全な肉体に宿るとは限らないし、健全を通り越した強靭な肉体の人の中には邪悪な精神の人も少なくないよね。
— 泣いたセリルラ (@cryserirura) August 9, 2016
ですが、調査をしていると全く違う性格が見えてきました。
ストイックで責任感が強い
大野将平選手は、リオデジャネイロオリンピック前のインタビューで「最低でも金」と、発言。
発言だけ見るとただの強気な選手と見られがちですが、大野将平選手は、このような強気な発言をすることで自分の気持ちを高めるストイックな選手なんだそうです。
実際にこの言葉通りにリオデジャネイロオリンピックでは金メダルを獲得!
天理大学時代の不祥事もあり、恩師にもう一度世界を目指すと宣言した自分の言葉に責任を持ちたいと考える人一倍責任感が強い性格なんだと思います。
オープンな性格
柔道では「ストイック」「責任感が強い」大野将平選手ですが、基本的にはオープンでざっくばらんな性格でもあるそうです。
Hanako本誌の人気連載「LOCKER ROOM」で大野将平選手が取り上げられた時。
インタビュアの質問に対し、競技に関する話はもちろん、プライベートな話題でもざっくばらんに、ユーモアを交えながら話してくれたそうです。
大野将平選手は香りについてこだわりが強いらしくこだわりの香りの話ではいっそう饒舌になり、
「匂いにはかなり敏感なので、女性のシャンプーの香りなんかも気になります(笑)」
とハニかんでいたそうです。
畳の上での鬼気迫る雰囲気とは異なり、チャーミングでオープンで柔らかな物腰が印象的だったそうです。
大野将平選手はギャップがあるタイプですね!
まとめ
今回は、柔道の大野将平選手について調査してみました。
大学時代の不祥事は、当時大野将平選手が有名になっていたこともあり、かなり重い処分が下されました。
ですが、事件の真相を見ていくと、彼のとても真面目で心の優しい方だったということがわかりましたね。
大野将平選手の性格はざっくばらんでオープン、それでいてストイックで真面目な性格。
今後の活躍も期待したいですね。
最後まで読んでいただきありがとう御座いました。